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誰にも読まれないつもりで、今考えていることをつらつらと書き連ねるマガジンです。
日常生活、参加したイベント、行った展示、読んだ本、見た映画などから考えたことを書きます。
作家・クリエイター・ショップなどさまざまな活動をおこなう「人」を描くメディア。インタビューライター・しめが言葉で描く肖像画(ポートレイト)です。
様々なご縁からお仕事をさせていただいた実績です。
制作中のできごとや思ったこと、気付いたことなどを書いていきます。
※こちらの記事は主にインタビュー依頼をご検討いただいている皆さまに向けての記事となります。 インタビュー取材を依頼するにあたり、「どのように取材が進むのか?」「準備はどれくらい必要か?」等、ご不安な点があるかと思います。そこで、『はまかぜポートレイト』への掲載を想定し、基本的な流れをご紹介したいと思います。 (ご注意) 個人的な進め方になりますので、他のライターさんは全く違うすすめかたをされているかもしれません。あくまで参考として、ご覧ください。 基本的な流れ 【St
楽しいはずのものが、苦しくなっていった人へ。 もしかしたら、こういうことかもしれない、と 私の体験から感じたことを伝えてみたいと思う。 なぜ、表現せずにいられないのか あるときは、絵を描かずにいられなかった。また、あるときは、歌を歌わずにいられなかった。そして、あるときは、文章を書かずにいられなかった。 それが、心の拠り所になっていた。 「アート」という大義名分を掲げて、「アーティスト」を名乗って活動したこともあった。 しかし、自分の中ではどこかうすら寒い気持ちがし
ゴールデンカムイが好きだ。 アニメで見てハマって、勢いで漫画も揃えて、 舐めるように何度も読んでいる。 実写映画も劇場まで観に行った。 秋には続編の実写ドラマの放送が予定されていて、とくに今日(8/22)は人気キャラクターの実写キャストの発表があり、ファン界隈は活気づいているのである。 それで思い出した訳ではないのだけど、本当にそういうことだったらすごいなと思ったことが あったので、書いてみたいと思う。個人の勝手な想像なので、そんなこともあるかもね、と読み流してほしい。
実は数年前に体調を崩し、 療養しながらぼちぼち生活していた。 (現在は回復している) 社会から切り離された生活を送るなか、 取り止めもないぐるぐる思考を断ち切るため、 ノートをつけ始めた。 考えていることだけでなく、本や映画の中の気になった言葉など、とにかく興味の向くままに書いていた。 最近になって、悩みに出くわしたとき、「これあのときに書いたやつと似ている…!」と思い至り、このノートを振り返ることが多くなった。 該当するページを開くと、そこに今まさに欲しかった言葉が
誰にも読まれないつもりで 書いてある記事の方が面白いかもしれない。 今さら?って感じだけど、思うところがあって、 そういうスタンスで書いてみようと思った。 その日のテンションによって、 文体も変わるかもしれないけれど、 それもOKとして、 なんの縛りもこだわりもなく、 自分の頭の中の整理や記録として、 書いていこうと思う。
はまかぜポートレイトに登場いただいたナカムラタツキさんが営むSpice&Musica猫の手のショップカードを制作させていただきました。 ナカムラさん手描きのロゴをいただき、データ化。 お店の雰囲気に合わせ、ナチュラルな色でまとめました。 お店の宣伝にご活用いただければ嬉しいです。 この度はご縁をいただき、ありがとうございました。
2月某日。友人に誘われ、島田のソライロビルで行われたドローイングイベント『珈琲とデッサン』(現在は休止)へ。参加者が交代でモデルになり、10分1セットで描く。 絵を描くのは久しぶりだったので、なかなかエンジンがかからない。 見たままにものを描くのって意外と大変。ついつい頭の中で補完して、適当に描いてしまう。普段いかにものを見ていないかがわかる。それと同時に、目の前のものとじっくり向き合うことで、ちょっとしたマインドフルネスにも繋がっているようで、日常の騒々しさからつかのま
はまかぜポートレイトに登場いただいた、小山彫刻さん。 インタビューをきっかけに、工房のリーフレット制作を依頼をいただきました。 各作品の写真や説明文は小山彫刻さんより提供いただいて制作しました。 事前にお話を伺っていたこともあり、全体の構成の提案に生かすことができました。 貴重な機会をいただき、ありがとうございました。 工房の宣伝に少しでもお力になれていれば、嬉しいです。
