人は何に影響されて行動しているのか -Xデザイン学校 ベーシック リフレクション #4-
根幹は変わらない。生の現場以外、信じるな。
そのためのマインドとテクニック。
「いるいる、そういう人」を見つける
ペルソナ作成は「いるいる、そういう人」を見つけるのが目的であって、特殊な人を見つけるのが目的ではないという内容、すごく腑に落ちた。
これ、なんで失敗してしまうのかと言ったら「普通じゃないことをサービスとして考えなきゃ」と思考するからなのだと思う。
そもそもペルソナ作成の段階でサービスの枠組みを考えようとしているのが失敗。サービスの枠組みは考えた上でペルソナを作り、既に決まったその枠組みの中での最大公約数を取りに行かないといけない。
この順番は(講義直後なので)今はあんまり間違わないと思うけど、会社の中とかだとかなり間違われたり、色々混ざったりして行われると思う。
から、その時々で、今はどの段階なのかを適切に確かめていきたい。
人間は何かしらのイノベーションの結果生きている
「人間は何かしらのイノベーションの結果生きている」という前提に立った見方が今まで全く意識できていなかった。
これまでどちらかというとインタビューをするにあたっては「その人個人の特性を知る」みたいなマインドを持っていて、それだと、「特殊な行動の共通点」を拾ってきてしまいかねない。拾うべきは、背景の共通点である。
本質はそこではなく、人々が何に影響を受けて行動を起こしているかを知ることであり、背景にある社会規範・イノベーションを知ること、=最大公約数を知ることである。それで初めてどういった価値を届けるべきかが分かる。
人間が何を求めているかはその人個人の特殊性ではなく、背景の影響元を知る。インタビューの時、この価値観を根にしておくかどうかで質問の深め方とかが変わると思う。姿勢として持っておきたい。
仮設検証と仮説生成の違い
仮説検証と仮説生成、勘違いしがちなところだなと思った。
仮説検証は想像で「〜かも?」と推論をして検証をすること。仮説生成は事象に対して好奇心を持って問うこと。すごく混同しやすい。
自分なりのまとめとして、「デザインの本質は仮説生成であり、仮説検証を軸にして考えるな」ということだと思う。先に仮説を色々立ててそれを軸にして考えると、その範囲でしか考えられない。事象を正しく捉えるには仮説生成の姿勢が必要である。
仮説生成が前提にあるのであれば、例えばユーザーリサーチの際に「〜かもしれないので、〜のあたりは聞いておきたい」のように推論した質問項目を準備するのはアリ、という認識。もう一度ここは確認。
行動・生理データの取り方
エスノグラフィックインタビューであれば行動データが取れるが、それ以外のインタビュー手法だと行動データは取れないのか?
普通、いつ、どのタイミングでインタビュイーの行動データは取っておくものなのかがあまり分かっていなかった。次確認。
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