ほんのちょっと前の台湾 | 2022.12.30 高雄・台南
年末年始に訪れた台湾のことを書こうと思っていたら、怖いぐらいあっけなく半年が経ってしまった。だからこれは、「ほんのちょっと前の台湾」のアルバム。
旅をした6日間、私たちは、2人で3,574枚もの写真を撮った。
久しぶりに吸った台湾の空気。初日の感動は、以前書き留めた。
今日書くのは、滞在2日目の記録。写真はたくさんあるので撮って出し。
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2022年12月30日(金)
台南 → 高雄 → 台南
せっかく南の方まで来たので、日帰りで高雄に行くことにした。どうやら、イケてるアートスポットもあるらしい。台湾旅行3回目にして、初めての高雄だ。
高雄に着くと、大きなクリスマスツリーに迎えられた。台湾は、年末年始もツリーが残っている場所が多い。春節までこのままなのだろうか。
台南からさほど遠くない場所だけど、少し違う風が吹く。道が広いからかもしれない。台南で歩き回っていた時は、バイクに轢かれそうで常にヒヤヒヤしていた。高雄では広い歩道を悠々と行く。
高雄と言えば、美麗島駅のステンドグラスアートが有名だ。「美しい島」という意のポルトガル語「Formosa」に由来する名の駅に立ち、これから出会うものへの期待に胸を膨らませる。
高雄観光の目的地の一つは「駁二芸術特区」だ。倉庫街をリノベーションしたエリアで、多数のアート作品が並ぶ。いや、並ぶという表現は適切ではない。街の中にアートが溶け込んでいる。街が、アートそのものになっている。
広大なエリアを歩き回って足が棒と化したので、海を眺めながらビールを一杯ひっかけることに。気づけば、夕暮れ時になっていた。
夜が来る。
初めての、高雄の夜。
高雄の夜市と言ったら、「六合夜市」らしい。コロナ禍が始まって以来、初めて夜市を訪れる。かなり打撃を受けたとも聞くが、活気は戻っているのだろうか。
終電を気にしなくてもいいように、夜ごはんは宿のある台南に戻って食べることにした。
と、書きながら、「あれ? 夜市で食べてなかったっけ?」と浮かぶはてなマーク。
長かった1日の終わり。
初めての街を訪れた日は、いつも胸がいっぱい。
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■ 1日目の記録