shiori

旅と歌がスキです。ノートとペンは毎日の必需品。

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最近の記事

書きたくなった。

そう、みたい。 どうやら私は書きたいときに書く、食べたいときに食べる、弾きたいときに弾く。 シンプルにそれが心地良い。 “〇〇しなきゃいけない” は違和感があった。 そう感じてしまったら続かない、続かなかった。 勿論、日々の生活の中には自分の“それ”だけを尊重するのは難しいことの方が多い。 言葉で表すのは簡単なのだけれど、ね。 山梨へ旅行していたこの2日間は、とても素直に生活していた。 食べる、喋る、眠る、笑う。 満たされたその感じがとても気持ちよかった。

    • 実り

      今年の夏は駆け抜けるように過ぎ去っていった。 海にも行ったし、花火も見た。 母と念願のバスツアーにも参加できたし、 食べたくてたまらなかったかき氷だって食べられた。 他にもたくさんあってね、 お気に入りのワンピースを着てお出かけをするのも叶ったし、夏野菜のカレーを作ったり、海でサイダーを飲んだりもした。 あぁ、楽しかったな。 今年の夏も。 そういえば過去の私は、 “駆け抜ける”感覚を味わってみたいな、 なんて願望を手帳に書いたっけな。 明日から10月が始まる。 何も特

      • 好き、をつくる

        今日はテレビの前で、バレーボールの試合の応援をした。興奮するくらい前のめりになってしまって、それはそれは本当にいい試合だった。感動したし、何よりも選手たちがとても素敵だった。 今日はラテアートの練習をした。昨日より少し上手になった。最初の頃より今の方がずっと楽しい。できるようになってきたのが、自分でもわかるから。 今日は大好きなコミュニティのSlackを見ているだけで楽しい気持ちになった。みんな日本や世界のどこかで生活している。“好き”が同じ人たち。全く一緒じゃないよ。み

        • ふろの日

          今日は9月26日。 そう、毎月26(ふろ)の日は、近くのスーパー銭湯へ行くと決めている。 朝晩が涼しくなってきた東北の秋。 「あぁ、ちょっと肌寒いね。」なんて言葉を交わしながら母と一緒に銭湯へ向かう。 湯船に浸かっていたあの時間は、開放的でとってもリラックスしていて、会話も弾む。 気持ち良くって、楽しくって、心地良い時間だった。 そういうわけで、私、温泉が好きなのです。 この際だからnoteを使って、私を知ってもらうのもいいな。 好きなもの、好きなこと。 少しずつ発信し

          あのね、

          心を閉ざさないで聴いてほしい。 あなたの未来は捨てたもんじゃないよ。 好きな人たちと一緒に得意な仕事をして、 毎日「あぁ、今日も満足したー!」って 帰りの車の中で思って、 眠たい朝も今日なんだか調子あがらないなぁって日も、なんだかんだで職場に来ちゃえば楽しくって一日過ごせちゃって。 だからね、聴いてほしい。 わたし、今すごく幸せだよ。 頑張ってるんじゃなくて、 頑張れちゃってるよ! あの時の私は、 こんな毎日が欲しくて溺れかけてたのかな。 振り返ることは嫌いじゃない。

          あのね、

          まっすぐ素直に。

          まっすぐ素直に、花が綺麗と思う。 まっすぐ素直に、空が綺麗と思う。 そんな一日だった。花や空。 そんな自然に心満たされる一日だった。 いつもの通り道、梅の花が咲いていた。 いつもの通り道、夕日がやけに眩しかった。 暖かくて風も心地良くて、なんだかaikoの“鼻先をくすぐる春”なんて言葉がぴったりの今日だった。 みんなはどんな一日だったかな? 会いたい人と会った? 食べたいものは食べた? 見たい景色は見た? そんなことを考えてボーッと一息つく、お風呂あが

          まっすぐ素直に。

          短いけど、聞いて欲しい

          今日の終わりに最高にハッピーで、こちらも嬉しくなっちゃう文章を読んだ。 文章は人の心を動かす。 旅も人の心を動かす。 写真も人の心を動かす。 揺るぎないものはあっても、その瞬間、瞬間に感じとったものや考えたことを私は大事に大事に育てたい。 自分の心は自分で育てるんだ。 何者でもない私は、今日も私を育てていく。 憧れも嫉妬も期待も不安も全部ぜーんぶ詰め込みながら。 今日の1日が終わる。 明日も頑張ろうね。 おやすみなさい。 #日記 #今日の私 #旅と写真と文章と

          短いけど、聞いて欲しい

          春のささやき

          今日は偕楽園へ梅を見に行った。平日なのに、たくさんの人がいた。私はひとりだったので、道順通り隅から隅までゆっくりと歩きながら楽しんだ。歩いては立ち止まり、歩いては立ち止まり、梅をじっと見るのに近づいた。 ふわっと風が吹くと、ひらひら花びらが散ると同時にかすかに梅の香りがした。白い梅も桃色の梅も、どれも可愛らしい。ころんとしたそのフォルムにみんな目を奪われるんだろうなぁ、なんて想像を膨らませながら。所々にベンチがあるのだけれど、そこにちょこんと座って仲良く梅どら焼きを食べていた

