ユーミンの歌詞
ふとしたときにユーミンの歌詞ってすごいなと思う。さりげなく人生の真実をうたっていて、昔の曲なのに今でも発見がある。 私の好きな3曲を紹介したい。
①「やさしさにつつまれたなら」
ジブリの「魔女の宅急便」にも使われている有名な曲だ。
カーテンをひらいて 静かな木漏れ日の
やさしさにつつまれたなら きっと
目に映るすべてのことはメッセージ
この歌詞は小林正観さんがよくお話の中でとりあげておられたから、注目するようになった。
自分の目の前のことはすべて天からのメッセージ、って、まさに神さま目線だ。
②「12月の雨」
ポップな曲調の中にとけこんでいるこの歌詞に気づいたとき、思わず立ち止まった。
時はいつの日にも 親切な友だち
すぎてゆくきのうを 物語にかえる
人生の真実をこんなふうにさらっと表現できるって、おしゃれすぎる。
③「とこしえにグッドナイト」
この曲の歌詞は、真実というより
自分をきらいになりそうなとき、人生になげやりになっているときに、 さりげなくよりそってくれる。
こんな心を 誰にみせるの
かっこつけても 悲しいのは自分じゃないの
海の匂いの霧を 胸いっぱい吸い込んで
さよならとつぶやいた 昨日までの私に
ユーミンの曲は、何年たっても色あせない。