【浸透力のある言葉】リモートワークの孤独とたたかう日記6/2
リモートワークの日々で感じる出来事を日記にしている。
これまで書いてきたものを読み返して、果たして日記なのか随筆なのか分からんな…と思いながらも、日記と言っているので日記ということで続けていこうと思う。
浸透力のある言葉
「逃げ恥」を見ている。
前回も「逃げ恥」について書いているが、今日も「逃げ恥」についてだ。
ひとりで家にいるだけだと取り入れる情報に偏りがあるので、考えることも偏るものだなあと思った。
今夜の放送は、イケメンの同僚を褒めるみくりにモヤモヤする平匡さんだったが、みくりの「私は平匡さんが一番好きですけど」という言葉で自己肯定感を得るという話。
(めちゃくちゃ簡単に要約しているが、その中でさまざまな登場人物の心の機微が丁寧に描かれており、1シーンごとにグッとくる。)
みくりの言葉を受けて、平匡さんは「(言葉の)浸透力、ハンパなーい!!!!!」と叫ぶ。
浸透力のある言葉は、ずっと記憶に残る。
「あの人のあのときの言葉の浸透力に今でも救われている」という思い出が誰しもいくつかあるのではないだろうか。
実際、言葉が今も自分を生かしてくれているような気がする。
ひとりで部屋で過ごす生活も3カ月目になったが、誰かの言葉を思い出してはそれを励みに生きている。
相手は言ったことを忘れているかもしれない。
私のこと自体、脳裏から消えているかもしれない。
それでも私はあの人のあのときの言葉を今でも覚えているし、その言葉を心に留めながら生きていく。
反対に私も誰かに言葉を浸透させられているのだろうか。
誰かに覚えていてもらえるような言葉をかけたことがあるのだろうか。
誰にも覚えていてもらえていなかったら少し寂しい気もする。
浸透力のある言葉を伝えたいなと思った火曜日の夜。