おいしい浮世絵展に行ってきた
先にきもの展にいったからか、描かれる絵の食べ物より先に女性の衣服に目がいく。
着物がカラフルで可愛いなあと思いながら、食べ物を確認。
浮世絵の食べ物を注視してこなかったからか、こんなに描かれていたのかと驚いた。
食べ物を入れている器もカラフルで可愛いものが多い。
特に驚いたのが白玉。
赤の斑点入りや黄色く色付けていた。
そして料理だけでなく、江戸の名店を描いていた絵も飾られていた。
料理屋の店構えや名物などが役者と一緒に描かれていて謎解き要素もある『東都高名会席尽』。
謎解き要素があるのが面白い。
現在の広告とかCMみたいなものだったのだろう。
50点ほどあって残念ながら全部は飾られていなかった。
ただ所有している『味の素 食の文化センター』のホームページで見ることができるみたいなので、後で全部を確認しようと思う。
旅番組とかで江戸創業のお店とか良く出てくるし、江戸時代ってやっぱり充実してたんだと再確認した気分だった。
後は歌川広重と葛飾北斎が描いた魚の絵。
上手い。出版されたってことなので、版画だよね。内心で確認。鱗とか細かすぎる。
絵と絵の間にレシピも出てくるし、見ているだけでお腹がすいた。
音声ガイドのナイツのお二人も面白かった。
画像は我慢できなくて帰りに食べた『Cafe THE SUN』の『鰹の鱠御膳 白玉付き』。
思いの外酢が強かったけれど、美味しかった。
今も図録を確認しながら書いているが、やっぱりお腹がすいた。
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