【雨のせいにする話】リモートワークの孤独とたたかう日記6/11
リモートワークをしながら過ごす日々を日記にしている。
いつの間にか日記の投稿数が50を超えていた。
自己肯定感が低くなりがちな生活の中で日記をコツコツ続けられている、ということだけがささやかな誇りになっている。
完全に自己満足だ。
雨のせいにする話
雨の日の憂鬱さを数年前までは知らなかった。
憂鬱さの原因の多くは、低気圧による頭痛だ。
以前までは低気圧による頭痛なんて知らなかったのだが、社会人2年目頃から「これがみんなが悩まされているものか」と分かるようになった。
加齢とともにそういう現象に悩まされるようになるものなのだろうか。
雨の日は頭が痛いし身体が重いし思考も働かない気がする。
とはいえ雨の日が嫌いというわけではない。
普段体調が悪かったり、精神が安定していないと「自分の体調管理能力の低さによるものだ」とか「セルフケア能力が足りていない」と自己管理能力の低さにさらに落ち込んでしまう。
でも雨の日は、体調の悪さや心の不調を堂々と雨のせいにできる。
他責は良くないと思われるかもしれないが、何もかも自責で生きていくのは疲れてしまうし、たまには雨のせいにするくらいは許してもらいたい。
だから梅雨もそんなに嫌いではない。
梅雨は雨に甘えて、雨のせいにできるボーナスタイムだと思いながら過ごしている。