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上摩県資料集

上摩県の資料集置き場
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上摩県(うわまけん)は、日前(*1)の東陸地方(*2)に位置する県。県庁所在地は幡岡市。

[注1]日前…「にぜん」または「にっせん」。上摩県と東陸地方が属する議会制民主主義国家。首都は新京、第二都市は洲阪。弧状列島により構成される島国で、山がちな地形。国民の大半を日前人が占め、事実上の公用語は日前語。人口約1億3000万人を擁する。
[注2]東陸地方…「とうりくちほう」。本州日前海側に位置する地方で、最大都市は福崎県(*3)福崎市(ふくさき、市域135万人)。太東洋側に比べて工業化が遅れ、人口が少ない。福崎へのブロック単位での一極集中が進んでいるが、福崎から首都新京への流出も甚だしい。「北東陸」と「南東陸」に大分され、福崎は北東陸に位置し、上摩は南東陸に位置する。北東陸の方が人口が多い。

国:日前
地方:東陸地方
団体コード:-
面積:----.--k㎡
総人口:1,204,833人(推計人口、2023年5月1日)
人口密度:---人/k㎡
隣接都道府県:尾野県(*4)、磐江県(*5)、松橋県(*6)

上摩県章(1965年12月20日制定)
上摩県旗(1966年2月19日制定)


県の木:
県の花:
県の鳥:
県の歌:
●上摩県庁
知事:上田 明人(うえだ あきひと)(*7)
所在地:〒--------
    上摩県幡岡市杜城町二丁目2番1号

[注3]福崎県…「ふくさきけん」。東陸地方北部に位置する人口232万人の県。県庁所在地は福崎市(市域135万人)。東陸地方の最大都市かつブロック中心都市、唯一の政令指定都市である福崎を擁する。
[注4]尾野県…「おのけん」。東陸地方の最南/西端に属し、上摩県の南隣に位置する人口76万人の県。県庁所在地は尾野市(市域24万人)。令制国における「方前国(ほうぜんのくに)」にほぼ相当する。県北部の相賀(そうか)地域はかつて上摩県福本地域と同じ福本藩領であったことから、方言や文化が似通っている。相賀地域と福本地域は、県境を越えた生活圏を共有している。
[注5]磐江県…「いわえけん」。南東陸の北に位置し、上摩県の北東に隣接する人口110万人の県。県庁所在地は豊倉市(とよくら、市域29万人)。令制国では「彼勢国(ひせのくに)」に相当する。南東陸に区分されるが、隣県の福崎に対する志向が強い。
[注6]松橋県…「まつはしけん」。上摩県の南東に接する県で、険しい明那山地を県境にする。人口164万人、県庁所在地は松橋市(市域35万人)。陽東地方に属しており上摩県との直接の交流は薄いものの、近年では山脈を貫く陽東東陸道の開通により所要時間は大きく短縮された。
[注7]上田明人…「うえだあきひと」。1968年生、55歳。第20代上摩県知事。上摩県上形市出身。県立幡岡高、新京大経済学部卒。総務省職員、上摩県副知事を経て2020年県知事選にて当選。現在1期目。上形市を含む安貫地域出身の知事としては上田が初。

気候

日前海側気候に属し、県内全域が豪雪地帯に指定されている。とりわけ安貫地域、南入地域の山間部(前町市、上形市、関手町、向場町、沓山村)は全国屈指の積雪量であり、特別豪雪地帯に指定されている。
沿岸部の幡岡市や弘橋市、浅塩・甲福地域は温和で積雪量が比較的少ない。
日前海に突き出した高気半島は季節風の影響を受けやすく、夏はやや涼しく、冬も雪は少なめである。

地形

高気地方は日前海に向かい北西方向に突き出した半島(高気半島)であり、丘陵状のなだらかな山地が広がる。幡岡湾側に若干下降する背斜構造であり、水部湾側では沈水海岸が見られる。水部湾には土喜島(とぎしま)、小井島(こいしま)がある。北東に面する海岸線は砂浜海岸(梁ヶ浜(はりがはま))となっている。
県中地方は南東部に明那山地(あかなさんち)が発達し、県内最高峰の縁ヶ岳(ふちがたけ、1,622m)が聳える。明那山地最高峰は磐江県の石山(せきざん、2,680m)。明那山地から北西に流れる河川によって形成された沖積平野の上摩平野が、その北部には複数の中小河川によって形成された弘橋平野が広がる。井川(いかわ)は明那山地を水源にして上形、前町の両盆地を経由して日前海に注ぐ一級河川で、上摩県最大の川である。入沢川(いりさわがわ)は沓山村から発して日前海に注ぐ一級河川である。岡川(おかがわ)、意良川(いらがわ)はいずれも二級河川である。
県中地方の海岸部は単調な砂浜海岸である。県南の浅塩地域には沈水海岸の浅塩海岸(せんえんかいがん)が続き、複雑な海岸線を示す。

地域区分

県内は大きく3分され、県北(北弘・高気)、県中(中幡・南入・安貫)、県南(甲福・浅塩)に分けられる。
上摩県庁では7地域区分のもと地方行政局を設置して出先機関を統括している(以下に示す)。◎は行政局所在地。
中幡地方行政局(ちゅうばん、416,078)
 ◎幡岡市、平座市、小賀川市、平善寺町、鐘居町
北弘地方行政局(ほっこう、176,727)
 ◎弘橋市、附田町、八根町、北うわま町
南入地方行政局(なんにゅう、102,218)
 ◎入沢市、向場町、沓山村
安貫地方行政局(あぬき、100,640)
 ◎前町市、上形市、関手町
高水地方行政局(こうすい、95,497)
 ◎水部市、高気市、峰地町、庄次町、安郷町
甲福地方行政局(かんぷく、240,175)
 ◎福本市、切津町、並中町
浅塩地方行政局(せんえん、73,498)
 ◎塩辺市、三荘市、南浅用町、能浦町、下度町
行政運営の効率化の観点から、現在7ある地方行政局を3区分へ再編する案も出ているが、非行政局所在地となる市からの反発もあり、実現していない。
気象庁の天気予報では、一次細分区分として「県北・県中・県南」、二次細分区分として「高気・北弘・県中西部・県中東部・県南」と区分される。

自治体は12市8郡15町1村が存在する。北上摩郡八根町、東高気郡北うわま町、甲沢郡切津町及び浅用郡南浅用町は「ちょう」と読み、それ以外の町は「まち」と読む。上摩県内では一部地域(県南)を除いて大字の下に「組地(*8)」という住所表記が使用されている(前町市、向場町、及び北うわま町柏崎地区を除く)。これは明治時代に行われた土地区画整理の名残で、上摩県の多くの地域では現在でも住所表記として使用されている。

