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『YOUR TIME』を読んで時間術とダイエットの関係を考察する

IT業界で働くワーママです。在宅勤務ですがフルタイムで2歳の子供の子育てと両立で、常に時間がない感覚です。そこで、前から読もうと思っていた『YOUR TIME』をやっと読みました。そこで、仕事や子育てではなく、自分自身のダイエットへの意識について思うことがあったので、書き留めてみます。

『YOUR TIME』での時間術

この本では時間術をしても生産性も効率性も上がらないと説いています。効果がありそうに感じるのは、「時間術」をしたことで”焦り”を解消してやる気を出したり、”時間をうまく使った”という満足感を得られたりするためです。

時間は常に”今”しかなく、未来は過去を想起することで作られているそうです。これは、時間を「直線」に捉えている資本主義社会では、このような捉え方になるようで、時間を「循環」と捉えている社会に生きる人々は、”未来”を考える必要性がなく、”過去が再びやってきた”という感覚になるのです。

この考え方は、時間は常に今しかないという概念を理解しやすくして、「時間術」の捉え方を矯正してくれると感じました。

私の時間認識タイプ

人の「時間」に対する認識タイプによって、効果が出る時間術が違うよ、と説いています。本に付録されている診断テストをやってみます。

仕事においては、<未来>容量超過 x <過去>怖がり というタイプでした。これは、未来の自分と今の自分との繋がりは強く意識していますが、自己効力感が低いがために、将来に備えようとやることを増やしてしまうタイプです。納得です。これは子育てや貯金などの生活設計においても該当します。

しかし、本読みながら思ったのは、ダイエットに関しては、該当しない。
<未来>浪費家 x <過去>楽天家 のタイプに思いました。仕事とは真逆!これは未来の自分と今の自分のつながり意識が薄く、過去の自分の成功を都合よく過度に肯定的に捉えているのです。

効果的な「時間術」

タイプによって効果を発揮する「時間術」は異なります。

仕事に関しては、本に書かれている方法は(頻度はさておき)実践している内容でした。

ダイエットに関しては、分かっているけど出来ないんだよね〜(苦笑)という感じです。

未来の自分とのつながり強化法

10kg痩せたいなーと思っても、明日にはそうならないので、今日もビールを飲んでしまう状態です…

未来の自分を「遠く」感じすぎてしまい、ぼやけているので現実味がない。その対策として、よくある”ダイエットして何をしたいのか”といった目標を明確化するという方法が紹介されていました。

知っていて、やっているつもりだけど、自分には足りないのでしょう。

追加の方法として「ロール・レンタリング」という手法が紹介されていました。まず、3年後(成功している)自分に手紙を書き、3年後の自分になりきって”今”の自分にお返事を書く方法です。

これは強力な気がする!明日やろう(笑)

過去の自分を適切に捉える方法

10年くらい前に、ダイエットをアシストするサービスを利用して、8kgくらい体重を落としました。この時の成功体験から「やればできる」と過信し続けています…

この過信を適正に戻すには、誘惑日記をつけると良さそうです。いろいろな誘惑に負けて食べてしまっています。それを記録することで、自分の傾向を知るというものです。

そして「やればできる」と意思力に頼らず、10年くらい前にはなぜ頑張りを継続できたのかを振り返り、継続できる環境を作っていく必要を感じています。

10年前に頑張れた源とは?

10年前は、管理栄養士の人に食生活をヒアリングしてもらい、できそうな改善策を提案してもらって、それを実践していました。その実践の過程でも、食事の写真を送り、良い点と改善点をフィードバックしてもらう、ということを繰り返して、減量できました。

管理栄養士の人とのやりとりが楽しかったのを覚えています。その楽しさは以下の2つだと思います。
・目標とアプローチについて共通認識を持ち、それに沿って一緒に頑張っている感
・食に関する知識を得られている感

1点目はダイエットアプリで環境を整えられそうですが、2点をどう再現するか・・

今の自分だと東洋医学の知識に触れているので、それを実践することが合いそうです。知識はあるけど、夫や子供と一緒にとる食事ではなかなか実践がしづらいと感じています。それをいかに攻略するか!
こんな感じでやっていけば、楽しんで続けられるような気がします(笑)

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