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撮影会マナー

大撮の一場面。
 
とあるジジイカメラマンに『邪魔だ』と怒鳴られ、そのジジイのレンズの先を追うと、明らかに水着モデルのヒップを捉えてる。こういうヤツがいるので、撮影会マナーというモノが存在する。

大撮とか好き勝手にやっているイメージあるけどマナーには厳しい。

特に私が参加してるのは、スタッフ・カメラマンともに歳上が多いつまりジジイばっかなのでアカンことはアカンときっちり言うし、その点では学びも得た。ただ言う機会が多い分だけマナー違反をするヤツも多く、いたちごっこ的なトコはある。

前列から動くときは声を掛けて後列のカメラにフレームインしないよう気をつけるとか、モデルが無防備な状態でのバックショットを撮らないとか、基本的なことではあるが、基本的なことほど現場で体に叩き込まなければならない。

ただ、マナーがシビアすぎるデメリットとして、こんなこともあった。

舞台でたまたま観た女優さんがモデルとして来ていて、凄く良いお芝居だったので撮影会終了後に一言挨拶をしたら『時間ですから』とスタッフがカットインしてきた。

これは味気なさ過ぎる。モデルさんはマネキンではないし、モデルさんをリスペクトしてるからこそ、そこそこコミュニケーションも取りたい。そこのラインをどこで引くかを見極める努力はまんま撮影会の質に繋がるのではと思う。

この経験もろもろは私が色んな所で遊ぶにあたり、ファンとしての適切な距離感を測る上でとても役に立っている。カメラからスタートして良かったな~と思って止まない。

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