移動は安全・便利だけじゃなくて心地よいという価値
電動キックボードに関する法改正。どこもかしこも報道されてるね!そりゃ、企業の働きかけが法を変えることにまで繋がったのやから・・。
一部の電動キックボードは16歳以上であれば免許不要 (ヘルメットは努力義務)で運転できるようになるというもの。
私は免許持っているから自分は特に変わらないけど、こうなることで一気に認知拡がって、一般化して、ユーザーが増えるということですね。
東京はなかなか交通量多いし、私は人があんまりいない、リスクがなさそうな場所でしか乗らないようにしていて
というのもLUUP乗ってて事故するのはコスパ悪すぎ、運悪すぎ!な、人になっちゃうのが嫌だから。
色んなメディアで、まだ安全性や利便性ばかりにフォーカスされているけど、移動に心地よさが加わる、というのはとってもポジティブで、人間らしいことで、たぶんそこが本質で、いずれ光が当たっていくと思う。
そういう、移動ってきもちよーっていう空気を醸成するためのPR、手段がたくさんあって楽しそうだなぁ。
私が2019年に初めて電動キックボードに乗ったときのこと。
毎年、アメリカのオースティンでSxSW(サウスバイサウスウエスト)というテクノロジーと音楽の祭典が開催されていて、前職で出張に行ったときのことだった。
Twitterもここから始まったり、当時はパフュームがライゾマの技術を使った演出でライブしてました。
世界中の人が集まって、街一体がお祭になるんだけど、いたるところに電動キックボードが設置というか放置されていて、ちょっとそこの角まで、というときにも乗って移動してた。
その体験はただただ爽快で、移動時間なのに楽しかった。
その時、テクノロジーは便利になるだけじゃなくて五感で感じる喜びを生んで、それを街全体で表していてすばらしーと思ったんだよね。
日本でもこんな体験できたらいいのにと。
しかし・・・きっと法改正までえげつないロビー活動だったんだと思う。おつかれさまでした…。その分恩恵にあずかりたいですね。これからはクリエーティブなPRとか、発信が増えていくのかなー。
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