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Photo by
masumiyutaka
【プロレス】ストレス解消にならない原理主義
クオリティは間違いないのだが
日本のプロレス団体で最大手なのは新日本プロレスである。東スポプロレス大賞のMVPとベストバウトを10年以上連続して取っており、選手と試合の質は非常に高い。しかし、近年はマンネリ化が指摘されており、ある程度観続けているファンにとっては試合や今後の展開が安易に予想できてしまう。
また、結果に納得がいかないファンが公式アカウントに誹謗中傷をするのは日常茶飯事でありそれを見て非常に嫌気がさしている。
多団体時代にひとつの団体を見続ける不安
いまや日本国内のプロレス団体は無数あり、ネット配信が整備されている団体もある。よって、選択肢はひとつではなく嫌気がさしてきたら他の団体を選ぶ権利がファンにはある。
よって、プロレスを観てモヤモヤが溜まったら他の団体を観戦して解消できる時代なのである。他団体を見ることは比較して楽しむことと新たな気づきを得るのに非常に有益である。にもかかわらず、ひとつの団体を見続けるのは視野狭窄となる不安があり、今流行りの多様性を認めることができなくなる。
ストレス解消がストレス解消になってない
プロレスはストレス解消のために観戦している。にもかかわらず誹謗中傷をするなど逆にストレスを溜める結果となっているファンをよく見かける。ひとつの団体を見続ける原理主義は多様性が謳われる時代にそぐわない。
多様性を自身の中で育てるためには様々な団体をフラットな目で観戦することである。
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