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フィルムとスマホの画像を比べてみた その2

前回不手際があったので、比較をもう少し他の画像でもしてみます。
撮影からnoteに書くまでタイムラグがあるので、同じ場所でスマホとハーフカメラの両方で撮ってました。

スマホ画像
PenEEで撮影後現像しCD−R焼き込み



スマホ画像
PenEEで撮影後現像しCD−R焼き込み
スマホ画像


PenEEで撮影後現像しCD−R焼き込み
スマホ画像
PenEEで撮影後現像しCD−R焼き込み
スマホ画像
PenEEで撮影後現像しCD−R焼き込み

私自身こうして改めて比較してみて、発見があって興味深いです。

まずスマホ(私はiphoneSE3)のカメラ性能が高く、往年のカメラと遜色はないですね。
また、ネガのラチュードよりもデジタル受光素子の方が受光レンジが広くフィルムで空が白く飛ぶような場面でもデジタルは表情を撮っています。 

一方で
現代のスマホと遜色のない60年前のハーフカメラのオリンパスPenEEの写りの良さには驚きます。
またフィルム性能の高さにも驚きます。デジタルに負けない彩度を再現している。
ハーフよりももっと後の全盛期のカメラを使えば、フィルムでもデジタルと互角の写真は今でも十分に撮れます。
ハーフの粒状感を生かした写真ももちろん価値はあります。

二つを並べて比較すると、
第一印象として「大差はない」です。
もちろん細かく見れば違いはあります。でもそれはデジタル画像を編集で変更する以上かといえばそこまでとは言えない。

違いとして一番感じるところは「湿度」感と「ぬめり」感。
フィルムの方がしっとり、じっとり湿気を帯びた感覚がある。
スマホの方が乾いて軽い感じがする。
これは撮る対象によってはプラスに働く。

もう一つのぬめり感
これは説明するのが難しいけれど、35mmフィルムなどの小さめのフォーマットの写真を大きく伸ばした時に生じる独特のぬるっとした感触。
この感覚は写真をプリントしている時に結構気になる感触なのです。
もっともこれは画家ゆえのかなり主観的な感覚なので気にならないという人も多いと思います。
これはデジタルでも起こる現象であるけれど、今は画素数が高くなってスマホでもフィルムを凌駕するようになって、あまり感じることはないです。
この点ではデジタルの方に利がありそう。

ということで、結論としては撮影している時のカメラの操作感とか気分とかの差異が一番大きいのかもしれません。

ちょっと残念な気もしますが。

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