手帳類収集家の1年と創作のこと

今年は手帳類プロジェクトにとってできすぎな1年でした。
ピークになってしまうんじゃないかと心配です。
反響が多かったなあと、取材やメディア掲載をまとめていましたらこんな数に……。
(よかったらひとつぐらいリンクを見てくださいませ! つづきの文章は一覧のあとにあります)

Fm yokohama / Lucky me「手帳類収集家の志良堂 正史さん!」
AbemaTV 他人の手帳集め”に幸福を感じる人を取材|AbemaPrime
リサイクル通信 リユース探偵(紙媒体)
哈果兔 发现自己被研究有点毛毛的…… 手册收藏家 (中国語)
J-WAVE / RADIO DONUTS ギャラリー「ピカレスク」代表・松岡詩美
(手帳展について語っていただいています)
IRORIO 思考の原型がみえる…「手帳類収集家」が使用済み手帳を集める理由
togetter 手帳類 -誰かに見せるつもりじゃなかった記録たち-
Suzie 手帳の数だけ人生がある!手帳コレクターが語る手帳鑑賞のススメ
SPICE(スパイス) 実際に人が使った手帳を閲覧できる『手帳展』とは? 謎多き展覧会へ潜入レポート


ROADSIDERS’ weekly / 手帳類収集プロジェクト――名もなき誰かの記録を読み解く
(都築響一さんの有料メルマガ)

文字通り仕事の合間を縫って、スケジューリングしました。取材のあとに仕事に行ったり仕事が終わってから取材を受けたり。没になった取材や企画もけっこうあります。特にテレビは3件話をいただいて全部ボツになりました。これは辛かったです。広島の両親にも見てもらおうと思っていたのですが……!

とはいえ、これまでの個人で作ってきたゲームや友人と一緒にやったアート活動などよりも圧倒的に反応が多くて、メディアに載る(ネット中心ではありますが)とはこうなっていくのかという体験がありました。メディアがメディアを呼び、連鎖しているという感覚がありました。

様々なメディアがさまざまな角度から取り上げることで、さまざまな人々の目に触れるチャンスが生まれる。分かりきっている。でも、たとえば個人でゲームを作ったぐらいじゃここまで取り上げてもらえるイメージが浮かばない。とはいえ、広めたいのなら、多くの人に伝えたいのなら、たくさんの人=メディアにとりあげてもらわないといけない。

個人ですから、広告費は多く取れませんし、営業の時間も労力もそうそうとれない(営業をしろというおしかりもうけました)。ならば、向こうから来てもらうために何かしかけなければならない。手帳類は珍しさもあってそれを満たしていたけど、他の活動でも同じようにできるのか。来てもらえるのか。どう作りたいものを見定め、触媒・引力を仕込んでおくのか。

ああもう。創作活動へのハードルがあがった1年でした。来年は手帳類以外もやるよ!ゲームも出したいし、メディア芸術祭にも何か応募してみたい!

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