浜松の街中。ひっそりと地下を流れる川がある。中央区住吉町一丁目から城北を起点とし、遠州鉄道の高架に沿い、新浜松駅、東海道線の高架をくぐり抜ける。八幡橋、元の市営駐車場を抜けると暗渠は解かれ、コンクリートで護岸された川が現れる。これが「新川」だ。この駅南新川をボランティアで清掃している人たちが、「カモ・カモンの会」のメンバー。地道な清掃活動の先には、壮大な夢があった。その活動とワークショップの様子をレポートする。 一人で始めた川掃除 地域に広がる輪 「護岸に描かれた絵は、当
先日、所用があり、静岡に行った。その際に、気になっていた展示へ。静岡市美術館で開催されている「高畑勲展 日本のアニメーションに遺したもの」だ。 スタジオジブリ作品の『火垂るの墓』『おもひでぽろぽろ』『平成狸合戦ぽんぽこ』などの監督として知られる高畑勲。今回の展示は、東映動画(現在の東映アニメーション)時代から遺作となった『かぐや姫の物語』までの軌跡を追ったものだ。 個人的な感想を書いてみたいと思う。(基本的に敬称略。主観が存分に入ったものです。展示内容のネタバレがあります
袋井にある東山ガレージのイベントへ。 パブリック・ドメイン(著作権切れ)になった映画の鑑賞会。 今回は小津安二郎監督の『麦秋』(1951年)を鑑賞。『晩春』『東京物語』と合わせ、「紀子(のりこ)三部作」と呼ばれている。前回は『晩春』を観て、今回は2作目だ。 個人的に昨年から小津安二郎監督作品をぽつぽつと見ている。絵画のように精密に計算された画面・カット・台詞の中に込められたメッセージを読み解くのが面白い。 *** いつもおいしいお菓子を用意してくださる「音の駅」さん
2024年、はじめての活動は浜松を中心に活動している音楽ユニット、Rimless noteの写真撮影。 前回、「はまかぜポートレイト」の記事を書いた際に、アーティスト写真も撮影。ありがたいことに、今回も依頼いただいた。 撮影場所は鴨江アートセンター。 白い壁の内装がシンプルな写真の撮影にぴったり。 「ナチュラルな雰囲気で」ということだけ決めておき、お二人とイメージをすり合わせながらの撮影。 そして今回の「奇跡の一枚」。 試し撮りで偶然撮れた写真。 室内のやわらかい光
静岡の豊かな自然と人の温かさにふれ、ひとつのアコースティックユニットが再始動する。その名もRimless note。訳すと、「フチのない音」となることから、「自由に何者にも囚われない音楽を」という意味が込められている。ボーカル・Mokoさん、ギター・クドウシュンスケさんからなる2人組のユニットだ。 2014年に東京で結成し、都内のライブハウス等で活動。バンド時代、3人体制時代を経て、現在の2人体制となった。休止期間を経て2023年9月より、浜松のライブカフェ「なんでモール」
シンガーソングライターのハルノオトさん。自らの手で作る音楽の楽しさを求め、がむしゃらに突き進んできた。自らの原点とも言える場所で、新たな表現との出会いを求めて出発することとなった。袋井市に誕生した「東山ガレージ」に込められた思いを、これまでの活動を振り返りながら、話していただいた。 自然を感じながら演奏できるスペース 「東山ガレージ」が完成 広がる田園風景、草の匂い。袋井市友永の林の中にこぢんまりと佇むのが、演奏スペース「東山ガレージ」だ。シンガーソングライターのハルノオ
以前のnote記事で、 「そこにあるもの」を取材し、価値を見出して伝えることに意義かある と感じていると書きました。 そこに「ある」というのは、 そこに誰かの「愛」がある(あった)ということだと思います。 誰かが「いい」と感じて、意図的に、選んで、実現させた。 だから、「ある」。 どうせなら、その「愛」はもっと広く知られた方がいい。 「共感」してくれる人が回りに居なくて、自分1人だったとしても、もしかしたら、県内では100人共感してくれるかもしれないし、1000人か
はじめまして。しめです。 私は、メーカーで7年ほど販売促進の仕事に従事してきました。それがなぜ、「ライター」を始めようと思ったのか?これまでの仕事と「ライター」を始めようと思った理由、大切にしていることを書きたいと思います。 ざっくりとした内容になるかと思います。細かいことや具体的なことは、今後のnoteで書いていければと思います。 どうぞ最後までお付き合いください。 「書く」ことを通して「考える」のが得意 私を一言で言い表すなら、「書く」ことを通して「考える」人で