見出し画像

シオコレ・コーデ・リレーvol.32 上野翔太朗

シオコレに関わりのある人や、そのまわりの人にシオコレの古着を着てコラムを書いてもらうゆる〜い連載 #シオコレコーデリレー

今回登場してくれたのは、昨年までシオコレのイベント整体BARの”整体の人”として出店してくれていた上野翔太朗さんです。

近年、舞踏家としての活動を始め、8/9の旧グッゲンハイム邸では”舞踏の人”として踊る姿を見ることができます。

様々な顔を持つ彼の今後にも注目です。



地域と密接に関わって生きているシオコレのその”在り方”にグッと来て、自分に何か出来る事ないかと店主のマリさんに相談したのが2年前。
 それから中西梓(シオコレ・コーデ・リレーvol.17のお方)と2人で『整体BAR』が始まり、その約一年半後、相棒の他県への移住が決まって鮮やかに解散したのが昨年。
 今は踊る人(私)とそれを応援する側(シオコレ)に関係性が変化。

 関係性が変わっていくのはごくごくありふれた事ではあるけれど、その中でも”変わらず”繋がり続けていけてる事が嬉しい。
 それぐらい”繋がる”というのは簡単な事じゃないんだと思う。踊り初めてとにかくその事に打ちのめされてきた。そして今も勿論そう。世界と繋がれない自我に狼狽えながら踊っているようなものだ。もしかしたら踊るという事は今まで繋がれなかった、こぼれ落としてきてしまったものに、もう一度出会う事なのかもしれない。その”何か”に出会えるような踊りがやっぱりしたい。その景色を観てくれてる人と共に見たいなと思うのです。

初舞台は昨年師匠の傘の下で踏ませて貰ったが、2回目となる8月の公演は、全て自分で、自分の責任で。当たり前ですが。

 ”この土地に住みたい”と思わせてくれたここ塩屋で、塩屋の人の前で踊る。塩屋と繋がり続ける為にも。

ちゃんと始めて、ちゃんと終わります。

また始まる為に。

 当日はきっと虫の息。そして飛んで火に入る夏の虫。塩屋の人に助けに来て欲しいです。宜しくお願い致します。



※以下の公演は終了しました

上野翔太朗 舞踏公演
『塩屋奇譚』

日時:8/9(金) 19:30 開演
場所:旧グッゲンハイム邸
http://www.nedogu.com/index.html

共催: 塩屋音楽会 シオヤコレクション


上野翔太朗 プロフィール
1986年沖縄生まれ沖縄育ち。柔道整復師。
資格取得後、一年半施術しながら放浪の旅に出る。ほぼ世界一周する。
その後、東京を離れまたもや放浪の旅へ。
帰国後、子供の出生を機に2017年、神戸・元町にて整体院『N-plus』を開業。現在開業8年目。塩屋在住7年。

身体操作と空間の興味から、うっかり舞踏に出会う。
2022年、舞踏家 田中誠司に師事。
2024年、『太朗翔奇譚〜夢の中へ〜』でデビュー。

上野翔太朗 (整体師・舞踏家)
@nplus506



今回着用いただいた商品
■赤いカーディガン
■シースルーTシャツ
■ハイウエストパンツ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?