[注8]組地…「くみち」。上摩県内で見られる独特の住所であり、第一次府県統合時に福本県であった県南地域を除く旧幡岡県内において実施された土地整理事業に端を発する。後年組地を廃止して小字を残した旧前町市、向場町と旧柏崎町(現・北うわま町柏崎地区)を除いた旧幡岡県内に残存する。
例1)上摩県幡岡市大字権現渡第8組地
  ※幡岡市は全域で小字を廃止しているため組地のみ。
例2)上摩県上形市大字下津山第6組地字百刈田
  ※上形市のように組地と小字を併存する自治体もある。
例3)上摩県北うわま町東高気下和田18組地
  ※旧東高気町では昭文60年に「大字」「第」「字〜」の字句を削除した。

県中地方
域内推計人口 : 618,936 人(全県比:51.4%)(2023年5月1日)
市部 - 幡岡市(県庁所在地)、小賀川市、平座市、入沢市、前町市、上形市
郡部 - 南上摩郡(向場町、沓山村)、各内郡(平善寺町、鐘居町)、下安貫郡(関手町)

上摩県庁の出先機関の圏域名である、
中幡」は幡岡市、平座市、小賀川市、各内郡、
南入」は入沢市、南上摩郡、
安貫」は前町市、上形市、下安貫郡
の区域を指す。

県中地方には平久の大合併前に5市4郡10町1村あったが、
・2004年(平久16年)8月1日
 各内郡3町(長野町、新井町、岡川町)→小賀川市(新設)
・2005年(平久17年)3月1日
 旧前町市、下安貫郡2町(堂沢町、浅舘町)→前町市(新設)
 南上摩郡2町(寒水町、豊永町)→入沢市(編入)
・2006年(平久18年)9月1日
 中上摩郡2町(倉持町、幡東町)、各内郡下口町→幡岡市(編入)
の合併により、6市3郡4町1村にその数を減らした。

このほか、自治体間で行政サービスを共同で行うため次の一部事務組合が設立されている。
幡岡地域広域市町村圏事務組合(幡岡市、平座市、小賀川市、平善寺町、鐘居町)
 - ごみ処理・広域消防・火葬場
安貫広域圏事務組合(前町市、上形市、関手町)
 - ごみ処理(上形市除く)・火葬場・学校給食
南入地域広域事務組合(入沢市、向場町、沓山村)
 - し尿処理(沓山村除く)・広域消防・火葬場
中幡地域水道企業団(幡岡市、平座市、八根町)
 - 水道事業

県北地方
域内推計人口 : 272,224人(全県比:22.6%)(2023年5月1日)
市部 - 弘橋市、水部市、高気市
郡部 - 北上摩郡(附田町、八根町)、東高気郡(峰地町、北うわま町)、西高気郡(安郷町、庄次町)

上摩県庁の出先機関の圏域名である、
北弘」は弘橋市、北上摩郡、東高気郡北うわま町、
高水」は水部市、高気市、西高気郡、東高気郡峰地町
の区域を指す。

県北地方には平久の大合併前に3市3郡12町1村あったが、
・2004年(平久16年)
 ・6月1日 - 西高気郡青海町→高気市(編入)
 ・7月1日 - 東高気郡2町(峰中町、吹地町)→峰地町(新設)
 ・12月1日 - 西高家郡1町1村(安郷町、三木津村)→安郷町(新設)
・2005年(平久17年)
 ・1月1日 - 北上摩郡2町(大代町、福原町)→弘橋市(編入)
 ・3月20日 - 東高気郡2町(東高気町、柏崎町)→北うわま町(新設)
 ・10月1日 - 東高気郡土喜島町→水部市(編入)
 ・11月1日 - 東高気郡水西町、旧西高気郡庄次町→西高気郡庄次町(新設)
・2006年(平久18年)9月1日
 中上摩郡2町(倉持町、幡東町)、各内郡下口町→幡岡市(編入)
の合併により、3市3郡6町にその数を減らした。

このほか、自治体間で行政サービスを共同で行うため次の一部事務組合が設立されている。
弘橋地区広域行政組合(弘橋市、附田町、八根町)
 - ごみ処理・広域消防・福祉施設・火葬場
高気東部広域事務組合(峰地町吹地地区、北うわま町)
 - 広域消防・病院
高気広域行政事務組合(水部市、高気市、峰地町峰中地区、安郷町、庄次町)
 - ごみ処理・病院・し尿処理(安郷町及び旧庄次町除く)・広域消防・火葬場

県南地方
域内推計人口 : 313,673人(全県比:26.0%)(2023年5月1日)
市部 - 福本市、塩辺市、三荘市
郡部 - 甲沢郡(切津町、並中町)、浅用郡(能浦町、下度町、南浅用町)

上摩県庁の出先機関の圏域名である、
甲福」は福本市、甲沢郡、
浅塩」は塩辺市、三荘市、浅用郡
の区域を指す。

県南地方には平久の大合併前に3市2郡8町あったが、
・2004年(平久16年)
 ・11月1日 - 甲沢郡2町(北郷町、大野町)→福本市(編入)
・2006年(平久18年)3月31日
 浅用郡2町(方後高浜町、鴨浦町)→南浅用町(新設)
の合併により、3市3郡5町にその数を減らした。

このほか、自治体間で行政サービスを共同で行うため次の一部事務組合が設立されている。
福本地域広域行政事務組合(福本市、切津町、並中町)
 - ごみ処理・し尿処理・広域消防・火葬場
塩辺地区広域事務組合(塩辺市、能浦町、南浅用町)
 - 広域消防・病院
浅塩西部事務組合(三荘市、下度町)
 - し尿処理・広域消防・火葬

