抜け殻になった僕
雨が僕の頬を濡らす
分かってたんだ
君はもう別の道を見てるって
でも忘れられないんだ
光の朝はカーテンを閉めて
二人でまどろんでいたよね
星の夜はカーテンを開けて
二人で重なって揺れていたよね
分かってるんだ
手放さなきゃいけないって
だけど 愛しくて…愛しくて…
どうしたらいいか分からないんだ…
この気持ち
「さよなら」が
どうしても…口から出ないんだよ
「置いて行かないで」と
願う事しか出来ない僕は…
声にならない代わりに
涙が止まらなくて…
「ただの男」で居させてくれた君
無くしたモノの大きさに
気付くのは 遅すぎたね…
抜け殻になった僕は
ずっと君の名前を呼んだんだ
もう言わなくちゃ…
さよなら…
誰よりも愛してた
さよなら…
どうか幸せに
雨が僕の頬を濡らす