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自己紹介

しおやです。

一級建築士事務所を始めました。

https://www.shioya-d.com/
事務所名はシンプルにシオヤデザイン一級建築士事務所としました。
遅ればせながら自己紹介をします。

私について

大阪の泉州エリア泉大津市で育ち、30歳から両親の地元である横浜に来ました。

小さいころから絵を描くのが好きでした。

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幼稚園で描いた絵がハワイのコンクールに出されて金賞を取ったことで自信が植え付けられたと思っています。(上の写真は違う時の写真です)
建築に進んだ大きな理由は手を動かして絵を描くのが好きだったことストーリーや独特なことを想像することが好きだったことです。数学が得意なほうで、理系だったので、進路を考えた時に建築の道を見つけることが出来ました。
考えながらスケッチを描くことはとても好きです。

大学時代は安藤忠雄氏の言葉に影響され、国内外の建築を見に行くことに時間とお金を注ぎました。知らない場所に行くことはとても刺激的です。常識と思っていたことが変わったり、日本では建てられないような建築を見たときの感動は他の経験では得られないと思いました。そして海外を旅することで、国内の建築の凄さも感じることが出来ました。

大学卒業後

大学卒業後はいろいろな設計事務所を渡り歩きました。家具や照明のデザインもする事務所や、宿泊施設の事業計画から設計、工事監理まで行う事務所など多様な設計事務所で経験を積みました。

それらの会社では建築設計だけでは無く、公園の設計や、市営住宅の基本計画のレポートを作成したり、旅館やホテルの定期調査・報告を行うなど、建築にまつわるいろいろな仕事を経験してきました。

20代の終わりに知人の紹介でインドに3カ月半ほど滞在し、RatnagiriやPuneで建築家やデザイナーと生活や仕事を共にする経験をしました。

そして最近ではこのnoteで連載していた土地購入から始めた自宅を建てる経験を通して、お金を払う側に立つことを経験しました。

建築の旅

大学時代からこれまでに建築を見て回った国は、韓国、台湾、中国、シンガポール、インド、スリランカ、アメリカ、トルコ、イタリア、フランス、スペインです。韓国は2回、インドには滞在を合わせて3回訪れています。

以下にほんの少し写真を。フィルムで撮っていました。

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トルコのカッパドキア

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トルコのイスタンブール

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スペインのバルセロナ アグバタワー(ジャンヌーヴェル)

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スペインのバルセロナのバルセロナパビリオン(ミース)

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フランス パリのポンピドゥーセンター(ピアノ、ロジャース)

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フランスのロンシャン教会(コルビジェ)

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インドのチャンディーガル(コルビジェ)


建築訪問レポート

木名瀬佳世建築研究室に在籍時に建築訪問レポートを書いていますので、ご興味ありましたらぜひ御覧ください。
クエリーニスタンパリア美術館(イタリア・ヴェネチア)
カステルヴェッキオ美術館(イタリア・ヴェローナ)
ブリオン家の墓 (イタリア・サンヴィト アルティポリ)
オリベッティショールーム (イタリア・ヴェネチア)
ソーク研究所(サンディエゴ)
シアトル市民図書館(シアトル)
シーランチ(北カルフォルニア)

また他の場所についてもこちらで書いていきたいと考えています。

シオヤデザインについて

これから始める設計事務所は一級建築士事務所なので、法規的には用途、規模共に制限はありません。

設計の中にもいくつか分類があり、意匠・設備・構造に分かられます。
意匠設計とは形態や仕様など、見た目だったり使い勝手だったりを考え、設計していきます。
設備設計は空調換気や、電気、給排水などの容量の計算や、配管の設計をします。
構造設計は、荷重、地震、風などに耐えられるように基礎、柱、梁、壁、床などの強度を計算、設計します。
シオヤデザインは意匠設計をしています。

通常、小規模な場合は意匠設計事務所にクライアントから依頼があり、意匠設計事務所から設備設計事務所、構造設計事務所に依頼をします。意匠・設備・構造が一つの事務所にある場合もあります。

横浜を拠点にしていますので関東圏はもちろんですが、30年いた関西にも土地勘はあります。
ほかのエリアでも、呼んでいただければどちらでもご対応します!

これまで、住宅の新築、リノベーションや歯科医兼住宅、クリーニング店(工場)兼住宅、お寺の客殿・庫裏、宿泊施設、公衆トイレなどに携わりました。
建築設計というのは、いろいろな条件が関わり、その都度、条件整理とリサーチ、学び、設計していきますので、これまで設計したことない用途でも依頼者、施工者、あるいはメーカーや設計協力者と協力しながら進めていきます。

基本的に設計事務所は、資格を持った人にしかできない設計・工事監理クライアントの代理人として行います。条件や希望を聞き、経験や知識で完成のお手伝いをします。

住宅を建てること

自宅を建てて思ったのは、考えること、決めることがとても多いということ。

施主・設計者・監理者の考えることをごちゃまぜにしてしまうと、
土地探しのこと、購入のタイミング、予算、法規や条例、補助金や控除やローン、間取り、構造・設備、素材、照明や家具家電、テレビやインターネット・電話・上下水やガスの使い方や契約先、プライバシーや防犯、近隣住民との関係性、近隣の環境、工務店や職人さんとの関係性やコミュニケーション、社会・経済状況のタイミング(オリンピックや増税、ウッドショックなどなど)、将来のメンテや将来の家の価値、住人の成長や変化、買い物場所や交通手段などなど...。

本当に多いですね!他にも色々あるでしょう。
こう考えると完成したもの、建売や中古を買うというのは時間や手間に関しては相当お得な気もしてしまいます。

設計半年、施工半年としても1年はかかります。もっとかかることも多いです。それでも、考えることが好きな人、それだけ時間をかけて作るのが自然と考える人もいます。
考えたものが実際に作られるということはとても面白いです。図面でわくわくし、イメージパースや模型で興奮したり、壁の色をペンキで変えただけでも気分が上がる方なら、自宅を作る流れは、他にはない楽しさを得られると思います。

何度か陶芸を体験しました。ろくろや手びねりなどありますね。器もお店にいけばすぐに買うことができますが、作ってみると思った通りにいかないこともあったり、時間とお金がかかります。でも完成したらすごく愛着が持てます。スケールはかなり違いますが感覚は近いかもしれません。

住宅を紹介する番組でよく見るものが3つあります。
渡辺篤史の建もの探訪」「住人十色」「突撃!隣のすごい家」です。なかなか見ることができない他人の家の様子、生活を見ることができます。世の中には素敵な家がいっぱいあるなと知ることができます。そして2つとして同じ家が無いことが分かります。

家づくりにご興味持たれたら一度HPを見てみてください。
ご相談を、お待ちしています。


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