歴史

近世以前

執筆中

近代

1869年(明化2年)版籍奉還により、幡岡藩16代藩主小松利忠(*9)は幡岡藩知事に任命された。その後すぐ1871年(明化4年)7月14日には廃藩置県が行われ、幡岡藩域は幡岡県(第1次)、前町藩域は前町県、上形藩域は上形県、水部藩域は水部県、福本藩域は福本県(第1次)となった。同年11月12日、第一次府県統合により各県を廃止し、方後国高気郡、上摩郡、安貫郡をもって幡岡県(第2次)を設置、甲沢郡、浅用郡、相賀郡をもって甲沢県(かんざわけん)を置いた。その後、1876年(明化9年)、第二次府県統合により当時の甲沢県及び川前県(かわさきけん、現在の尾野県域にほぼ相当)を編入し、県庁を地理的中心の福本へ移転、福本県(第2次)と改称して幡岡と尾野に支庁を置いた。
しかし、併合直後から1877年(明化10年)にかけて旧川前県における分県運動と幡岡における県庁復帰運動が活発化、政府より「難治県」として警戒されるようになり、福本県の分県を承認。1880年(明化13年)に尾野県及び上摩県がそれぞれ尾野、幡岡を県庁所在地として分離し、現在の県域となる。
鉄道は、1899年(明化32年)6月、東陸線(*10)が尾野駅(*11)から福本駅(*12)まで延伸。翌1900年(明化33年)2月に幡岡駅(*13)まで、同年10月に豊倉駅(*14)(磐江県)まで延伸された。また同年4月には高気鉄道が弘橋停車場(現・弘橋駅)から水部港駅まで開通し、1907年(明化40年)国有化された。西高気郡福島町(現・高気市中心部)まで延伸する計画もあったが、敷設されることなく終わった。
1873年(明化6年)には現在の上摩県域では初の公立小学校(明新学校)が幡岡に設立され、翌年1874年(明化7年)には幡岡郵便取扱所が、1875年(明化8年)には警察署が開設されるなど、社会基盤の整備が進んだ。
1878年(明化11年)、郡区町村編制法施行に伴って上摩郡、高気郡、安貫郡などを分割。1879年(明化12年)には、福本に第六十六国立銀行(方後銀行の前身)が設立された。1889年(明化22年)、市制・町村制施行に伴って、幡岡市が県内で唯一の市として市制施行。1899年(明化32年)、福本港は外国貿易港に指定され、東陸南部の物資集散地として栄えた。1905年(明化38年)に幡岡と福本では電気の送電が開始され、翌1906年(明化39年)に幡岡で市内電話が開通した。
1890年(明化23年)1911年(明化44年)にはそれぞれ井川と入沢川で洪水が発生し、上摩平野を中心に死者が多数出ている。
[注9]小松利忠…「こまつとしただ」。1850年~1903年。方後国幡岡藩第16代(最後の)藩主。
[注10]東陸線…「とうりくせん」。現在のJR東陸本線。新京都中央区の新京駅から、高岐県道方市の道方駅までを結ぶ。2012年までは大会県(おおえけん)盛本市(もりもとし)の盛本駅が終点であったが、東陸新幹線道方以北の延伸開業に伴い並行在来線として経営分離された。
[注11]尾野駅…「おのえき」。尾野県尾野市にある東日前旅客鉄道、尾野交通の駅。同県・同市の代表駅。1日乗車人員9,436人(2019年、JRのみ)。
[注12]福本駅…「ふくもとえき」。上摩県福本市にある東日前旅客鉄道の駅。同市の代表駅。1日乗車人員3,944人(2019年)。
[注13]幡岡駅…「はたおかえき」。上摩県幡岡市にある東日前旅客鉄道の駅。同県・同市の代表駅。1日乗車人員12,987人(2019年)。
[注14]豊倉駅…「とよくらえき」。磐江県豊倉市にある東日前旅客鉄道、豊倉電鉄の駅。同県・同市の代表駅。1日乗車人員11,357人(2019年、JRのみ)。

