美術館巡りの趣味をはじめよう!メリットとおすすめの美術館ご紹介
「美術館巡りを趣味にしているのはデザイン関係の人だけじゃないの?」
「美術館の楽しみ方が分からない」
「老後の趣味として美術館巡りを検討しているけど遅いかな」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
美術館巡りは、誰でも何歳からでも始められる趣味の一つです。同じ作品でも見る時の状況や心情、一緒に見に行った人などによって、感じることや感動も異なります。
趣味として美術館巡りを始めてみてもいいなと思っても、いざ足を運ぶとなると躊躇してしまいますよね。
美術館は初心者でも楽しむことができる場所なので、はじめの一歩を踏み出すきっかけになるとうれしいです。
趣味で美術館巡りをはじめるメリット5選
美術館巡りというと、デザイン系の学生や仕事をしている人や、趣味で絵を描いている人の趣味と思われがちです。 しかし、全くそんなことはなく、私自身も全くデザインに関する勉強などはしたことはありませんが、よく美術館に行きます。
美術館で展示品を見ることは宗教や歴史、技法などの勉強になりますが、他にも様々な効果が得られます。
ここでは、美術館巡りを趣味にすることで得られる効果について、以下の5つを紹介します。
文化や歴史が学べる
リラックスできる
クリエイティブな刺激が得られる
何歳からでも始められる
自分の好みがわかる
文化や歴史が学べる
前述した通り、美術館では文化や歴史、宗教などさまざまな知識を身に着けることができます。 なぜなら、宗教絵や歴史的瞬間をテーマに作られた作品が多く存在しているからです。
先人たちの考えや見ていた景色を知ることができるのも、美術館の魅力です。
学生の頃に世界史の授業で勉強したことがある出来事が、作品として展示されていることもあるので探してみてくださいね。
リラックスできる
美術館は静かで綺麗で美しい建物の中で、展示品を見ることができる特別な場所。日々の疲れを癒し、リラックスするのに最適です。
精密に作られた作品や大きすぎる作品など、非日常でしか味わえない感動が盛りだくさんです。
ぜひ、美術館で素敵な芸術を鑑賞することで、心も体もリフレッシュしてくださいね。
クリエイティブな刺激が得られる
美術館で素敵な展示品を見ることで、今までになかった新たな視点や考えを得たり、体験したりできるので、自分の想像力を豊かにすることができます。
美術館で展示されている展示品は、作者たちがさまざまなテーマに対して、さまざまな技法や表現方法を使いながら作り出したものです。
そんな素敵な作品たちを全身で感じとることで、あなた自身の考えの幅を広げ、新たなアイデアを生み出すきっかけを作り出します。
もちろん美術に関するアイデアだけには留まらないので、何か悩み事や迷っていることがある際は足を運んでみてくださいね。
何歳からでも始められる
美術館は子供からご年配の方まで、誰でも楽しむことができます。 もちろん、美術の知識の有無も関係なく、老若男女問わず多くの人に愛される場所が美術館です。
1つの作品を長時間見ている人や会場内を行ったり来たりしている人など、他の人がどの作品に興味を持っているのか見るのも楽しいです。
人気の作品だから良い作品というわけではなく、あなたが素敵と思うものをぜひ見つけてみてくださいね。
自分の好みがわかる
何度か美術館に足を運んでいると、自分が好きな作者や技法がわかってくるようになります。
私の場合は「印象派」が1番好きと感じる作品が多かったです。そのため、印象派を中心とした展覧会には必ず行くようにしています。
このように、自分の好きなものがわかると、美術館巡りもより楽しめるようになります。 いろんな展覧会に参加して、あなたの好きをたくさん発掘してくださいね!
美術館巡りのおすすめの5つの楽しみ方
美術館に初めて行く場合は、どのように楽しめばいいかわからず、困ってしまいますよね。
ここでは、美術館のおすすめの楽しみ方について、以下の5つを紹介します。
はじめは何となく眺める
疲れたら休憩する
好きな表現方法を見つける
作者が何を伝えたいのかを考える
美術館の建物も堪能する
まずは、とりあえず行ってみましょう!
はじめは何となく眺める
はじめはいろいろな作品を見て回りましょう。
美術館は見る順番が決まっておらず、2周3周しても問題ありません。
そのため、いろいろな美術品をたくさん見て、なんとなく気になったものをじっくり見てみましょう。
作品の紹介が書いてある場合もあるので、気に入ったものはじっくり読んでみるのもおすすめです!
疲れたら休憩する
美術館には展示会の中に、定期的に休憩するためのイスがおかれている場合がほとんどです。
そのため、疲れた際は休憩するようにしましょう。
もし、イスが展示品の近くにある場合は、気に入った作品の近くにあるイスに座ることもおすすめです!
