最近の記事

The UKIYO-E 2020に行ってきた感想

2020/09/05に東京美術館で開催中の「The UKIYO-E 2020 日本三大浮世絵コレクション展」に行ってきた。 その名の通り、ものすごい量の絵の数々だった。 全て見終わった後の満足感、満腹感が半端なく感じられた。 知らなかった作者、見たこともない絵も多かった。 人数制限されていることもあり、ゆっくり見れたことも満足感に繋がったのだろう。 最後の方は足が疲れてしまったこともあり、前半ほどゆっくり見なかったのだが、それでも全部を通して2時間を越えた。 今回、初め

    • おいしい浮世絵展に行ってきた

      先にきもの展にいったからか、描かれる絵の食べ物より先に女性の衣服に目がいく。 着物がカラフルで可愛いなあと思いながら、食べ物を確認。 浮世絵の食べ物を注視してこなかったからか、こんなに描かれていたのかと驚いた。 食べ物を入れている器もカラフルで可愛いものが多い。 特に驚いたのが白玉。 赤の斑点入りや黄色く色付けていた。 そして料理だけでなく、江戸の名店を描いていた絵も飾られていた。 料理屋の店構えや名物などが役者と一緒に描かれていて謎解き要素もある『東都高名会席尽』。 謎

      • きもの展に行った感想

        2020年7月5日 初めてこんなにまじまじと着物を見たかもしれない。 着物は絵を纏うというのを理解した。 いや、成人式の着物は一応作ったし、気に入っているけれども、普段着として着用しないので、実感がなかった。 そして初めて知ったことが多かった。 帯の幅が年代によって違うこと。 友禅染が贅沢禁止令によって生まれたこと。 着物の柄が気に入っていたのか、端切れを屏風に仕立てられていたものがあったこと。 町火消の半纏の裏地が派手だということ。 あんなに派手だと思わなかった。 私

        • ロンドンナショナルギャラリー展行った感想

          2020年7月4日 ずっと行けていなかった美術館にやっと行けた。 まず、上野駅の出口で驚く。ニュースで工事が完了したとやっていたが、出口が変わっただけで、行きやすさが違った。横断歩道が無いから余計にそう感じたのかもしれない。 入口は時間指定券を持っている人とそうではない人と別れて並んだ。そして、展示会場への入場も少しずつ人を入れることで、入口で人が固まらないように配慮がされていた。 さて私の番だ。久しぶりに生の絵画に触れたことだけで、少し感動した。 ここからは絵画の