【奴がいる】リモートワークの孤独とたたかう日記6/26
リモートワーク生活の日記を書いている。
平日があっという間すぎて毎週驚く。
あっという間に6月も終わる。
奴がいる
今日の夕方、部屋でうごめく黒光りした奴が目に入った。
今年もこの季節が来た。
過去3年で3,4回、だいたい年1ペースで奴は初夏に現れる。
昨年は見なかった気がするが、今年は現れた。
最初の年の夏こそはじめて見た奴の姿に恐れおののいてうっかり5,000円分くらい害虫グッズを買ってしまったが、一度倒せば慣れたものだ。
※北海道は寒いので奴がいないと言われている。昨今の温暖化の影響で北上したという噂もあるが…
ちなみにはじめて奴を見つけたときは、どうにかするのが無理すぎてバルサンを焚いた。
人生ではじめてバルサンを焚いた後の部屋の煙たさと、人間の私でもむせ返るほどの苦しさなのに、部屋の真ん中で瀕死ながらもピクピクしていた奴の生命力の強さへの感動は忘れられない。
仕事中の時間に奴の動きが気になったものの、追っかけまわしたところで隙間に逃げられるだけで時間の無駄なので放置していたのだが、そういうときこそ目の前をやけにちらついてくる。
「これは今こそ仕留めるチャンスなのでは?」と思い、仕留め方を調べた。
とりあえずファブリーズが効くとのことなので、手元にファブリーズを用意して業務を始めたところ、私の殺気を感じたのか奴は姿を見せなくなった。
業後、殺虫スプレーをありとあらゆるところに撒きまくったらさらに息をひそめてどこにいるのか分からなくなった。
でも奴はまだ確実に部屋のどこかにいる。
昔は虫やらカナヘビやらを一生懸命集めていたのもあり、虫自体はそんなに苦手ではない。
とはいえ家に帰って電気をつけたとき、いきなり壁に張り付いていたりしたらさすがに一度は「ギャ!」っと声が出るものだと思う。
これはきっと、いないと思っていたものが突然現れることへの驚きであって、奴への恐怖ではない。
「そこにいるものだ」とさえ思えば、「いるもの」として意識するので、現れても「ああ、奴か」くらいの温度感で見れるのではないだろうか。
だからといって同棲や共生をするつもりはないので、見つけ次第すぐに仕留めるつもりなのだけれども。