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突然突きつけられる「終わり」

私が5年くらい推してたゲーム実況グループ「White Tails」が無期限活動休止を発表した。

終わりの日で半年以上あるし、解散というわけではないけれども、自分で決めたわけではない「終わり」があることがすごく悲しい。

思い返せば一方的に告げられる「終わり」というものは、今回が初めてかもしれない。今まで何かが終わる時、卒業や引退はあるにしても、自分で終わらせるタイミングを決めてきた。

恋人とのお別れは話し合いで、疎遠になってしまった友達とも自分から連絡していれば終わっていなかったはずなので自分で「終わり」を選択したと言える。


今回は、推すのを辞めるという選択を自分でしたわけではなかった。毎日当たり前のように見ていたし、イベントがあれば参加していた。

この5年間の推し活は私にとって、日常であり生きがいだったのだろう。


もちろん「終わり」を選択した彼らの決断を否定するつもりは一切ない。むしろ応援したいと思う。5年間私に幸せをくれた彼らだからこそ、彼ら自身にも幸せになってほしいし、彼らが決めたやりたいことを応援したい。

復活するかもしれないし、もう彼らが活動している姿を見れないかもしれない。けれども、過去を振り返った時に「楽しかった推し活」として、大切にしまっておきたい。

また、他にいる推しやこれからできるかもしれない推し、人間関係や仕事、趣味などがある日突然終わってしまうかもしれないことを忘れない。

「推しは、推せる時に推す」

誰かが言っていた言葉を身をもって体感できた。私は彼らにとってただのファンの1人だけれど、多くの人が彼らの選択を応援していると思う。

残り少ない時間も後悔がないように、推し活を楽しみたい。

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