タラの芽のバター醤油炒め
いつからだろう。山菜が大好き。猛烈に好き。
ポケマルで、山形の五十嵐さんの山菜セットを頼んだ。「3,000円ぐらいで」とか、「わらびとフキとタラの芽を入れてほしい」とか、「2人暮らしなので1種類の量は少なくて構わないから、色々な種類の山菜を食べてみたい」とか、そんなわがままを全部聞いていただけた。五十嵐さんが時間をかけて用意してくれたオーダーメイドの山菜セットは、情が移って愛おしくてたまらない。冷蔵庫を開ける度に、にやにやしちゃう。ながーい山ウド氏をやさしく折り曲げて、おやすみなさい、また明日って。
フキ、タラの芽、山ウド、わらび、行者にんにく、山椒の葉、あけびの新芽、くるみの新芽、山葡萄の新芽、柿の新芽。9種類って聞いていたのに10種類入ってる!うれしいサプライズ。
天ぷらもいいけれど、他にどんな食べ方ができるだろう。ちょうど、少し前にNHKの「うまいッ!」でタラの芽特集をしていたので録画したものを観てみた。浜内千波先生は、小さく刻んでごはんに混ぜ込んでる。美味しそう。バター炒め、いいな。バター炒めにしよう。
山菜セットの行者にんにくを醤油につけていたので、一本取り出してざっくり切る。同じくポケマルで買った、池田さんの新玉ねぎもざっくり切る。それらと、さっと茹でたタラの芽をバターで炒めて、じゅわーっと醤油をかけてさらに炒めてできあがり。山椒の葉をたっぷり散らす。
タラの芽、本当にさっとしか茹でなかったから、ほろ苦さがガツンとくるね!パワフルだ。春らしくてとってもよい。そういえば、トゲが生えてるタラの芽ってどうすればいいんだろう。山椒の葉もしかり。そのまま食べたらちくちくするよね、きっと。
と思って調べたら、とげありでも、天ぷらにしてしまえば全然平気なよう。炒めものだとどうだろう。ちょっと刺さりそう。
肉や魚を使わないと、最近身体が軽いなって。肉も魚も好きだけどね。平日はこうやってお野菜をもりもり食べたい。炭水化物は別腹。麺と米がない世界では生きられぬ。