昔Twitterにフリートという機能があり投稿が24時間で消えてしまうので他愛もないことを呟くのに最適だったのだが、今はない。 つまり何が言いたいかというとそういう場所が欲しいけど今無いな~って…。Twitterのアカウントは仕事が絡むからそんなに適当なことを呟けないというか、ある程度は内容をコントロールしようと思ってやっているわけで…。はぁ~。 私は今北の国からフルリモートワークをしており、基本的に家族以外の人と会うことがない。 この状況は編集者的にはとてもよろしくないと
先日、昆虫大学非公式後夜祭(だったかな?)というTwitterのスペースを聞いていると、「虫に興味がない人にいかに伝えるかが課題で…」というお話が聞こえた。 虫好きに限らず、生物好きならば昨今の土地改変や気候変動により生物の生息が脅かされている、だから多くの人にまず興味を持ってもらうことが必要だ…というようなことを考えるだろう。自然科学において、「興味のない人に興味をもってもらう」の緊急度や切迫度が高いのは生物ならではなのかもしれない。 しかし、「◯◯に興味がない」という
いやー良かった…昆虫大学…なんか…なんだろう…この気持ちは何!? ※昆虫大学とは↓ 2018年の昆虫大学をレポした記事 コロナの影響で実に4年ぶりの開催。私はその間、産休→育休を経て北の国へ引越ししてしまい、2年ほどまともに大勢の人と会話していない。それもあってか、なんだろう…ホーム感? 戻ってきた…!生きて、やっと、また会えたね…!みたいな。乗り越えたね…!みたいな晴れやかな嬉しい気持ちに勝手になった。 前回は裏方に入り開催前から関わらせてもらった。が、今回は仕事も入
今回は、書籍『生きもの毛事典』を企画する動機ともなった、私の学生時代の「トビケラとガは毛と鱗粉で見分けるの!?」事件について書こうと思う。 虫をひたすら分けるアルバイト 大学院修士課程の学生だったとき、いろんな種類の虫を仲間ごとに分けていくアルバイトをやったことがある。具体的には、虫のアルコール漬けサンプルをどばっとシャーレに取り出し、ひたすら目視(と顕微鏡)でチョウ、ハエ、ハチ、トビケラ、カワゲラ、…といった具合にピンセットで小瓶に分けていくのである。 なかなかマニア
企画担当した書籍『生きもの毛事典』が、6月8日に発売になる。 もっともっとPRしなければならない! しかし、もはや発売直前。それでもやれることは…? 生物系編集者(私)が、少しでも担当書籍のPRになればと、生きものの話に脱線しつつ制作過程を書き連ねていきます。 そもそもなぜこの本を企画したか? 私は出版社で編集者をしている。マニアックな生物(イモムシとかハエトリグモとかウニとか)の図鑑や専門書を扱うことが多いだが、かねてからマニアックな生物も含めた生きもの全体のおもしろい
水木しげる作の漫画『猫楠』(ねこぐす)。 いや『猫楠』(ねこぐす)に限らず、水木しげるの背景や自然の書き込みがスゲー!って言いたかっただけなんですが、どうやら他にもそう思っている人はいっぱいいるようですね。 私は生き物が好きだし自然が好きなんだけど、それは好きっていうよりも緻密にできているのがおもしろいからなのかなーと考えることがある。東京の街並みも細かくてすごいなあと思うけど、木や草が生えている森や河原なんかの自然のは風や波でゆらゆら動いているし、葉ひとつ手にとって拡大
ジョージ秋山作の漫画『銭ゲバ』がなぜかamazonで無料だったので読んだ。すごいおもしろかった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜! ※以下いきなりストーリーまとめ&もろネタバレです 金がなく病気の母が死に、それをきっかけに金を得るために邪魔な人間を殺し、会社を乗っ取り、自社の引き起こす公害とそれに対する批判を無視し、政治家にまでなった風太郎。 しかし「人間の幸福について」という文章の執筆を頼まれ、ごくごく平凡に働き家庭を作り信頼しあう風景を思い浮かべたあと、自分のこれまでやって
だめだ…書けない。いろいろ書きたいことがあるけど、かれこれ2週間ほど以下の循環に陥っていた。 **いろいろ書きたいネタがある、まずはnoteに「最初の記事」を書かねば → 書いてみる → まとまらない → 「最初の記事」は編集部も見るらしいしちゃんと書かなくっちゃ! → スタートに戻る ** これが続いている!そう!わたしは失敗を恐れるあまり文章を書いては消し書いては消ししてしまう!編集者なのに!(あ、そう私編集の仕事をしています。図鑑とか生物に関係する本をつくっています