現代

戦時中に上摩県内で空襲を受けたのは、当時軍需工場や軍港拠点としての役割を担っていた福本であった(1945年7月、福本空襲(*15))。その他県内では空襲の被害を受けた都市はなく、全国的にも被害が比較的少ない県であった。
戦後、1957年(昭文32年)NHKがテレビ放送を開始。1959年(昭文34年)には県内初の民間テレビ放送である上摩放送もテレビ放送を始めた。1961年(昭文36年)12月末から翌1962年(昭文37年)2月初めにかけて、東陸地方を中心に陽北地方から西州地方にかけての広い範囲で降雪が続いた。最深積雪は幡岡で196cmを記録し、交通・通信障害、停電のほか家屋の倒壊も相次ぎ、上摩県内にも激甚な被害をもたらした(三六豪雪(*16))。
1965年(昭文40年)、東陸本線尾野駅・豊倉駅間が電化。国鉄幡福北線(*17)は、1957年(昭文32年)に幡岡駅から方後長野駅まで開業し、1964年(昭文39年)に鐘居駅まで全線開通した。しかしその後幡福南線は1981年(昭文56年)に国鉄の財政悪化に伴い建設が凍結されたため、上摩県と沿線自治体により第三セクター「浅塩鉄道株式会社」を設立し未開業区間の建設を再開、1985年(昭文60年)に幡福南線を開通させ現在まで運行している。
1984年(昭文59年)には新京・福崎間の東陸新幹線(*18)が開業し、上摩県内には新福本、幡岡、新弘橋の3駅が設置された。
1976年(昭文51年)、県内初の高速道路となる東陸自動車道(*19)幡岡北IC・福本IC間が開通。その後1980年(昭文55年)までに県内の東陸自動車道は全線が開通した。高気方面は、1989年(平久元年)に高気有料道路(*20)弘橋北IC・東高気IC間が開通し、1993年(平久5年)までに水部IC・高気福島IC間の高気有料道路全線が開通している。
1982年(昭文57年)には治水、発電を目的とした六万(むつま)ダム(*21)が、上形市の井川最上流部に完成。最大出力23万kWの六万発電所が上摩県最大の水力発電所として稼働を開始した。また1991年(平久3年)には、安郷町で安郷原子力発電所(*22)(東陸電力)が営業運転を開始した。
1999年(平久11年)には上摩県と陽東地方を結ぶ陽方縦貫自動車道(*23)の幡岡北IC・上形IC間が初めて開通し、2010年(平久22年)に明那山地を貫通する区間を含む上形秋葉湖IC・返見IC間(上形国山道路(*24))が開通した。
2002年(平久14年)10月10日、上摩県西方沖を震源とするマグニチュード6.6の地震(上摩沖地震(*25))が発生。最大震度は高気市、水部市、安郷町で震度6強。高気地方を中心に被害を受け、死者2人、重軽傷者396人のほか、3,058棟の住家が全半壊し、水部線の路盤崩落、国道194号小井島付近の法面崩壊などの被害が出た。2010年(平久22年)7月25日から30日にかけて、上摩県を中心とする東陸南部地方に集中豪雨が発生し、降雨により井川が29年ぶりに氾濫、幡岡市内で2,500棟を超える住家浸水の被害が出た(平久22年7月上摩・磐江豪雨)。
[注15]福本空襲…「ふくもとくうしゅう」。1945年(昭文20年)7月9日午前1時ごろから午前3時ごろにかけて、トルドア軍爆撃機編隊約100機により福本市内一帯が受けた爆撃。この空襲により福本市街地の72%が焼失し、8,746戸が焼失、258人の死者を出す惨事となった。
[注16]三六豪雪…「さんろくごうせつ」。1961年(昭文36年)12月末から1962年(昭文37年)2月初めまで、約1か月にわたり東陸地方を中心に陽北地方から西州地方にかけての広い範囲で起こった雪害。気象庁により「昭文37年1月豪雪」として命名された。幡岡市で観測史上最深積雪の196cm、上形市で309cm、水部市で150cmを記録した。
[注17]幡福北線…「ばんぷくほくせん」。1957年(昭文32年)に幡岡駅(幡岡市)から方後長野駅(各内郡長野町、現在の小賀川市長野)まで開業し、1964年(昭文39年)に鐘居駅(各内郡鐘居町)まで全線開通した。鐘居・福本間の幡福南線は第三セクター鉄道の浅塩鉄道により開業した。
[注18]東陸新幹線…「とうりくしんかんせん」。1984年(昭文59年)に新京駅・道方駅間が開通し、県内の新幹線駅3駅も同時に開業した。2012年(平久12年)に道方駅・盛本駅間が開通し、全線開業した。
[注19]東陸自動車道…「とうりくじどうしゃどう」。高城県千田市の千田ジャンクションから大会県盛本市の盛本インターチェンジへ至る日前最長の高速道路(高速自動車国道)。
[注20]高気有料道路…「こうけゆうりょうどうろ」。上摩県弘橋市大字上米田の弘橋北インターチェンジを起点とし、同県水部市大字芋沢に至る有料道路(自動車専用道路【A'路線】)で、上摩県道11号弘橋水部線の一部。上摩県道路公社が管理し、料金を徴収している。
[注21]六万ダム…「むつまダム」。上摩県上形市大字六万字砂地瀬、一級河川・井川水系井川に建設されたダム。高さ119メートルの重力式コンクリートダムで、洪水調節・発電を目的とする、国土交通省管理の多目的ダム。ダム湖名は秋葉湖(あきばこ)。
[注22]安郷原子力発電所…「あんごうげんしりょくはつでんしょ」。上摩県西高気郡安郷町大字久美津にある東陸電力の原子力発電所。略称は安郷原発(あんごうげんぱつ)。
電気事業者:東陸電力
所在地:上摩県西高気郡安郷町大字久美津字金ヶ浜92番地
●1号機
原子炉形式:加圧水型軽水炉(PWR)
出力:117万 kW
燃料:二酸化ウラン
着工日:1987年(昭文62年)3月
営業運転開始日:1991年(平久3年)6月20日
●2号機
原子炉形式:加圧水型軽水炉(PWR)
出力:117万 kW
燃料:二酸化ウラン
着工日:1992年(平久4年)7月
営業運転開始日:1996年(平久8年)10月3日
[注23]陽方縦貫自動車道…「ようほうじゅうかんじどうしゃどう」。名知(めいち)県小田市から上摩県幡岡市までを結ぶ高規格幹線道路(B路線)。略称は陽方縦貫道(ようほうじゅうかんどう)。
[注24]上形国山道路…「かみがたくにやまどうろ」。松橋県国山市返見町石山(返見IC)と上摩県上形市大字横山(上形秋葉湖IC)を結ぶ、全長10.8kmの道路。陽方縦貫自動車道を構成する。
[注25]上摩沖地震…「うわまおきじしん」。2002年(平久14年)10月10日午後10時01分15秒、上摩県西高気郡安郷町西方沖45kmの日前海を震源として発生したマグニチュード6.6の地震。震源の深さは約12km。高気市、水部市、安郷町で最大震度6強を観測。気象庁により「平久14年(2002年)上摩県西方沖地震」として命名された。高気地方を中心に被害を受け、死者2人、重軽傷者396人のほか、3,058棟の住家が全半壊した。
●震度5弱以上が観測された気象庁の発表地点
震度6強
 上摩県高気市福島、青海町脇浦、水部市本町、庄次町庄次、水西町大成田、安郷町三重浜、三木津村太田
震度6弱
 上摩県水部市内沢辺、土喜島町荒津、峰中町大崎、吹地町吹地、東高気町下和田、大代町黒川
震度5強
 上摩県柏崎町柏崎中町、弘橋市新町、弘橋市神山、福原町取土新田、附田町浮江、磐江県平駒市東河原、平駒市笹岡
震度5弱
 上摩県八根町下田、幡岡市杜城町、幡岡市東沢子、幡東町川口、平座市市野本町、平座市中沢、下口町大江、長野町長野、岡川町魚泊、新井町藤崎、鐘居町西永田、下度町萩浦、平善寺町中原、入沢市旭町、前町市三日町、前町市広元寺、関手町浅川、上形市泉町、上形市六万、磐江県滝部町伊倉、香山町粟落

政治

執筆中

経済・産業

第一次産業

執筆中

第二次産業

執筆中

第三次産業

金融
県内に本店を置く金融機関は15存在し、うち地方銀行2行(第二地方銀行1行)、信用金庫3行、信用組合1組合、農業協同組合9組合である。

地方銀行
方後銀行


株式会社方後銀行(ほうごぎんこう、英: The Hogo Bank,Ltd.)は、上摩県幡岡市に本店を置く地方銀行。上摩県最大の地方銀行。略称は「ほうぎん」。店舗は上摩県内を中心に、東陸地方(大会県を除く)、広浜市、新京都に展開している。1941年、旧国立銀行を前身とする第六十六銀行を母体とした県内3行の戦時統合により誕生した。上摩県及び県内多数自治体の指定金融機関である。
概要
 本店:上摩県幡岡市杜城町一丁目3番1号
 店舗数:101(2021年)
 預金:2兆9,203億円(2021年)
 貸出金:1兆5,227億円(2021年)
 自己資本比率:14.25
上摩銀行


株式会社上摩銀行(うわまぎんこう、英: The Uwama Bank,Ltd.)は、上摩県幡岡市に本店を置く第二地方銀行。略称は「うわぎん」。上摩県を主たる営業エリアとする。同県幡岡市に本社を置く東陸フィナンシャルグループの子会社である(2016年10月1日、金融持株会社形式によって尾野東邦銀行と経営統合)。上摩県内全域、尾野県北部を主たる営業エリアとする。1989年2月、上摩相互銀行から普通銀行に転換。
概要
 本店:上摩県幡岡市八幡町3番1号
 店舗数:65(2021年)
 預金:1兆1,274億円(2021年)
 貸出金:8,341億円(2021年)
 自己資本比率:10.29

信用金庫
幡岡信用金庫
幡岡信用金庫(はたおかしんようきんこ、英: Hataoka Shinkin Bank)は、上摩県幡岡市に本店を置く県内最大手の信用金庫である。略称は「はたしん」。幡岡市を中心として、入沢市、向場町、小賀川市、鐘居町、平座市、前町市、上形市、弘橋市など県中部に店舗を構える。1999年5月、入沢信用金庫と合併し5店舗を譲受。2003年12月、安貫信用金庫と合併し6店舗を譲受した。
概要
 本店:上摩県幡岡市八幡町8番10号
 店舗数:23(2021年)
 預金:2,063億円(2021年)
 貸出金:958億円(2021年)
 自己資本比率:16.34
高気信用金庫
高気信用金庫(こうけしんようきんこ、英: Koke Shinkin Bank)は、上摩県水部市に本店を置く信用金庫である。通称は「こうしん」。
水部市を中心に、高気市、安郷町、峰地町、北うわま町など高気地方の各地と弘橋市、幡岡市に店舗を構えている。
概要
 本店:上摩県水部市字本町18番地
 店舗数:9(2021年)
 預金:803億円(2021年)
 貸出金:394億円(2021年)
 自己資本比率:37.61
福本信用金庫
福本信用金庫(ふくもとしんようきんこ、英: Fukumoto Shinkin Bank)は、上摩県福本市に本店を置く信用金庫である。略称は「ふくしん」。
福本市を中心に、塩辺市、南浅用町、能浦町、三荘市など県南地方と山内市、古崎市など尾野県相賀地方、幡岡市に支店を構える。
概要
 本店:上摩県福本市中央通三丁目5番10号
 店舗数:13
 預金:1,134億円
 貸出金:725億円
 自己資本比率:9.55

