#音遊びの会便り vol.7
シオヤコレクションの支援先
「音遊びの会」のこと
今回は塩屋在住のミュージシャン
渡瀬みわさんに書いていただいています。
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こんにちは 音遊びの会メンバー渡瀬です。
3月31日に淡路島で開催した「うみはたフェス2024」の企画・主催をしています。
今回は「うみはたフェスと音遊びの会」について文章にしてみました。
2021年に淡路島で初めて開催した野外イベント「うみはたフェス」は、この世にあるたくさんの「違い」を感じてもらいながら、音楽や踊り、作品などを通して、愉快な芸術家たちと共に遊ぶお祭りです。「うみはた」というネーミングには、「海の側(そば)で」「人や自然の側(そば)(はた)で、新しいものを発見できるよう、生み出せるようにと願いを込めました。
「いろんな人がおるなー!おもろいなー!」と感じながらめいいっぱい遊んでもらえることを目指してやっています。
お祭りの花形となるステージには、多様なパフェーマンスを楽しんでもらえるようさまざまなパフォーマーさん達に出演してもらい、その一つとして音遊びの会も初回も今回も出演してもらいました。
体験したことが音や映像として記憶の片隅に残る。月日が経った時に、ふと、その記憶が蘇って原動力となることってありませんか?そんな記憶に残るような体験の一つに、「音遊びの会」の音楽があって欲しいと思っています。
音遊びの会の音楽は、演奏形態にこだわらない独特な音の重なり。進行していくうちに表情が変わるフリー即興。その時その場所で起こる演奏が色々すぎて説明が難しい大集団バンド。のめり込んで聞く人もあれば、これが音楽なの?とこの世界感に驚く人もいるでしょう。思うこと、感じることは人それぞれ。
そう、どんな小さな出来事に対してもそれぞれの感じ方は違うという事も「うみはたフェス」がが伝えたいことの一つ。音遊びの会は、まさにうってつけのバンドです。
当日の演奏では、まずは、野外フェスならではのコールアンドレスポンス、無音声の「トムとジェリー」のパフォーマンス。お客さんがどんどん惹きつけられていくのが分かりました。
普段の単独ライブと違って音遊びの会を知らない人も沢山いて、出店に並びながら見ていたり、移動の途中で立ち止まって見たり。ステージで何が起きているのか覗きに来たり。
それぞれその場で聞こえてくる音に反応して、聞き方もさまざま。
会場を見回した時、子どもが遊びの手を止めて、ステージをじっと見ている様子がとても印象的でした。そして、じわりとヒートアップしていく総勢30名の「ビックバンド」。音遊びの会の舞台の恒例の演目ではありますが、初めて観る人たちの「なんじゃこりゃ?」という反応がより新鮮に映りました。メンバーもいつも以上にのびのびと解放されて、そのエネルギーと魅力がお客さんに伝わったように思います。もっと観ていたい!聴いていたい!という感想を複数聞いています。
遊びの手を止めて見入っていた子どもたち。いつかあの子も音遊びの演奏をふと思い出すことがあるのかな。そこにはどんな感想が甦るのでしょう?想像するのが楽しいです。
文:音遊びの会 メンバー わたせ みわ
@miwawatase
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