          春のささやき

          夜の向こう側

          星空の下で語り合ったらどれほど良い時間を過ごせるのかな、なんてまだ会ったことのない「会いたい」人たちに向けて、想いだけを流してみる。 好きなものが同じ方向のひと。 好きなことが同じ方向のひと。 何億といる人混みの中で、心がときめく方向が同じひとがいる。会ったことはないけれど、たくさん、たくさん。こんなことを数年後の自分自身に向けて「私ね、最近素敵な贈り物をもらいました。」とでも言えたら未来のわたしはどんな顔をするだろう。今回の出会いは紛れもなく私にとって最高のギフトだ

          夜の向こう側

          秋、はじまりの朝日

          なんだか前の更新からいつのまにか日が経ってしまっていた。 夏も終わり、すでに秋は始まっている。 「日本には四季がある国だからね、そういうの、大事にしなきゃね。」こんなことを高校時代、お付き合いをしていた彼と話したのを覚えている。 「あぁ、季節が変わる。」 そう感じるたびに、いつだってこの会話を思い出す。 その感情に浸ったかと思えば、もう早くも季節のど真ん中にいたりする。 「夏だねぇ〜。」 今年もこの言葉を何回、いや何十回と呟いただろう。 そこからさらに日は経ち、肌がカサつ

          秋、はじまりの朝日

          しずくに誘われ街をでる

          朝露で身体を濡らし光で照らされた 足元に生えている草は自己主張が素晴らしい ちゃんと存在感はある、 のに出しゃばったりもしない これこそ在るべき姿、というやつなのか?そうなのか? ありのままの姿を受け入れているからこそ私たちの眼に映るその姿は、美しい。芯が太くそれでいてしなやかで。 あぁまるで自分自身の理想像だったりして。 しなやかさに魅力を感じ始めた今日この頃。その良さっていうのは、なんていうか素晴らしくってそれに似合う言葉がすぐに出てこないの、というくら

          しずくに誘われ街をでる

          なんてったって夏。

          扇風機にあたりながらごろごろしまくる夏。アイスキャンディーを欲張って両手に持ちながら。 夏ですもの。 美白は大事だと思う。でも実際はちょっとこんがり日に焼けて。Tシャツ焼けしちゃったーなんて後悔したものの夏という魔法の言葉を繰り返せば、いつしか後悔がぱちん!と消える。 夏ですもの。 ジューシーなトマトやあまーい桃をみんなに内緒で台所で丸かじりするのがお気に入り!なんて贅沢な食べ方。じゅるっと汁をすすりながら、「あぁ、美味しい。」同時に微笑む。夏の至福時間。もちろんスイ

          なんてったって夏。

          ほんのちょっと、ここだけの話

          子ネコが生まれたよ。 その子の瞳はダイヤモンドみたいにきらきらしていて、でもおとなの瞳に映る“それ”とはちょっと違うんだ。 小さなおんなのこが木の箱を開けて、そこにはたくさんのおもちゃがあるんだけれど、おんなのこは、その奥の方にあるダイヤモンドのおもちゃを見つけるんだ。そしたらね、その子の瞳もきらきらしだしたんだ。そう、そのダイヤモンドのほう。子ネコはその瞳ではじめましての世界を次々、次々に、もう目が回っちゃうんじゃないかってくらいおいかけまわすんだよ。それでね、疲れちゃ

          ほんのちょっと、ここだけの話

          あさの4じはん

          朝日が出るまでのあいだ、鳥たちが飛び交うのを横目に静かにそのときを待っていた。 ベランダからみえる景色はいつだって平坦で、でもそれがまたいいんだよなって風が鼻をくすぐる。 下に目をやるとネコが自慢のしっぽを振らせながら歩いている。三毛ネコ。歩き方やなんとなくみえる表情からメスだろうと判断する。こんな勝手な思い込みで自分の性まで決めつけられたネコは、たまったもんじゃないとさぞかし感じているかも知れないが。でもまだ気付かれていない。 “どうぞ、朝の優雅な散歩を続けて” 映

          あさの4じはん

          染まるよ、わたし色

          “染まるよ” 色をのせていくよ、この白いキャンバスに。 今日は何色が出てくるんだろう____ 言葉をつかってカラフルな世界へ誘うよ、ようこそ。 昔ピアノの発表会やコンクールでこんなこと思っていた。 「どんな色の音をだそうかな。」 わたしは舞台の数こそ経験はしているものの、上位に入賞する腕は持ち合わせてはいなかった。先生から教えてもらった通り、きっちり弾くことが大前提で、でも頭の中はそんなこと考えてなくて。そうか、わたしは当時から自分のカラーをだそうと懸命に探してい

          染まるよ、わたし色

          空とわたし、時々紅茶

          2018年夏___ これからはじまるわたしの夏。 夕暮れも近づく7月のある日、わたしは愛犬とともに空を眺めていた。 お互い何も語らず、目も合わせず、ただただ玄関先に座りこんでいた。 どこからか聞こえてくるバスケットボールのバウンドの音、ただいまと元気よく家路に着いたであろう子どもの声、そしてささやかながら吹く風に揺られる木々の葉擦れ。 “夏のにおいがする” こんな表現の仕方はありきたりといってしまってはそれで終わりだけれど、わたしは敢えて使う。 オリジナリティを

          空とわたし、時々紅茶