ウェブ集客は向いてないって気がついたら世の中はコロナ禍だった
もともとは正社員をしながら、副業で個人事業をしていた。
時々決まる程度の契約だったけど、そちらの流れを増やしたくて、社員だった仕事をアルバイト契約に変更し、空いた時間で個人事業をしていた。
最初は立て続けに契約が続いたけど、流れが安定しなかったので、契約が決まらない時はアルバイトを増やして、超多忙な日々だった。すごい働いてたな。
主な集客は紹介だった。
こじんまりイベントしたりして、そこに常連さんが友達を連れてきてくれる感じ。友達が申し込んでくれることもあった。
こうやって書くと、うまく行っていたように見えるけど、実際は5名以下の小さなイベントでも人を集めるのが大変で、集まっても人と話すのが怖い私は苦戦することが多かった。
そんな私がWeb集客を始めるのは自然なことだった。人と会う怖さを感じなくてよくて、自分に合った人が来てくれるならすごくいいと思った。
しばらく続けてみて感じたこと
「うん、めっちゃ辛い。」
考えてるだけでなんか辛いし、疲労感が半端ない。どうしたいか考えるより、どうすればいいか考えてしまう。続けてみたものの、私はWeb集客向いてないな、って気がついた。
何を誰に届けたいのかを明確にできてないから、闇雲にやっても結果ついてこないし、辛いだけだった。こういうのって、明確にするのに経験が必要だと思う。
その間、私の対人恐怖はだいぶ落ち着いていたのもあって「やっぱり人に会っていこう」そう思った。
その頃、世の中はちょうどコロナ禍だった。緊急事態宣言が出たり終わったりを繰り返していた。
どうやって会うんだよ!って感じもあったし、タイミング悪過ぎじゃない?って感じはもちろんあったけど、絶対会う方が向いてるって思って、思い切って方向転換した。
今まで契約に結びついた人も、私ともう一度会いたいと言ってくれた人も、実際に会って話した人だったから。
その方向転換がビジネスの流れを変えた。イベントが満席になることが増えてきて(コロナ禍なのに。笑)、契約がひとつ、またひとつと決まり、紹介されることが増え、いい流れが少しづつできてきた。
夢に描いていた状況が手に入ったわけじゃない。それはまだ遠くにある。でも「こうすべき」より「こうしたい」を叶える方がずっと夢に近づけるんだ。