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平凡なサラリーマン・平凡な一人親・平凡なレモンサワー愛好家

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最近の記事

あたまの上に暮らす

長女(8歳)、次女(3か月・まだまだ生まれたて)の頭の匂いを嗅ぎながら、 「めったん(次女のあだな)のあたま、いい匂いだなあ~」と 一人で小声で喋っている。 新生児の頭は確かに、ミルクと熱のまざったようなあたたかい匂いがする。 長女「(あたまをかぎながら)ハァ~…」 長女「…めったんのあたまの上でくらしたいなぁ~…(小声)」 いやそれはないだろうと思ったが、ふと考えると、 そこは太陽であたたまった大地に茶色い草原(毛)が一面に広がり…  風がふくとファサファサと一斉に

    • イエス、ネットフリックス

      生まれたての子供がなかなか眠らず、ただただ抱っこをしてほしくて まどろんでいるとき、 何の身動きも取れないので、 ネットフリックス様を観るようになった。 (新生児の教育的には、怒られるのかもしれないけれども… まあ、子どもは寝ているので、見逃して、と語りかけている。) これまで家でテレビを観れる時間がなかなかなかったが、 観始めるととまらなくなり、さらにネットフリックスオリジナルドラマは かなり面白いということに気づく。 何にもしていないのにとりようによってはインプットの時

      • 新しいスマホのリーダー

        子ども(8歳・長女)、私のスマホを手に取り、何かゴソゴソやっている。 そのうち、私にスマホをかざして何か確認をしだした。 長女:(スマホを私にかざし、) 「アレ…?…アレ…?読み取れない…読み取れない…」 私:「何が読み取れないの?見せてごらん?」 スマホを受け取ると、ICカードの画面になっており、 「リーダーにかざして読み取ってください」という記載が表示されている。 長女:「読み取れないんだよ。」 私:「なぜママにかざしているの?」 長女:「スマホのリーダーにかざ

        • 【ファンからのメール】

          長女(8歳)、私が次女(2か月)を抱っこしているところに、 しずしずと白紙の紙を持ちながらやってきて 長女:「みなさま、本日はお集まりいただきありがとうございます。」 私:「…」 次女:「…」 長女:「今日は、すてきなゲストにきていただいております。 めったん(次女のあだな)と、おかあさまです! みなさま、どうぞ拍手でお迎えください!」 私:「(拍手)」 次女:「(興奮してフンフン言っている)」 長女:「お二人に、ファンの方からのメールがとどいております。」 (おもむろ

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        • 日々のこども
          23本
        • 日々のくらし
          6本
        • 創作
          1本
        • 日々のしごと
          4本

        記事

          リアルサザエさんは生きづらい

          昨日は次女(生後2か月)の初めての予防注射の日だった。 私は朝からなんだか眠く、子どもが寝たタイミングで一緒に 昼寝をしようと思っていたが、 子どもはなかなか元気で午後まで落ち着かず、 ようやく14時に眠りについた。 15時15分からの予約で、病院はめちゃくちゃ近所なので、 14時半に出れば余裕で間に合う。 10分だけ寝ようと思い、タイマーをかけて横になった。 誰しもわかることだ、こういうとき何が起こるのか。 目が覚めたら15時5分。 なんか時間たった感覚があり、

          リアルサザエさんは生きづらい

          スマートな育児

          次女(生まれたて・女児)が生まれて約1か月が経過した。 第一子が今8歳のため、前回の新生児育児は8年前。 すっかり記憶は薄れているが、 最初は確か3時間ごとくらいに起きて授乳していたという記憶はあった。 老化により頻尿になっている今、3時間ごとに起きるのは さほど日常と大きく変わりがない。 かつ、前回の経験を糧に、もうすこし要領よく過ごせるに違いない。 年月を経たことで「オッジ」とかに出ているような 巷のスマートなママたちに少しでも近づけていると思いたい。 しかしながら出

          スマートな育児

          新生児という未知との遭遇

          長女(8歳・まだ1週間が5日だと思っている)、次女(うまれたて)が来てから激しく次女をいじくりまわしている。 あまりにいじくりまわしていて、 やっと寝た次女を抱き起し「お~お~~起きたね~~」 などと言っているので こちらが疲れ果てている。次女は大仏のような表情で黙っている。 黙っていたほうがいいと思っているのだと思う。 一方で、長女はなぜか次女を抱っこしているときに 「まって!!ママ代わって!!こわいこわいこわい」 と急激におびえることが度々ある。 なぜ、自分より小さ

          新生児という未知との遭遇

          出産という断絶

          めったん(次女・生まれたてて)が生まれてから約3週間が経過した。 産休とはいえ緩やかにやらなくてはならない仕事は継続しているつもりだが、 当然のごとく優しい周りの人のおかげで打席は回ってこないので、 妙に焦りを感じる。 これはすめちゃ(長女・8歳)のときにも経験した。 出産は、どんな場合でも時がストップするように思う。産後すぐは外出がまずできないし、個人的な主観だが「うむこと」自体が衝撃的体験で、 意識していなくても心身ともに興奮と痛みと打撃を受けているのだと思う。 浦