イスに座りながら、美術館の空間を楽しんだり、作品を眺めたりしながら休憩しましょう。
好きな表現方法を見つける
前述した通り、美術館には油絵や石膏などさまざまな表現方法があります。
そのため、いくつかの美術館を巡ったら、どんな表現方法に惹かれるのかを考えてみましょう。
自分が好きな表現方法ばかりの展覧会に行くのも良し、あらたな好みを発掘しに行くのも楽しみ方の1つ。
まずは、自分の興味の対象を知ることから始めましょう!
作者が何を伝えたいのかを考える
作者は思いを込めて作品を作っています。
そのため、作品を通して作者が何を伝えたかったのかを考えるのも楽しみ方の1つです。
専門家による解説が作品の隣に書かれていることも多いので、答え合わせしてみるのもおすすめです。
より深く知りたい場合は、図録を買うこともおすすめです!
図録には、その展覧会で展示されている作品について、細かい解説が書いてあります。
お気に入りの展覧会の図録を買っておくことで、お家に帰ってからも楽しむことができます!
美術館の建物も堪能する
美術館の建物は、とても美しいものが多いです。
すてきな建築士がこだわりを持って建てていることが多いので、展覧会だけではなく美術館の内観や外観もじっくり堪能しましょう。
また、美しい庭や池がある場合もあります。
美術館の周りも散策できるところもあるので、許可されている場合は、ぜひゆっくり巡ってみてくださいね。
美術館巡りが大好きな私がおすすめする5つの美術館
ここでは、美術館巡りが好きな私が何度でも行きたい!と感じたおすすめの美術館を5つ紹介します!
今回おすすめする美術館は、とても素敵な作品を貯蔵しています。外から作品を借りて展示する展覧会でなくても楽しめるので、常設展にもぜひ足を運んでみてください!
常設展は展示期間の設定などがなく、その美術館の収蔵している作品が展示されています。
地中美術館
京セラ美術館
アサヒビール大山崎山荘美術館
金沢21世紀美術館
ポーラ美術館
地中美術館
地中美術館は、香川県から船で約50分(高速旅客船で25分)で到着する直島にあります。2004に設立された美術館は、瀬戸内海の美しい景観を損なわないために、建物の大半を地中内に埋蔵されています。
安藤忠雄さんが設計した美しい建物もぜひ楽しんでください。
私が大好きなクロード・モネの作品に囲まれることができる部屋が1番のおすすめです!
京セラ美術館
2020年に京都市美術館から名称を変え、リニューアルオープンした京セラ美術館。展覧会だけではなく、入場料なしでも利用できるカフェや、ミュージアムショップなども楽しむことができるのも魅力ポイントです。
一度に複数の展覧会が実施できるほどの大きな美術館なので、1日中京セラ美術館を堪能することができます!
アサヒビール大山崎山荘美術館
築100年以上になる建物や丁寧に手入れされてきた美しい庭園が、大山崎の美しい自然に溶け込んでおり、展示品だけではなく、敷地に入った瞬間から特別な空間を味わうことができます。
四季折々の変化も楽しめるのも魅力のの一つなので、季節の移り変わりをアサヒグループ大山崎山荘美術館で感じてください。
金沢21世紀美術館
現代アートが多く展示される金沢21世紀美術館は、金沢のまちに開かれた公園のような美術館をコンセプトにしています。 美術館の周りにも無料で体験しながら遊べるアート作品が展示されており、子供から大人まで楽しめます。
自分が作品の一部になったかのような演出のアートもあるため、全身で美術作品を体験してください。
ポーラ美術館
箱根の大自然の中にあるポーラ美術館は、約10,000点ものコレクションを所有しています。 西洋絵画や日本絵画はもちろん、化粧品会社ならではの化粧道具といった作品が展示されています。
自然に溶け込むような美しい設計の建築も魅力の一つ。周辺の遊歩道では森林浴を楽しみながら、季節によって変わる花々を愛でるのも楽しみ方の一つです。
美術館に展示される主な作品は?
美術館と言えば絵画を飾っているイメージがありませんか?
絵画といっても、水彩画や油絵、墨絵など表現方法はたくさんあります。 しかし、絵画以外にも以下のようなさまざまな展示がされています。
絵画
浮世絵
彫刻
書道
陶芸
工芸
建造物
展示会のテーマに合わせて、展示される展示物の種類が異なるので、ぜひさまざまな展示会に足を運んでみてくださいね!
美術館巡りのはじめの一歩を踏み出そう!
美術館に行く準備はできましたか?
初めて行くには緊張してしまうかもしれませんが、一度楽しさや感動を味わえば何度も行きたくなる美術館。
美術館巡りを趣味にすることで、以下の5つの効果が得られます。
文化や歴史が学べる
リラックスできる
クリエイティブな刺激が得られる
何歳からでも始められる
自分の好みがわかる
全国各地にさまざまなこだわりやコンセプトをもった美術館があるので、ぜひいろいろめぐってみてくださいね!