風の時代の暮らし方
“サブスプリクションで安定した暮らしをする人”をMicrosoftのAI生成にイメージしてもらったら、意外と意思疎通できて、新鮮な感動体験✨
このイメージ画には、『毎月、同じ金額に収まる安定した日々の暮らし』と『まとまった配送により受取が簡潔になる』ことが背景に描かれています。これは、一個人としてのメリット。
一個人(一家庭)の幸せな暮らしを支える企業活動、労働する側にとっても、『毎月の需要が管理できる事で、過剰生産や在庫、廃棄物を減らし、労働時間も抑える事ができる』『生産活動の先行きが見通し易くなる』ことや、『物流管理や配達員にも効率的に負担を減らす』ことにも繋がりメリット。
お互いにメリットがあるから継続できる。
サブスプリクションは、そんな考え方が可能です。
風の時代に追求するのは、経済や社会問題解決になる可能性。何故なら、この時代に活躍するのは、国連が提唱するSDGsに関心が高い世代であり、地球温暖化による気象変動の影響を受けて生きる人達だから。
とはいえ、SDGsの問題提起と細かく綴られた指針に対して目標を設定し、解決する時間の区切りとして2030年とあるけれど、COP(国連気候変動枠組条約に参加している国が1年に1回集まり、温暖化対策について話し合う会議)という一つの事象ですら、目標に至る道のりは実現するに未だ厳しいことを踏まえると、あと5-6年でどれだけの解決に至れるのか?物事はそんなに単純でも簡単でもないと思います。そこで、200年という、長い時間の中で、世代を繋いで、問題に向き合いながら、変容を描いていくのが始まったばかりの“風の時代”ではないか?と、私は思います。人類って本当に、自然界において異端児で複雑(コンプレックスな塊)とは、日々の実感です。
余談ですが、今年8月30日に、オックスフォード英語辞典に『人間も自然の一部』と、“Nature”の意味を再定義した事が静かに話題に上がりました。このニュースは、風の時代のキーワードになりうるかも!と個人的にハートに刺さりました。この言葉がどう響き、捉えることになり、腑に落ちるまで咀嚼と反芻を繰り返せるかは人それぞれかと思いますが、自然の一部として在る人類がどうまとまりを示していけるのかは、これからの楽しみにもなりそうです。
さて、話はサブスプリクションに戻ります。
地球上の資源、エネルギー、食糧、飲み水…全ては有限であり、足るを知ることが求められるであろうSDGs世代(何故なら、地球上の人口は増え続けているから)は、倹約で、地に足着いた考え方の人という語られ方をしているようです。実際は、一括りにはならず、個体差もバリエーションに富んでいるとは思いますが、サブスプリクションという発想には馴染みやすいのではないでしょうか?
月額が一定で、暮らしに必要、欲しいものが家まで届く、となれば、買物以外に時間を当てられるようになるし、無駄な消費も抑制されるでしょう。コスパとタイパは満たされます。そうなったら、空いた時間に何をしますか?というのが、風の時代に求められる創造性。精神的満足を引き上げる為に表現する側のアートは、この時代には一般化されるかもしれません。