Shioura Yuya

小演劇、映画、本、webエンジニアリングについて。

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ヴァージン砧 「ポップコーンの害について」

2月2日(日)@上井草(エリア543) 上井草という街は初めて降りたけど、天気の良さもあってか住んでみたくなるような長閑なところ。劇場は一人芝居ということでアクトスペースも小さく、役者はすぐ目の前。 note記事から漂う不穏さ事前に主宰であり脚本と演出を務めている香椎響子さんの書いたnoteを拝見した。 うん、不穏だ。不穏だけれど、不穏さというのは、演劇な想像力をたくましくする、と思う。 だから一人芝居で、この記事のようなモチベーションがあるとなると、とてもすごいものが、

    • 排気口『怖くなるまで待っていて』

      1月26日(日)13:00~ @阿佐ヶ谷アートスペースプロット 初めて来た劇場。受付がレトロな感じで好きだった。 排気口という劇団の『怖くなるまで待っていて』を観た。 フライヤーの雰囲気からはちょっと取っ付きにくそうな印象も受けるけど、全然そんなことはなかった。 大学の学園祭を舞台にした青春群像<大学のゼミの生徒たちが学園祭の出し物としてお化け屋敷の準備をする>というのが本作の基本的な設定。 前半では、ゼミの学生たち・文化祭実行委員、ゼミ長の父母・ゼミOGの女性・謎の女な

      • ゴジゲン『ポポリンピック』

        1月18日(土)13:00〜@こまばアゴラ劇場 なんか勝手に駅前劇場だと思って下北沢に向かっていたらアゴラだった。こまばアゴラ劇場は舞台までが近い。ゴジゲンのような劇団をこの規模の劇場で見れることがとても嬉しい。 ※まだ上演が残っていますがネタバレ有りなのでご注意下さい 選ばれなかった人の物語今更言うまでもなく、今年はオリンピックイヤー。そんな年にゴジゲンが送り出しのが『ポポリンピック』という作品だ。 <東京オリンピックに選ばれなかったボーリング競技の選手たちが、オリンピ

        • 東京にこにこちゃん『ラストダンスが悲しいのはイヤッッ』

          2020年1月17日(金)20:00〜 @荻窪小劇場 仕事を終わらせて銀座駅から荻窪まで丸ノ内線で向かい、どうにかギリギリ間に合った。荻窪駅から荻窪小劇場まで遠い。でも20:00開演は仕事帰りにギリギリ間に合うので嬉しい。 きっかけはnoteの記事東京にこにこちゃんの主宰である萩田頌豊与という人物のnoteの記事を目にした。確かツイッターで流れてきたか何かだったと思う。それがこの記事だ。 とても興味深く、読み物としてもすごく面白いから是非読んでみてもらいたい。画家をや

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          第27班『下品なジョン・ドー 笑顔のベティ・ドー』

          2020年1月2日 19:00(@スタジオ空洞)、第27班の『下品なジョン・ドー 笑顔のベティ・ドー』を観劇。 まだ三が日も終わっていない時期で集客は苦労しただろうが、客席はほぼ満席。客層は40代くらいの男性が多かった印象。 東京という街の寛容さと無責任さ第27班の演劇を見るのは二回目で、初めて観たのはもう5年くらい昔だから、ほぼ初見のような気持ちで観に行った。 結論、すごくよかった! 90年代のアメリカドラマを下敷きにした設定・構成に、日本の都市で生きる若者のリ

          第27班『下品なジョン・ドー 笑顔のベティ・ドー』