信用組合
上摩県信用組合
上摩県信用組合(うわまけんしんようくみあい)は上摩県幡岡市に本店を置く信用協同組合(信用組合)。上摩県内に本店を持つ唯一の信用組合である。
1985年、県下5つの組合の合併によって発足した組合で、県内のほぼ全域に店舗を持つ。略称は「けんしん」。
概要
 本店:上摩県幡岡市栄町一丁目1番3号
 店舗数:20
 預金:1,883億円
 貸出金:983億円
 自己資本比率:7.85

農業協同組合
うわま幡岡農業協同組合(JAうわま幡岡)
 本所:上摩県幡岡市
 店舗数:10
 営業エリア:中幡(幡岡市旧下口町地区除く)
新うわま農業協同組合(JA新うわま)
 本所:上摩県弘橋市
 店舗数:5
 営業エリア:北弘
平善寺下口農業協同組合(JA平善寺下口)
 本所:上摩県各内郡平善寺町
 店舗数:3
 営業エリア:平善寺町、幡岡市旧下口町地区
あぬき明那農業協同組合(JAあぬき明那)
 本所:上摩県前町市
 店舗数:6
 営業エリア:安貫
入沢農業協同組合(JA入沢)
 本所:上摩県入沢市
 店舗数:4
 営業エリア:南入
高気みらい農業協同組合(JA高気みらい)
 本所:上摩県水部市
 店舗数:6
 営業エリア:高気
ふくもと農業協同組合(JAふくもと)
 本所:上摩県福本市
 店舗数:7
 営業エリア:甲福
上摩さよう農業協同組合(JA上摩さよう)
 本所:上摩県塩辺市
 店舗数:4
 営業エリア:塩辺市、能浦町、南浅用町
三荘市農業協同組合(JA三荘市)
 本所:上摩県三荘市
 店舗数:3
 営業エリア:三荘市、下度町

商業
上摩県内の小売業年間販売額は1兆3288億円(2022年) であり、東陸地方では3位。幡岡市、福本市、弘橋市、水部市などをはじめ、大規模小売店舗法の廃止以降、県内各都市ではロードサイド立地の大型ショッピングモールや専門店の出店が相次いでいる。近年では、中心市街地に立地する商業施設の空洞化が目立つ。
県内にはコスモグループ(*26)のショッピングセンターが多数所在する。県下に本社を置く代表的なスーパーマーケットチェーンとして、フクザワ(*27)(幡岡市)、エイシア(*28)(弘橋市)などが挙げられる。
◆県内の主な商業施設
鈴一


鈴一
(すずいち)は、上摩県幡岡市に本社を置く百貨店。日前百貨店協会加盟。1865年(慶安元年)創業の老舗であり、幡岡市本通の本店は県内唯一の百貨店。現在の地下1階・地上7階建の店舗は1985年に新築移転したもの。上摩交通の幡岡バスセンターが入居している。
 店舗面積:26,000㎡
幡岡ヴィベン
幡岡ヴィベン(はたおかヴィベン、英: Hataoka VIVEN)は、幡岡市本通に所在するコスモシティ株式会社が運営するファッションビル。1976年5月、総合スーパーのネスコ(コスモの前身)幡岡店として開業。1987年10月、ファッションビル業態のヴィベンへ業態転換。
 店舗面積:12,000㎡ 1976年開業・1987年業態転換
 専門店数:56
 駐車台数:2,950台(契約駐車場)
 地上8階建
ゼルコバ
ゼルコバ(Zelkova)は、上摩県幡岡市の幡岡駅に所在する駅ビル。東日前旅客鉄道(JR東日前)の子会社である幡岡ターミナルビルが運営している。名称は、幡岡市の木であるケヤキの以語名「zelkova」に由来。
 店舗面積:11,000㎡ 1982年開業
 専門店数:150
 駐車台数:680台
コスモシティ幡岡
 店舗面積:58,000㎡ 2005年開業
 核店舗:コスモ幡岡店
 専門店数:150
 駐車台数:3,115台
 地上3階建、県内最大のモール
コスモシティ福本
 店舗面積:45,000㎡ 2009年開業
 核店舗:コスモ福本北店
 専門店数:100
 駐車台数:2,940台
コスモ水部ショッピングセンター
 店舗面積:21,000㎡ 2004年開業
 核店舗:コスモスーパーセンター水部店
 専門店数:30
 駐車台数:2,144台
弘橋ショッピングセンターアルピア
 店舗面積:22,000㎡ 1998年開業
 核店舗:エイシア弘橋東店
 専門店数:40
 駐車台数:1,570台
コスモタウン上形
 店舗面積:7,000㎡ 1999年開業
 核店舗:ワンバリュ上形店
 専門店数:20
 駐車台数:1,147台
塩辺アイプラザショッピングセンター
 店舗面積:7,300㎡ 1996年開業
 核店舗:フクザワ塩辺店
 専門店数:29
 駐車台数:1,493台
コスモ幡岡南ショッピングセンター
 店舗面積:20,000㎡ 1997年開業
 核店舗:コスモ幡岡南店
 専門店数:46
 駐車台数:1,305台
コスモ弘橋ショッピングセンター
 店舗面積:14,200㎡ 1996年開業
 核店舗:コスモ弘橋店
 専門店数:27
 駐車台数:986台
[注26]コスモグループ
コスモグループ(英語: COSMO Group)は、高城県千田市若葉区に本社を置く、コスモ株式会社(英語: COSMO Co., Ltd.、旧:ネスコ株式会社)を純粋持株会社に、日前国内外300社以上の企業で構成される大手流通企業グループの総称。世界12カ国に事業展開しており、コスモ株式会社は売上総収入においては約9.5兆円、小売業としては世界第10位、日前国内では第1位である。
[注27]フクザワ
株式会社フクザワ(英: FUKUZAWA CO., LTD.)は、上摩県、尾野県、磐江県を中心として「フクザワ」などの食品スーパーマーケットチェーンを展開する企業。上摩県幡岡市に本社を置き、計96店舗(2021年3月現在)の食品スーパーマーケットを展開する。1965年4月に設立されて以来、幡岡市を中心に店舗網を拡大、1978年に尾野県、1990年に磐江県に進出した。
[注28]エイシア
株式会社エイシア(英: Eisia Co., Ltd.)は、上摩県弘橋市に本社を置くスーパーマーケットチェーンエイシアを運営する企業。2022年4月現在、上摩県中北部と磐江県南部に48店舗を展開する。

