初挑戦🌺しゅんしゅんぽん!遅刻しちゃってごめんなさい💦
以前挑戦していた『一日一新』をご存知ですか?
実は、なんと、まだ続いてました~❣
₍ᐢ⑅•ᴗ•⑅ᐢ₎♡
というわけで、
初めてぽん!に挑戦しま~す🎵
🌻 目次 🌻
SIDE_A 哀しい覚悟(詩音)
ほんとよくある話すぎて自分でも嫌になる。
ドラマでも、マンガでもよくある話。
『 登場人物全員一方通行片想い。』
ママと二人でご飯食べてる時に
パパには内緒だからねと口止めしてから相談したら、
「 ハチクロ(ハチミツとクローバー)だねぇ。
切なくてきゅん💕としちゃうマンガなの。
最後がねぇ、、、読んでみる? 」
「、、、別にいい。」
マンガ好きなママは少し嬉しそうな顔してた。
若い頃に、大好きだったマンガらしい。
だけど、そんなの実体験でやってる私が
読みたいはずない。
叶わない想いを必死に抱えてる自分が
ありきたりなマンガの世界で、
悲劇のヒロインぶってるイタイ子みたいで
自分を嫌いになっちゃいそう( ;∀;)
🌙
私の好きな人は、
絵麻の幼なじみでバスケ部の望(のぞみ)君(SG )。
☆絵麻は私の自慢の親友。
望君が好きなのは、
明るくて可愛い系の絵麻。
いつも絵麻を優しい目で見守ってるから分かる。
絵麻が好きなのは、
望君と同じバスケ部でGの海斗君。
本人情報だから間違いない。
望君の親友でもある海斗君に
「祭の日に二人で海にいこう」って誘われてる私。
見事に誰もが一方通行片想い💦
🌙
叶わない苦しいだけの恋なんて、
もう、やだ。
よくある悲劇のヒロインぶってるなんて、
時間も気持ちも無駄遣いしてる気分。
もう、いい。
―――もう終わらせる。
🌙
『好きな人が居るから無理』と海斗君に伝えたら、
「いっかいだけお願い❣❣
どうしても見せたいもんあるから」
と押し切られてしまった💦💦
意志弱っ💦
私しょぼすぎるやろ、、、。
でも、なんでだろ。
少しずつ、それもいいかなって気がしてきたの。
叶わない恋心を手放す場所が
夜の海だったらきっと、
跡形もなく水にとけて消える気がするから。
そしたらきっと
新しい一歩を踏み出せる気がする。
SIDE_B 待合せは19時半(海斗)
『待つ』って、
こんなにじれったいもんなんだ。
今まで知らなかった。
落ち着かなくてドキドキで、
LINEの「もうすぐ着くよ」の短い言葉が
頭ん中をぐるぐるする。
!!
来てくれた❣
夏祭りの大勢の人の中でも、
彼女のことだけはすぐに見つけられる。
『地味子だから』と俯く君のことを
地味だと思っているのは君だけだよって
いつも伝えたかった。
見慣れない浴衣姿の君をみて、
諦めるって覚悟が揺らぎそうだ。
―――あいつとの約束は。
君といられるのは前半の花火が終わるまで。
好きでもない俺の為に来てくれてありがとう。
絶対に今日のこと、忘れない。
SIDE_C ナミダの魔法(望)
すっとした浴衣の後ろ姿。
やばいな浴衣。
後ろ姿だけでドキドキする。
いつもと同じ凛とした表情を予想しながら、
そっと横に並び立つと
思いがけない君の表情にフリーズしてしまった💦
強い女の子だと思ってた。
いつでも凛とした背筋、
ゆっくりだけど意志の強そうな声に
ずっと恋焦がれてた。
親友の想い人だから言えなかっただけ。
詩音が強がりの魔法をといて、
無防備に泣く姿にきゅんとくる。
𠮟られるだろうから言わないけどな。
ずっと君が隠してた儚さ。
なんだかレア体験すぎて心が騒ぐ。
🌙
「えっ、なんで?」
何気ない仕草で涙を拭いた彼女が声をあげた。
海斗にそっと目くばせをすると、
あいつは向こうに行ってくれた。
「海斗と交代。」
「え、、、なんで?」
「まだ内緒」
「?」
目をまん丸にした君が可愛すぎる。
よく「諦めるよ」なんて海斗に言えたよな。
今。
強がりの魔法がとけた君の傍に居たい。
こんなに強く想ってるって知って欲しい。
音の割れた場内アナウンスがうるさく響き、
その時が近いのを教えてくれる。
「ラストの花火、もうすぐだって」
何気なく伝える。
もうすぐ。
もうすぐだ―――。
聞こえたかな?
