えがおと後悔(”なんか体調悪い”はズルじゃなかった・26)
昨日、息子が5歳の誕生日のビデオを家族で見ていました。
今となっては信じられない程幼い笑顔の息子と娘。
とっても嬉しそうに仮面ライダーフォーゼのケーキでお祝いしていました。
ビデオのこども達の屈託ない笑顔につられて、
今の私達も思わず笑顔になっていました (*'▽')
同時に、私の心では小さな痛みがありました。
幼稚園の担任の先生に
「息子がグレーゾーンじゃないかと心配なのですが、
クラス内での息子はどうでしょうか?」
と、毎年の面談で尋ねた事を思い出したからです。
優しく、大丈夫ですよと言わてれて安堵していたのを
今では辛く思い出して後悔してしまいます。
後悔するなんてその時の自分に対して失礼なことやと思いながらも、
「幼稚園の先生じゃなくて、小児科医師に相談していれば」
と今更思ってもどうしようもないのに。
幼い子供二人の子育ては毎日がフルマラソンのようで、
起こす前にすること、起きてからすること、幼稚園の準備や
下の子の着替えやトイレトレーニングなどのお世話や
息子が居ない間に下の子を連れての買い物や図書館や公園通い、
幼稚園の送迎、帰って来てからご飯やお風呂や寝かしつけの
寝る前の大騒動の合間にできれば台所の片付けなど、
毎日が本当に忙しくてドタバタと余裕がありませんでした。
添い寝落ちとも闘ってくたくたでした。
でも。
発達障害に詳しい小児科に通えなかった訳じゃありません。
信じたい言葉(幼稚園の先生の)を信じて、
自分の疑問から目をそらしてしまった情けない私のことを
やっぱり今の私は許せないです。
コロナやインフルの心配がある以上、
病気以外で小児科に掛かるのはハードルが高いです。
私なら絶対にしないです。
でも、もし心配だなと思うのなら、
発達センターに相談してみて下さい。
きっと電話でも対応して下さると思います。
以前、専門家の方に
「これだけ如実にASDの特性が出ているので、
もっと早く気づけた方が本人は楽だったと思います。」
と教えて頂いたことを皆さんに伝えたいです。
ASDは直るとか直らないという話ではなく、
ASDの特性で苦手で辛いこと(集団行動、予定外のこと、大きな音)や
頑張っても上達しづらい、或いはできない事を
認知行動療法で軽減できる可能性があります。
周りの大人が知ってASD特性の対応を知るだけでも
全然、子供にとっては生き易さが違います。
発達障害を悪い事だと悲しまないで、
「応援していこう」
と思うだけで親も心構えができて楽になります。
そして、発達障害ではなくても、
幼いお子さんを子育て中の皆さん、
パートナー(旦那さん/お嫁さん)をはじめ、
いろんな方に話したり、相談したり、愚痴ったり、
心理的にも物理的にも助けて貰って下さい。
いくら可愛い怪獣さん達とはいえ、
ひとりで子育ては厳しすぎます。
孤独でつらすぎます。闇モードに入ってしまいます。
どうかひとりで背負わないで下さい。
好きな事を楽しんで自分らしさも持っていきましょう ٩( ''ω'' )و
noteの世界の隅っこから応援しています。
ビデオの中の息子が大きくなったらなりたいのは
バス だそうです(笑い過ぎて倒れそう)。
笑顔で言いやがっていました。
何気ないその瞬間が今でも笑える宝物だと思いました ☺
最後まで読んで下さってありがとうございました!
タイトルの写真はお借りしました。沖縄大好きなので嬉シーサーです☆
今日も楽しい一日を♪