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2023年春のピアス制作過程

ワイヤークロッシェクリエーターのShiorikoです。

現在、介護での業務が増えまして、アクセサリー制作に時間が取れる時間が限られてます。

「綺麗なものを作り上げる癒しの時間は心も体も豊かにしてくれる」
私のコンセプトでもあり、普段から大事にしている思いです。

もう2年前に制作したピアスの記事を書きながら、また制作したい想いに駆られています。


ワイヤーを編み、ひたすらモチーフを作る

ワイヤークロッシェの制作は、編み物ではあるけれど糸よりも細かいもの。レース用のかぎ針を今回も使います。

淡水パールも最小のもので、編みモチーフのサイズは1cm未満。
編みモチーフの長さは中長編みサイズ。

通常の長編みをしますが、編み目の長さはわざと中長編みサイズにしてます。淡水パールを長編みの位置で固定したいのと小さなモチーフにしたかったためなんだよね。

このモチーフをひたすら編み続けること1時間以上。

同じものを編むから手が覚えてるし、音楽聴きながらとか歌いながら編んでます。こういうのも癒しだったりするんですよね。


編みモチーフを繋いでいくと


編むことが終わったら、繋いでいく作業。ワイヤーだから意外とね、簡単に繋げて始末も楽だったりします。

トライアングル型もいいな〜と思ったけどね、私が成形したいのは…
ダイヤ型、縦長にしたかったんです。

置いてみたら、始末してないワイヤーが昆虫の足のような感じにも見える。

2021年くらいに制作のスクエア型と比べてみる。

モチーフ1個はスクエア型の方が大きめですが、ダイヤ型とはイメージが違うのはお分かりでしょうか。モチーフの数が同じでも繋げ方一つでデザインもガラッと変わりますね。


アクセサリー金具を選ぶ

モチーフ繋ぎをしながらすでに何のアクセサリーにするかは決めている。

アクセサリー金具はいろいろあります。

ネックレスのトップにしてもいいかもしれないけれど、私の場合、ネックレスは犬と一緒に暮らしてるから引っ掛けてしまう。だから、ほぼピアスに仕上げます。

マーキスラインのフック金具にしました。


完成したら必ずすること


完成したらホッと一安心したいところですが、ピアスを着けて見ないとね。
着けてみて初めて分かること、それは「意外とバランス悪い?」とかのデザインと「思ったより重いな〜」とか着け心地を確かめます。

着画イメージはこんな感じ。

客観的に見たいので、自撮りします。私のようなボブヘアには違和感なくいい感じに仕上がりました。心配していた重さ、着けてみると見た目よりも重くないの。


撮影中にお邪魔してくれたので、ビーグル犬アイスちゃんと一緒に撮ってみた。

これが最後のツーショットとなってしまいました。

犬との暮らしも私の贅沢な時間。この画像は宝物。

イメージ写真撮りと加工、そしてもう一つは…


俗に物撮り、着画というふうに写真を撮ります。
物撮りはスマホで日中、自然の光で撮っています。

背景の色は今回はグリーンにしてみました。
編みモチーフが分かるようにズームして撮ったもの。

アクセサリーはやはり身につけるものですので、必ず着画はイメージが想像できるので必要ですね。


背景を切り取り、ロゴを入れて加工したもの。
背景は撮影したそのまま、少し角度を変えたもの


そして、私が最後に決めるのは、制作したアクセサリーに「名前」をつけることをしています。

制作しながら何にしようかなと考えることもあれば、制作前にこのイメージで作ろうと決めていることもある。

以前、習っていた先生はフランス語の名前をつけていることが多かったんですが、私、覚えられなかったんです。だから私はシンプルにしようと心がけています。

名前はダイヤでも良かったんですけどね

このピアスの名は編みモチーフが可愛らしい花デイジーに何となく似ていることからそのまま「daisy」

ちなみに花言葉は「希望」「平和」そして「美人」
新しいスタート切るにはちょうどぴったりだなと思いまして。

いつリリースできるかははっきりと言えませんけど、対面や動画レッスンに向けてレシピ作りから始めたいと思います。







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