聞こえなくたっていい。
きっと、そっと手を握れば伝わるはず。
「きみのことがスキだ」って。
SIDE_D ひまわり
海斗がゆっくりやってくる。
暗いからよく表情は見えない。
「絵麻、ひとりで大丈夫だった?」
「うん、さっきまで望が居たから。」
「そっか。」
「、、、泣いた?」
「は?泣かねーし」
「そっか。
泣きたかったら慰めてあげるよ」
「、、、いらねーよ。」
ふたりで海辺から見上げる大花火。
きっとあの二人も見てるハズ。
自分の想いを決して口にしない詩音と望。
優しすぎる二人が
お互いに正直になってくれてたら、、、いいな。
そう。
望がずっと見てたのは詩音だった。
大好きな幼なじみが想ってる人が詩音だって、
聞かなくてもすぐに分かったよ。
だから
「小さい頃から望が好きだったの」
ってことばを呑み込めたし、
詩音にも嘘をつけた。
友達を気にして、
自分の気持ちをナイショにするところまでそっくりな
優しい二人の一方通行両想い。
望に失恋して悲しいはずなのに、
同じように失恋した海斗が居てくれるから
ささくれになりそうな気持が
ゆっくりとほどけていく。
空の主役を花火に譲っていた月が、
そっと花火の煙の中から光を放つ。
この月を忘れない。
ゆっくりとした足取りで詩音と望がやってくる。
手を繋いでるふたり。
よかった、想いがつうじたんだね。
「絵麻も来てたんだね❣」
「うん、人が居ないからよく見えたよ。
詩音、浴衣似合ってるよ。
はい、せーの」
『 ハッピーバースデー❣
詩音、お誕生日おめでとう~❣ 』
差し出したのは色鮮やかなひまわりの花束。
318.サプライズひまわりのHappy Birthday !
いつもは感情をあまり表に出さない詩音が
嬉しいって泣きだしちゃったから、
海斗と望と私で笑う。
青春だから、
こんなハッピーエンドもあっていいよね。
もう一度、
ゆったりと月を見上げて涙をのみ込んだ。
夏の恋リセットボタン押して次
次の恋は叶うといいな。
途中で寝落ちしてしましました💦
真夜中投稿のハズがさらに遅刻💦💦
作品をお借りした皆さま、ありがとうございます。
初めて参加した『しゅんしゅんぽん』
めちゃめちゃ忙しい中を
笑顔で(見えないけど)頑張ってくれているクルーの皆さま、
ありがとう💖
皆さんと一緒に頑張ってこれて良かった( *´艸`)
拙いぽんを読んで下さった皆さま、
めっちゃめちゃめちゃありがとうやで(=゚ω゚)ノ💖
めっちゃめちゃめちゃといえばこの曲(≧▽≦)
脳内エンドレスリピートしちゃいます❣
しろくましゃん、
遅くなったけど仕上がりました~💕
🌼 素敵な🎁貰っちゃいました🎵
間違えて公式の記事貼ってしまってました💦💦
わーん、しろくましゃんごめんなさい💦💦
嬉しかったので、プチ情報をこっそりと。
リレー小説に参加できなかったので、
四章仕立てに挑戦してみました💖
(起承転結にはできなかったけど)