生活・交通

警察

上摩県警察
上摩県警察(うわまけんけいさつ)は、上摩県の都道府県警察である。略称は上摩県警
上摩県公安委員会管理。給与支払者は上摩県知事。警察庁東陸管区警察局管内。本部所在地は幡岡市杜城町二丁目2番2号。

役職
・本部長:村山 史裕(警視長)
・警務部長:高橋 匡伸(警視正)
組織
・上部組織:上摩県公安委員会
・内部組織
  警務部
  生活安全部
  刑事部
  交通部
  警備部
  警察学校
  警察署
概要
・所在地:上摩県幡岡市杜城町二丁目2番2号
・設置:1954年(昭文29年)7月1日
・前身:上摩県警察部 - 国家地方警察上摩県本部
警察署
 警察署数は12
◆「上摩」ナンバー地区
 ・入沢警察署(入沢市、南上摩郡向場町、同郡沓山村)
 ・前町警察署(前町市、下安貫郡関手町)
 ・上形警察署(上形市)
 ・弘橋警察署(弘橋市、北上摩郡附田町、同郡八根町、東高気郡北うわま町)
 ・水部警察署(水部市、東高気郡峰地町、西高気郡庄次町)
 ・高気警察署(高気市、安郷町)
◆「幡岡」ナンバー地区
 ・幡岡北警察署(幡岡市北部)
 ・幡岡南警察署(幡岡市南部)
 ・小賀川警察署(小賀川市、各内郡平善寺町、同郡鐘居町)
◆「福本」ナンバー地区
 ・福本警察署(福本市、甲沢郡切津町、同郡並中町)
 ・塩辺警察署(塩辺市、浅用郡能浦町、同郡南浅用町)
 ・三荘警察署(三荘市、下度町)

消防

地方公共団体が設置するもの
・前町市消防本部(前町市)
・上形市消防本部(上形市)
・関手町消防本部(関手町)
一部事務組合が設置するもの
・幡岡地域広域市町村圏事務組合消防本部(幡岡市、平座市、小賀川市、平善寺町、鐘居町)
・南入地域広域事務組合消防本部(入沢市、向場町、沓山村)
・弘橋地区広域行政組合消防本部(弘橋市、附田町、八根町)
・高気東部広域事務組合消防本部(峰地町吹地地区、北うわま町)
・高気広域行政事務組合消防本部(水部市、高気市、峰地町峰中地区、安郷町、庄次町)
・福本地域広域行政事務組合消防本部(福本市、切津町、並中町)
・塩辺地区広域事務組合消防本部(塩辺市、能浦町、南浅用町)
・浅塩西部事務組合消防本部(三荘市、下度町)

ライフライン

電力
・東陸電力送配電(50Hz)- 県内全域に送配電。
上水道
・中幡地域水道企業団(幡岡市、平座市、八根町)
 ※他は自治体事業として供給

交通

空港
・上摩空港(上摩幡岡空港)- 幡岡市
港湾
重要港湾
 ・幡岡港 - 幡岡市
 ・水部港 - 水部市
 ・福本港 - 福本市
地方港湾
 ・塩辺港 - 塩辺市
 ・三荘港 - 三荘市
 ・能浦港 - 能浦町
 ・鴨浦港 - 南浅用町
 ・鐘居港 - 鐘居町
 ・福島港 - 高気市
 ・安郷港 - 安郷町
 ・三木津港 - 安郷町
 ・庄次港 - 庄次町
鉄道
東日前旅客鉄道JR東日前
 ・東陸新幹線(新京 - 盛本)
 ・東陸本線(新京 - 道方)
 ・水部線(弘橋 - 水部)
 ・上形線(幡岡 - 上形)
 ・幡福北線(幡岡 - 鐘居)
浅塩鉄道
 ・幡福南線(鐘居 - 福本)
道路
高速自動車国道
 ・【E5】東陸自動車道(千田 - 盛本)
自動車専用道路
 ・【E69】陽方縦貫自動車道(小田 - 幡岡)
 ・【E75】高気有料道路(弘橋 - 水部)
一般国道
・国道5号
・以降執筆中
バス
路線バス
 ・上摩交通(*26)
 ・ジェイアールバス東陸
[注26]上摩交通…「うわまこうつう」。


上摩交通株式会社(うわまこうつう、英語:Uwama Kotsu Co.,Ltd.)は、上摩県幡岡市に本社を置くバス事業者。上摩県内全域を営業エリアとする上摩県内最大のバス事業者である。通称「上交」(うわこう)。陸運統制令により、県内に存在した7つのバス事業者が統合して1942年(昭文17年)に発足した。
営業所・バスセンター
幡岡営業所及び幡岡西営業所に所属する車輌は幡岡ナンバーが、福本営業所・塩辺営業所に所属する車輌は福本ナンバーが、福崎営業所に所属する車輌は福崎ナンバーが、それ以外の営業所に所属する車輌は上摩ナンバーが払出される。
幡岡営業所(本社)
 幡岡市二井田町10番20号
 ・沢子車庫
  幡岡市大字東沢子第12組地114番地4
幡岡西営業所
 幡岡市大字延田第5組地87番地13
入沢営業所
 入沢市駅前一丁目2番2号
上形営業所
 上形市大字組町29番地3 
 ・前町車庫(旧前町営業所)
  前町市大字大向字徳田森ノ下16番地1
弘橋営業所(弘橋バスセンター)
 弘橋市中野町3番地1
水部営業所
 水部市東町15番地
福本営業所
 福本市新福本二丁目5番1号
塩辺営業所
 塩辺市若葉町14番地11
福崎営業所
 福崎県福崎市中央区千港三丁目10番28号
窓口
幡岡バスセンター案内所
 幡岡市本通二丁目9番1号(幡岡バスセンター)
幡岡駅案内所
 幡岡市駅通三丁目2番1号(JR幡岡駅構内)
弘橋バスセンター案内所
 弘橋市中野町3番地1(弘橋バスセンター)
水部駅前案内所
 水部市新川町20番地6
福本駅前案内所
 福本市駅前町一丁目7番9号
ICカード
地域連携ICカード「UWaCa(ウワカ)」を2022年(万和4年)3月26日より導入。上摩交通の全路線バス・昼行高速バスと、交通系ICカードが利用できる交通機関やコンビニ等で利用可能。
都市間高速路線
◆夜行

