コーチングで決意?!した退職の日
前回の記事の続きのようになってしまうのですが、私は人生「底」の時に出会ったコミュニティに入ることを決意し、1年間在籍しました。
そこでの経験を割愛しつつ記していきます。
新たな環境は刺激的?それとも違和感?
環境によって人は変わるということはよく言われますが、そこには今まで出会ったことのなかったような起業女子や個性的な面々がいました。私は当時会社員だったので、刺激的といえば良い言い方になりますが、カルチャーショックのような違和感なども感じていたかもしれません。そんな中、コミュニティに入った時から私の目標は決まっていました。
それは”とにかく書道で食べていけるようになる!”コミュニティメンバーの中には既に起業をした人も多かったのですが、まだこれから何かを見つけたいと思っている人も結構いらっしゃったので、会社員ながらやることが明確だった私の積極的に参加をする姿は
”前のめり" に映っていたかもしれません。そのコミュニティは自己啓発系を主としたコミュニティで、毎回主催者の方に会って、話を聞き、メンバーと語り合う、みたいな感じです。
これに関しては、今から思えばわかることが多いです。
どういう視点で参加すると良いのか…などです。当時は良い意味でも悪い意味でも何にも分からなくて途中メンタル的に落ちた時もありました。
コーチングで退職を決意しました。
と色々私なりに思うところもあるのですが、そこでの一番大きな出来事はその方のコーチングを受けたことでした。
現在その方は公で個別でのコーチングを募集していなくて、メンバーのみが受けられるという状況。お値段もやっぱり高かったのですが、メンバーはこぞって申し込んでいて、私ももれなくコーチングを受けさせていただきました。
確か2時間ほど。限られた時間だったので聞きたいことをまとめて、備えました。改めて2人で主催の方と話せるということで多少緊張していたように思います。メインで聞きたかったことは書道の仕事のこと。
どうやったら理想に近づけられるのか、ということを相談しました。
結構具体的な内容だったので、半分コンサル的なこともお話しいただけました。
そして、、、そこで会社を辞める日付まで決めました。と言いますかそこで背中を押してもらいました 笑
決断をした後というのはなんとも心がすっきりとしますよね。
そして私はそういうところが結構単純で…
その日の帰りに見た夕日は人生で一番綺麗だと感じました…笑
退職後はとにかくハードだったという記憶
そこから結局半年後に会社を退職しました。
会社を辞めた後、「あの会社はいいところだった。」と思うのはなぜでしょうか😅・・・?前職の時も”辞めなきゃ良かった”と辞めた直後に思っていました。でも辞めなかったら今この状況にはなっていないので、そう思うと怖いいのでもちろん後悔はしていませんが。
でも、今回会社を辞めなきゃ良かったと思ったのは、起業してから1年経った頃でしょうか。それは起業して大変なことが多くて何にもうまくいかなかったからです。もちろん収入を得るどころか、もう諦めて会社員に戻ろうか、と真剣に考えたこともありました。
その時に「私は会社員しながら起業準備をすべきだったのかな」と思ったからです。時間もないですし、ストレスだってある。でも本気で起業を目指すなら安心の元、準備ができたかもしれない…そう思ったからなんです。
何にもうまくいかなかった時、これ、本当にすざまじい勢いで貯金も無くなっていくし、退職した後の1年間は恐ろしい金額の税金を払わなければいけないしで、個人事業主の洗礼を受けた気分でした。
失敗だらけが功を奏す?
天性の才能でこういう苦労をすっ飛ばしてうまくいってしまう人もいるかもしれませんが、私は凡人であるあるの失敗や苦労を一通り経験しています。
でも最近はこれも良かった、と思えるんです。
というのは、”なんだかうまくいっている人”は言語化できないからなんです。
フリーランスの友人は感覚的な言葉で”うまくいっている感じ”の話しを聞かせてくれるのですが、なんでうまくいっているのか、が分からない。挙句私の行動に「何やってるの?違うんじゃない?」という発言。
この時心が大きく揺れました。
だって当人はがむしゃらに諦めずにやっていて、わかるなら答えだって欲しい、そんな時にその発言は私にとってかなり厳しいものでした。
でも私は下手くそな歩みで失敗も一通り経験しているから、分かるんです。色々と。だから、伝えることもできる、とそんな風に思えるようになりました。確かこのことは結構引きずりまして…その友人と私の違いは何?という答えが欲しくて猛烈に本を書いまくったりしました。
でもですね、今はこの友人の言葉をきっかけにマインドのこと、意識のことに興味が湧くきっかけにもなったので今ではありがたいと思ってるんです。そして今はマインドとスキルのバランスというものを感じながら、その時の自分に合わせて取り入れてちょっとずつですが日々穏やかに過ごせるようになりました。
さらにいうと、がむしゃら感ってやっぱりうまくいかなくて、それよりも自分をいかに充電させていけるか、無駄を無くしていけるか、ということを常に考えるようになりました。
もちろん作品を作る時はこんな状態に意図的に?持っていったりしています。常にこんな状態を作れたらいいなぁ、と模索しつつ…。