私の強迫性障害

本日2回目の投稿。急に重いタイトルであることは承知の上。でもこの病気は苦しんでいる人が多くいる割には知られていない病気ではないだろうか。

私は今強迫性障害という病に侵されているんだ。どんな病気か簡単に説明すると、考えたくもないことを考えてしまったり、やってもいないことをやったと錯覚してしまったりする病気。加害恐怖ってやつかな。これがどんな状況下でもふっと起こってしまうんだ。自分でも自分の意思本心じゃないこと、行為が現実ではないことってわかってる。でもそれが心の底から信じることが出来ないんだ。だからその症状が起こった後はいつも自分はやっていないことを証明するのに時間を費やすんだ。これがまた辛い。でもせざるを得ない。長いときだと二か月くらい同じことで悩んでしまう。

じゃあこれから、実際に私に巻き起こった最悪の強迫性障害の症状を言うね。消毒液事件とでも名付けておこうかね(笑)
昨年夏の出来事。私は今寮で独り暮らしをしているんだけども、そこには食堂があるのね。それで食堂のおばちゃんがいるカウンターに食事をとりに行ったら、おばちゃんがカウンターの向こう側で容器から料理をお皿に盛りつけてくれて手渡してくれるんだけど、その時食事を受け取る前に手を消毒しなきゃいけないルールになってるんだ。だからいつものように消毒したんだけど、そこで事件は起こったんだ。
まず真実を伝えるね。真実は、手を消毒後何事もなく食事を受け取った。これだけの事。
でも強迫性障害に襲われた自分はこう錯覚した。「殺意の元で、おばちゃんに気づかれないように、消毒液をつけた手をふるって、カウンターの向こう側に合った容器に消毒液をばらまいた。」ってね。
それに襲われた自分はもうコントロールできない。本当にやってしまったのだろうか。でもやっていないと主張する自分もいる。頭の中が不安だらけになった。でももし本当にやってしまっていたら、容器の中に毒が入ったことになるから、自分は殺人犯になってしまうのではないか。死刑囚になってしまうのではないか。考えれば考えるほど泥沼に余っていくのが強迫性障害の辛い所。もう一度言うが真実は何もやっていない。でも錯覚は止まらない。結局この症状は二か月続いた。ポジティブになろうとすると、もう一人の自分が「殺人者なのに調子に乗っていいの」って囁いてくる。辛かった。ほとんど何も手につかなかった。それの影響で学校に遅刻したり、時々休んでしまうようにもなってしまった。
何とかカウンセリングなどで解決が出来たんだけど、これからこの深刻な状況が似度と来ないとも限らない。だからいまだにいつもおびえて生きてるんだ。何時か錯覚が真実だと勘違いしてしまう日も近いんじゃないかってね。あっ、因みにこの強迫症状はこれより小さいのだったら毎日起こってるよ。毎回違うパターンでね。だから過去の解決法はほとんど役に立たない。それも厄介でしょ。快方に向かうことがないんだもん。いつも0から。

こうやって書いている今も襲われてるよ。この記事を誤って読む人がいて、私が殺人犯に仕立て上げられてしまうんじゃないかってね。あぁ怖い。

めっちゃ長くなっちゃった。今日はこの辺で。また夜書くかもだけど(笑)

#強迫性障害 #強迫症 #強迫観念 #加害恐怖 #精神病 #大学生




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