ステラ号水部線(単独運行)
 水部駅前 - 弘橋バスセンター - 幡岡バスセンター - 幡岡駅前 - 尾野駅前 - バスタ浅台 - 新京駅千代橋口
ステラ号上形線(単独運行)
 上形営業所 - コスモタウン上形 - 前町駅前 - 幡岡バスセンター - 幡岡駅前 - バスタ浅台 - 新京駅千代橋口
ステラ号三荘・福本線(単独運行)
 三荘中央 - 能浦 - 塩辺合庁前 - 塩辺駅前 - 福本駅前 - 中央通り - 新福本駅西口 - 尾野駅前 - バスタ浅台 - 新京駅千代橋口
エトワール号(ジェイアールバス陽北・広鉄バス)
 広鉄バスターミナル - 広浜駅東口 - 尾野駅西口 - 福本駅前 - 幡岡バスセンター - 幡岡駅前
昼行(県外路線)
ノーザン号(ジェイアールバス東陸・福交バス)
 (福崎駅東口 - )福崎駅前(福交高速バスセンター)- 翠然寺通 - 幡岡バスセンター - 幡岡駅前
上磐号(磐江県交通)
 幡岡駅前 - 幡岡バスセンター - 高速滝部 - 豊倉駅前
上尾号(尾野電バス)
 幡岡駅前 - 幡岡バスセンター - 高速内山 - 高速古崎 - 尾野駅西口
昼行(県内路線)
高速福本線
 幡岡駅前 - 幡岡バスセンター - コスモシティ幡岡 - 高速並中 - 福本駅前 - 中央通り - 新福本駅西口
高速塩辺・鴨浦線
 幡岡駅前 - 幡岡バスセンター - コスモシティ幡岡 - 能浦 - マリンピアのうら - 西枝地 - 塩辺バイパス北口 - 塩辺合庁前 - 塩辺駅前 - 鏡浜 - 鴨浦
高速水部線
 幡岡駅前 - 幡岡バスセンター - コスモシティ幡岡 - 柏崎庁舎前 - 下和田 - 吹地中町 - 峰中 - 水部インター - 道の駅みなべ - 水部市役所前 - 水部駅前
高速前町・上形線
幡岡駅前 - 幡岡バスセンター - コスモシティ幡岡 - 幡岡北 - 前町高校前 - 前町駅前 - 関手 - 上形口 -  コスモタウン上形 - 上形六日町 - 市立医療センター前 - 上形営業所

医療

災害拠点病院
・上摩大学医学部附属病院(基幹)
・上摩県立中央病院(基幹)
・幡岡赤十字病院
・公立高気総合病院
・福本市立病院
・弘橋市民病院
・公立塩辺総合病院
・前町市立病院
・市立上形医療センター

教育

大学
国立
 ・上摩大学(幡岡市)
公立
 ・上摩県立大学(幡岡市)
 ・福本公立大学(福本市)
私立
 ・幡岡大学(幡岡市)
 ・幡岡医療福祉大学(幡岡市)
 ・方後学院大学(幡岡市)
 ・福本工業大学(福本市)
 ・上摩文教大学(弘橋市)
短期大学
私立
 ・幡岡短期大学部(幡岡市)
 ・方後学院大学短期大学部(幡岡市)
通信制大学
私立
 ・放送大学 上摩学習センター(幡岡市)
高等専門学校
国立
 ・福本工業高等専門学校(福本市)
高等学校
 以降執筆中

