わたしと。
みなさん、こんにちは。初めましての方も、わたしを知っている方も。わたしは幼い頃からずっとなぜ生きるのか、人はなぜ生まれ死んでいくのか。そんなことに興味を持ちながらずっと生きてきました。私もわたしが何者なのかわかっていないけど、(というよりも、究極わたしは何者でもないのかもしれない)今日はわたしが、わたしをたらしめた経験を4つ書こうと思う。
1. ウガンダで看護助手ボランティア(2015-2016)
大学生デビューだとばかりに、私は長期休みを使って海外へボランティアに行くようになった。マザーテレサに憧れて、途上国で看護師として働くことを夢見てたわたしの第一歩だった。”貧しい人を救いたい、何か私にできることがあるはず”とカンボジアやウガンダ、インドへ行った。
大学2年生の夏休み、長期で語学学校に通うおうと思っていた矢先、父の知り合いがウガンダにいることになり、いつの間にかウガンダへ行く流れになっていた。1ヶ月ウガンダで過ごし、その後大学を休学し再びウガンダの地で1年過ごすことになった。大自然の中で伸びやかに人々が力強く生きていた。電気も水道もガスもない家にみんなで肩を寄せ合って暮らす。毎日停電するのは当たり前、水も蛇口から出なくなるのも当たり前。夜の街にアフリカ音楽が響く中、突然電気が止まり静寂が現れる。
”当たり前ってなんだろう”
人々の暮らしは決して物質的には豊かとは言えないし、孤児やエイズ、人身売買、殺人などさまざまな問題を抱えている。けれど彼らの瞳は美しく、力強かった。
”本当のしあわせ”とは
日本で暮らす中で、その時の私のしあわせは、不自由なく暮らせることで、お金や服、好きなものが買えることだった。幸せの概念を崩されることになった。本当の意味のしあわせは、目に見えるものではないのかもしれない。モノがあることだけが幸せではないのだと知ることになった。
2.看護師として(2018-2022)
大学を卒業し晴れて看護師として病院で働き始めることになる。病院で働く中で、身体を治すことはできても、心のサポートまでできないことに葛藤を抱くようになる。
”本当の健康”とは
がんや交通事故、難病を抱えたさまざまな背景を持つ患者さんと触れ合う中で、人は病いを抱えても生きていかないといけないという現実を知った。それは時に残酷なのだけど、私は病いと共に生きていくことや乗り越えていくことをサポートしたいのだと気づいた。
障害を抱えても、前向きに生きていく人々の姿にも勇気づけられた。肉体が元気でも心に病いを抱え、人生に絶望している人たちもいる。本当の健康は”こころ”にあるのではないかと思うようになった。
”幸せは社会や家族、周囲から与えられるものではない”
心が豊かで幸せであるならば、病いや障害を抱えていても、周囲で何が起ころうと、人は本当の意味で健康になることができるのではないのか。そして、幸せを感じる心があることが何よりも大切なのではないかと思うようになった。
近年自殺や心の病いが問題となっている。生きることへの恐怖や不安を抱え、生きている人たちはたくさんいる。でもその恐怖や不安の先にあるのは、”生きたい、私を見て”という望みなのだと思う。誰もが幸せで豊かになりたいと願っている。
そして、誰もが幸せになる義務があると私は思う。
この看護師としての経験が私の人生観に深みを与え、私のスローガンである、”誰もが生まれてきて良かったと思える世界を作る”につながったのだと思う。
3.インドでOL(2023-2024)
私はわたしを幸せにすると決める
社会や家族の幸せをずっと追い求めていたことに気づいた。そんな自分に絶望して落胆した。自分自身の悲しみと向き合った。長い休みを自分自身に与え、誰とも連絡を取らず、図書館と家の往復をしていた。自分と社会と世界に絶望してた。でも悲しみの先にあったのは、”生きたい、幸せになりたい”だった。その願いに達した時ふあっと肩の荷が降りて『やっと私はわたしになれた』と思った。その経験を境に、社会が求めるわたし、家族が求めるわたしという理想になるのをやめて、私はわたしを幸せにすると決め、行動するようになる。
幸い親がかなり寛大だったため、自分の意思に従って、自由に行動することができた。ありがたい。(多様な経験をしているが、今回は割愛笑)
そうだインドへ行こう
私には海外で働くという夢があった。叶えてあげようと思い、行き着いたのは、インドでOL(笑)看護師でもなくインドで営業をすることになった。私の人生で自分に与えたい経験をすべて与えようと思った。自分を自分の手で責任を持って幸せにしようと。
インドでの生活は並大抵のことでなかった。大気汚染、カオスな人と環境、暑さ、性格の違い….何度私がキレたことか….価値観がぶち壊された。私は自分の中にある固定概念を壊しにいくのがどうやら好きらしい。未知なる世界の先を見ることへの好奇心が強い。それはわたしの内側の未知なる世界への探究心なのだと思う。
4.いまここ(2024)
私は今、インドで出会った日本人の男性と結婚し、仕事を辞め福島のエコビレッジ(ダーナビレッジ)でボランティアをしている。(旦那さんはインドにいる笑)様々な国の人たちと共同生活をしながら、自然と共に生きている。鳥の囀りと共に目覚め、土を触り、野菜を収穫して、料理を作る。自然の中でダンスして、絵を描く、音楽を奏でる。共同生活を通して、相手を通して自分を理解する。喜びを祝福し、嘆き合う。そんな日々が愛おしい。
今日も私はわたしとダンスしたい
私はこれからも変わらず、私と共にわたしを幸せにさせてあげるつもり。私がしたいことをわたしにギフトしたい。それがわたしの幸せだから。そして、私はわたしの内なる世界の探究を続けながら、表現者でありたい。私はわたしと共に人生を嘆き、祝福しながらダンスするように生きたい。
社会の枠組みからは少し外れているかもしれない。だけど、80億人の数万人、そうやって生きる人がいたっていいし、そう生きたいと願っている人のヒカリになりたい。
そう思うことは果たしてわがままなのだろうか。わたしはわがままだとは思わない。自分を生きることは巡り巡って必ず周りの人や世界平和に繋がると私は確信している。そして私には形にしたい大きな夢がある。
4.これからとみんなへのお願い
わたしはエコロジー思想家のサティッシュ・クマールさんの言葉が大好きです。誰もがアーティストとであり、かけがえのない生命ということ。そして、皆自然と周囲の人たちに生かされて生きている。ひとりで生きている生命はありません。
世界中で〝みんな〟とダンスしたい
私には夢がある。それは世界中でみんなと楽しくダンスするように生きること。私はわたしとだけではなくて、〝世界のみんな〟と人生の軌跡を分かち合いながら、嘆き祝福し合いたい。
世界に遊び場を6拠点つくる
遊び場が何になるのかまだわかっていないのだけど笑、みんなで感情や想いを分かち合う遊び場や空間、イベントを作りたい。一人ひとりが自分の心に従って喜びや幸せに向かって行動する。その喜びと幸せ、そしてその中の葛藤を分かち合う。そんな空間が世界中にできた時、本当の意味で世界は平和になるのではないかと思う。
そして、今わたしは絵を描き展示をしている
【世界中で〝みんな〟と人生の軌跡を分かち合い、嘆きながら祝福する】という未来に向けて、わたしは一歩を踏み出そうとしている。これからもわたしはこの歩みを続けていく。
このプロセスを応援してくれる方、一緒に形にしていきたい仲間を大大募集中です!これからオンラインの形で少しずつ輪を広げていく予定なので、お楽しみに☺️
ではでは、またお会いしましょう🌼