          出産という断絶

          裂け目 #2000字のホラー

          カーテンを開けると乾いた秋空だった。 高橋清四郎は寝ぐせ頭のまま、秋空を背に置かれた60インチのテレビの電源をつけた。 いつものようにキッチンでコーヒーを淹れるため、戸棚から豆を取り出す。ワイドショーを流し見しながら、毎日豆を挽いてコーヒーを飲むのが日課だ。 しかしその日、テレビには壊滅状態になっている都市が映し出された。ビルがなぎ倒され、下敷きになった車が何台もその下に顔をのぞかせている。道なりに電柱が横たわり、街は瓦礫の山と化している。まるでドラマだ。 そういえば明

          裂け目 #2000字のホラー

          発見

          子ども(7歳、女子)、 プゥ〜とオナラをしてから1分後 子ども:「…そーなんだ…!」(独り言) 子ども:「オシリってゲップもするんだな〜…」(独り言) もう7歳だが大丈夫なのか。

          シャーベット・コタツ

          子ども(7歳・女子) 「ねぇママ、シャーベット・こたつくんて知ってる?」 私「えっ。何かのキャラクター?ユーチューバー?」 子ども「違うよ。おんなじ2年生だよ。」 私「えっ。同じ小学校?!」 シャーベット・コタツ… 子ども「そうだよ。最近、学校にいくときに よく会ってはなすの。 チョンマゲしていて、ちょっとおもろい子なんだよ。」 私「…そうなんだ。…シャーベット・コタツくんていう名前なの?」 子ども「うんそうだよ。」 私「可愛い名前だね。(シャーベット、コタツ

          シャーベット・コタツ

          クイズではない

          最近子ども(7歳・女子)は、 フロに入りながらするクイズが楽しいようだ。 基本は私が問題を出して子どもが答えるスタイルで しきりに問題を迫られるのですが、 この出題がけっこうむずかしい。  ーーーーー 【キャラクター編】 私「ジャイアンの妹、ジャイコが憧れている職業はなんでしょう。」 (答え:漫画家) 子ども「えーと、あっ赤い帽子をかぶってるよね!」 私「いいね、それがヒントだね」 子ども「あっリンゴ!」 (本気の間違いだが、正解なのか期待してこちらに微笑んでくる) 私

          クイズではない

          容疑

          子ども(7歳・女子)を 後ろにのせてママチャリで道を進んでいたところ、 前に小学生のお姉ちゃんたちのグループが現れた。   横並びに自転車を並べ、みんなそれぞれちょっとおしゃれをしながら 漕いでいる。 友達だけでどこか少し遠くに遊びに行くのかな、あと数年で子どもこんな ふうになるのかなと思いながら、 楽しそうな邪魔をしないように こちらもママチャリのスピードを緩めて 後ろからそろそろと続く。 お姉ちゃんたちが角を曲がり、  視界が開けた後、 静かに後ろに乗っていた子ども

          33デシリットルしかない

          金曜日に子ども(7歳・女子)の参観日があった。 子ども曰く、「すめちゃ、(自分のこと)学校ではおもしろい事をしないようにしているんだよ。目立ったら恥ずかしいから。」ということで 周りにはおとなしく見せているようなのだが、 普段の言動からおそらく 「おとなしい風に装っているが少し変わった人」と思われているだろうと推測している。 なので私は参観日の日、今日発表するかな、どんな風にはりきってるかな、というような期待より、 何か起きるのではという緊張がすごい。 (子どもよごめん。)

          33デシリットルしかない

          日雇い仕事で明るみに出る自分の耐えられない適当さ

          週末に、屋外のイベントに人手が足りないということで、スタッフとして参加した。 当日急遽入ったので、屋外テントで1人粛々とただレジをして過ごしていたが、 テントの簾が全く風を通さず、蒸し風呂状態に。 あたまが朦朧とし、息をしていても吸ってるのか吐いてるのかわからない。 そんななか、遠くの方から、ズンズンこっちに進んでくる人影が見えた。 蜃気楼の中その人影はどんどん大きくなり、 ああリュックしょったおじさんだなとわかるようになり、 あっなんかちょっとすごい笑顔だなっ、と思

          日雇い仕事で明るみに出る自分の耐えられない適当さ

          役割

          子ども(6歳・女子) 「…ねえママ… すめちゃ、(自分のこと)しんで、起きたら次はどんなやくわりになるの?」 私「役割…。それは、生まれ変わったらってことだね。それは…神様しかわからないんじゃない?」 子ども「えっ…?そうなの…?人間じゃないかもしれないよ…」 私「そうだね…肉うどんかもしれないよ。(M-1グランプリで観たロングコートダディのネタ)」 子ども「えっ…えっ…、、あの、何回もにくうどんになるやつでしょ…。すめちゃもそうかもしれないのっ…?(ちょっと笑ってい