マスメディア

新聞
地方紙
 ・上摩日報(*29)
 ・福本新報(*30)
全国紙
 ・読売新聞
 ・旭日新聞
 ・毎日新聞
 ・経産新聞
 ・日前経済新聞
テレビ局
・NHK幡岡放送局(*31)
・上摩放送(*32)(RUB、NNN系列)
・テレビ上摩(*33)(TVU、JNN系列)
・上摩文化放送(*34)(UCT、SNN系列)
ケーブルテレビ
・中幡ケーブルテレビ(幡岡市、平座市、入沢市、八根町、小賀川市)
・弘橋CATV(弘橋市)
・高気ケーブルネットワーク(水部市、高気市など高気地方全域)
ラジオ局
・NHK幡岡放送局
・上摩放送(JRN・NRN系列)
・エフエム上摩(JFN系列)
コミュニティラジオ局
・FMはたおか(幡岡市)
・エフエム上形(上形市)
・シティエフエムひろはし(弘橋市)
・エフエム福本 F-Wave(福本市)
[注29]上摩日報…「うわまにっぽう」。
上摩日報(うわまにっぽう)は、株式会社上摩日報社が発行する日刊新聞。
発行部数は約21.6万部(2021年)で、上摩県内では58.9%(1位)のシェアを持つ。県庁所在地の幡岡市に本社を置き、上摩県を中心に、磐江県平駒市周辺も取材・配布の対象としている。
上摩県では事実上の県紙であり、全国紙などの他紙を圧倒して多くの家庭や職場で購読されている。
RUB上摩放送とは、開局当時から資本や報道の面で堅固な関係を構築している。
本社・支社
本社
 上摩県幡岡市杜城町一丁目13番5号
福本支社
 上摩県福本市下江町三丁目2番1号
弘橋支社
 上摩県弘橋市本町三丁目10番1号
新京支社
 新京都中央区日前橋六丁目13番20号
洲阪支社
 洲阪府洲阪市北区川新地七丁目20番21号
広浜支社
 広浜県広浜市中区前川町一丁目20番3号
福崎支社
 福崎県福崎市旭区旭中央二丁目1番12号
支局
・入沢支局
・前町支局
・上形支局
・水部支局
・高気支局
・塩辺支局
・三荘支局
・平駒支局
[注30]福本新報…「ふくもとしんぽう」。
福本新報(ふくもとしんぽう)は、福本新報社が発行する上摩県の地方紙。上摩県南地方(福本市を中心とする甲福・浅塩地方)と尾野県北部(古崎市などの相賀地方)を報道・販売エリアとする。本社所在地は福本市。発行部数は9.2万部(2021年)で、福本市内での普及率は73%。上摩県内全域を報道・販売エリアとする上摩日報(本社幡岡市)とは競合関係にある。
本社・支社
本社
 上摩県福本市中央通一丁目5番3号
幡岡支社
 上摩県幡岡市八幡町7番13号
新京支社
 新京都江北区新宝町二丁目2番1号
洲阪支社
 洲阪府洲阪市北区経島五丁目6番21号
福崎支社
 福崎県福崎市中央区一番町通二丁目10番5号
支局
・塩辺支局
・三荘支局
・古崎支局
・山内支局
・尾野支局
[注31]NHK幡岡放送局…「エヌエイチケイはたおかほうそうきょく」。
NHK幡岡放送局(エヌエイチケイはたおかほうそうきょく)は、上摩県を放送対象地域とする日前放送協会(NHK)の地域放送局。テレビとラジオで県域放送を行っている。
概要
所在地
 上摩県幡岡市栄町二丁目2番1号
総合テレビ
開局日:1959年11月20日
放送対象地域:上摩県
コールサイン:JOEG-DTV
親局:幡岡 16ch(キーID 3)
Eテレ
コールサイン:JOEC-DTV
親局:幡岡 15ch(キーID 2)
ラジオ第1
開局日:1937年5月10日
コールサイン:JOEG
親局:幡岡 642kHz
ラジオ第2
コールサイン:JOEC
親局:幡岡 1377kHz
FM
コールサイン:JOEC-FM
親局:77.6MHz
地上デジタル放送
中継局(主要局のみ)
幡岡(親局):総合16ch Eテレ15ch 1kW
福本:総合23ch Eテレ37ch 25W
上形:総合29ch Eテレ36ch 20W
水部:総合14ch Eテレ13ch 30W
塩辺:総合16ch Eテレ28ch 10W
三荘:総合33ch Eテレ31ch 3W
支局
・福本支局(福本市)
・水部支局(水部市)
幡岡放送局制作の主な番組
・おはよううわま(平日7:45 - 8:00、7:50 - 7:58は福崎局から東陸地方向け放送)
・うわマル!(平日18:10 - 18:59)
・ニュースうわま845(平日20:45 - 21:00)
[注32]上摩放送…「うわまほうそう」。
上摩放送(うわまほうそう、英: Uwama Broadcating Corporation)は、上摩県を放送対象地域とし、中波放送(AM放送)およびテレビジョン放送事業を兼営している特定地上基幹放送事業者。
略称は、開局当初の局名「ラジオ上摩」(Radio Uwama Broadcasting)からRUB
1953年にラジオ局「ラジオ上摩」として開局し、1959年にテレビ放送を開始。ラジオはJRN系列とNRN系列のクロスネット局で、呼出符号はJOPR。テレビは、日前テレビ系(NNN(Nissen News Network)・NNS(Nissen Television Network System)系列)に属している。テレビ局の呼出符号はJOPR-DTV
筆頭株主は県域紙の上摩日報社。経営や「上摩日報ニュース」など報道で特に深い関係にある。
かつてはSNN系列にも加盟していた。
概要
英名:Uwama Broadcating Corporation
略称:RUB
本社:上摩県幡岡市根川原二丁目1番5号
演奏所:本社と同じ
ラジオ
放送対象地域:上摩県
系列:JRN・NRN系
愛称:RUBラジオ
呼出符号:JOPR
呼出名称:うわまほうそう
開局日:1953年11月23日
親局/出力:幡岡 1246kHz/D5kW
◆テレビ
放送対象地域:上摩県
ニュース系列:NNN
番組供給系列:NNS
呼出符号:JOPR-DTV
開局日:1959年9月1日
リモコンキーID:1
デジタル親局:幡岡 22ch
アナログ親局:幡岡 1ch
ガイドチャンネル:1ch
主要な自社制作番組
・上摩日報ニュース(随時)
・1600うわむき!ナビゲート(月曜 - 金曜 16:00 - 16:50)
・RUB Live News(月曜 - 金曜 18:15 - 19:00)
・天気予報(月曜 - 木曜 21:57 - 22:00)
・ゆみこのホリデーくらし図鑑(木曜 21:54 - 21:57)
・上摩人(毎月第2日曜 10:25 - 10:30)
・あなたとRUB(毎月最終土曜 10:00 - 10:15)
・私のふるさと、上摩。(毎月第1土曜 17:00 - 17:15、上摩県広報番組)
・市政広報はたおか(毎月第2土曜 9:40 - 9:55、幡岡市広報番組)
など

[注33]上摩テレビ…「うわまテレビ」。
株式会社上摩テレビ(うわまテレビ、英: Uwama Television Broadcasting Co., Ltd.)は、上摩県を放送対象地域としたテレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者である。
略称はUTV(Uwama TeleVision)。コールサインはJODH-DTV。JNN (Jissin News Network)系列フルネットのテレビ放送局である。
概要
英名:Uwama Television Broadcasting Co., Ltd.
略称:UTV
本社:上摩県幡岡市大野町一丁目10番2号
演奏所:本社と同じ
放送対象地域:上摩県
ニュース系列:JNN
番組供給系列:SBSネットワーク
呼出符号:JODH-DTV
開局日:1968年12月1日
リモコンキーID:6
デジタル親局:幡岡 24ch
アナログ親局:幡岡 36ch
ガイドチャンネル:36ch
[注34]上摩文化放送…「うわまぶんかほうそう」。
上摩文化放送株式会社(うわまぶんかほうそう、Uwama Cultural Telecasting Corporation)は、上摩県を放送対象地域としたテレビジョン放送事業を行っている、特定地上基幹放送事業者。略称はUCT。コールサインはJOQY-DTV。SNN(Shinkyo News Network)系列フルネットのテレビ放送局である。
概要
英名:Uwama Cultural Telecasting Corporation
略称:UCT
本社:上摩県幡岡市駅東通一丁目1番2号
演奏所:本社と同じ
放送対象地域:上摩県
ニュース系列:SNN
番組供給系列:SNS
呼出符号:JOQY-DTV
開局日:1991年4月1日
リモコンキーID:8
デジタル親局:幡岡 41ch
アナログ親局:幡岡 28ch
ガイドチャンネル:28ch

文化・スポーツ

方言

方後弁
方後弁(ほうごべん)あるいは方後方言(ほうごほうげん)は、主に律令国における方後国であった上摩県で話される日前語の方言である。
日前語の方言の中では方後方言は本土方言の中の東日前方言に、さらに東日前方言の中の東陸方言に含まれる。東陸方言は北東陸方言と南東陸方言に分けられる。方後方言は尾野県、磐江県、福崎県沿岸南部の方言とともに南東陸方言に属する。さらに幡岡市を中心とする中幡方言(幡岡弁)、水部市を中心とする高気方言(高気弁)、上形市、前町市の安貫方言(安貫弁)、福本市を中心とする県南(相賀・甲福・浅塩)方言(福本弁)に大きく分けられる。
県南地方は藩政時代に小松氏領であった上摩県中北部と異なり上田氏領の福本藩に属していたため、県内他地方とは語彙や文法において細かな差異が見られる。尾野県相賀地方でも同様の方言を使用し、方後方言の中でも尾野弁に近い。

食文化

執筆中

伝統工芸

執筆中

スポーツ

執筆中

観光

執筆中

対外関係

執筆中

人物

執筆中

ギャラリー

上摩日報Twitterアカウントより(2022年12月16日)
国道5号幡岡バイパス、笹根交差点北(2021年8月3日)
幡岡駅東口(2023年3月21日)
幡岡市中心市街地(製作中)

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