【設定資料】デフォルメキャラ集①
メインで書いていたオリジナル小説「ロワールハイネス号の船鐘」が完結したので、のんびりお絵描きしています。
デフォルメしたものなら短時間で描けると思って、一日、いちキャラ。
描いています(うそです。仕事がある日は描けないからお休みしてます)
最新版はツイッターで上げているのでご覧下さい。
前書き
なんでこんなことをしているのかと言うと、単にお絵描きができないから。
でも描かないとどんどん画力が消えていくので……。ああ。
目的はもう一つあって、「ロワールハイネス号の船鐘」(略称ロワハイ)の登場人物のキャラデザもしてしまおうかと。
物語に深く関わるのに、絵にしたことがない(キャラデザインがない)のもいますので、ちょっとしたチャレンジ企画です。
絵をアップする順番はバラバラ。いえ、描きやすいキャラとそうじゃないのがいるじゃないですか。特にキャラ絵がないのは、それを作ってからじゃないと描けないし。
本当は、小説の登場順に載せたかったんですが、私の好みの順番で……。
あと簡単なキャラ紹介(解説?)も書いてみました。
【1】アドビス・グラヴェール
エルシーア海軍のナンバー2。
アスラトルの海軍省で参謀部を取り仕切っている人物。
軍の情報部とは別に、彼独自の情報組織を持っており、日々、海軍のために尽力している。
他者に関心を持たない寡黙な人物とされているが、実は単に不器用なだけ。
息子シャインとの接し方に悩んだ挙句、その存在を無視することに決めたが、冷酷に徹しきれなかった。
エルシーア海軍の軍服は、将官クラスが黒色、それ以下が濃紺。
デザインに統一性がなく、各個人が自分に似合うものへ仕立てられている。
アドビスの軍服は装飾控えめ。
(身体的特徴)
右目の上に刀傷がある。若い頃(20代)と思われる。
ただし誰につけられたのかは不明。
普段はさりげなく前髪で目立たないようにしている。
190センチを超える大男。大抵の人間は高みから見下ろすことになるので、彼が話す時は威圧感がある。※滅多に人前で笑わない。
「エルシーアの金鷹」の異名を持ち、海軍内、海賊からも恐れられている。名前の由来は濃い金髪と、狙った海賊船は必ず捕まえ、破格の拿捕賞金を稼いだ仕事ぶりから。
・ロワハイ初登場「第1話 レイディ・ロワール」
【2】オーリン・ツヴァイス
アドビスと同じくエルシーア国の海軍軍人。
北のジェミナ・クラス港の軍港司令官。階級は中将。
アドビス・グラヴェールとは過去の因縁で、とってもとっても、仲が悪い。
(大事なことなので二回書いた)
軍人でありながら、軍務の片手間に個人の海運会社を経営している。
美術品が好きで、陶器を中心に集めているらしい。
エルシーアだけでなく、東の大陸・東方連国にも邸宅を持っている。
(身体的特徴)
メガネだが視力は悪くない。表情を読まれるのを嫌ってかけているだけ。
(度は入っていない)
洒落者らしく、彼の軍服は装飾が派手である。
気分屋で繊細な神経の持ち主。
なぜ軍人をしているのかは不明。モテるが独身である。
(第4話で、読者様に彼の株が何故か上がる)
ツヴァイス一族は、ジェミナ・クラスでは名の知れた大地主である。
彼はそこの三男坊です。
・ロワハイ初登場「第1話 レイディ・ロワール」
【3】リュイーシャ
アドビス・グラヴェールの妻でシャインの母。
ワケありで二十歳で早世。
エルシーア国の遥か南方。リュニス群島国に属する、クレスタ島が出身地。
海神に仕える巫女で、風を操る力を持つ。
クレスタ島は別名「風の生まれる島」と言われ、特殊な海域のせいで、年に何回も大きな嵐がおきます。彼女はそれを鎮めて島民を守ってきました。
リュイーシャが右手にはめている青い指輪は、海神に仕える者の証。
彼女の形見としてアドビスが持っていたものを、シャインが譲り受けます。
かなりの「曰くの品」となっております。ウフフ…。
アドビスとの出会いはスピンオフ小説「エルシーアの金鷹と碧海の乙女」で読めます。ロワハイと独立した話なので、こちらを先に読んでもOKです。
中々、アドビスが出てこないんですけどね~。
切り立った島の崖に凛と咲き誇る、白い百合のようなひと。
ロワハイでは名前のみの登場で、アドビスとツヴァイスにとって大切な人。
息子のシャインは赤子の時に死別しているので、彼女の顔を知りません。
母と同じ年になった時、物語が始まります。
小説ページはこちらから。読みやすい所でどうぞ。
まだまだ続きます。その②アップしました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?