【オーストラリア】稼げる?!ワーホリでもできるマイニングに関する仕事
マイニングとは
マイニング、日本語でいうと「鉱山業」です。
オーストラリアは銅や鉄鉱石、金や黒炭などの鉱物資源が豊富で、それらを採掘する仕事、業界のことです。
FIFO/DIDO
Fly In Fly Out/Drive In Drive Outのことで、マイニング業界の働き方のことをいいます。2on 1offといって2週間連勤をしたあと1週間休み、というシフトがメインになります。
資源が取れる場所は僻地が多く、そこで働く人々はシフトの間はそこに滞在します。キャンプやサイトと呼ばれるその滞在地は一つの町のようになっていて、ワーカーが食事を取るダイニングホール(メス)はもちろん、ジムやプール、パブがあるキャンプもあります。
ワーホリでも出来る仕事
わたしはこのマイニングに携わる仕事をワーキングホリデーの約1年半、クイーンズランド州で経験しました。ワーホリで就ける仕事は、実際の資源の採掘に関わるわけではありません。わたしはハウスキーピングとキッチンハンドとして働きました。
実際にワーホリビザで出来る仕事内容を詳しく紹介していきます。
ハウスキーピング
ハウスキーピングはその名の通り、アコモデーションの清掃を担当します。完全にチェックアウトした人の部屋を掃除したり、2週間のうち1回だけ部屋のサービスに入ることもあります。
アコモデーションは1人1部屋(バスルーム付)与えられます。だいたいのキャンプはユニットのようになっていて同じような部屋の構造をしています。
クオリティーよりもスピードが重視され、大規模なキャンプでは、1部屋の掃除に費やす時間が制限されることもあります。特に必要な資格はありませんがハウスキーピングの経験があるとより良いです。
キッチンハンド
ワーカーたちが食事をとるMESS(メス)と呼ばれるダイニングホールでシェフの手伝いやダイニングホールの清掃、ディッシュウォッシャーなどを担当する仕事です。
朝晩は基本ブッフェスタイルになっており、好きなものを好きな分だけ食べることができます。ドリンクバーやアイスクリームマシン、デザートなどメイン以外の種類も豊富です。
こういったシリアルや、サラダ・デザートバーの補充をするのもキッチンハンドの仕事です。
キッチンハンドの仕事も、特別な資格は必要ありません。わたしは特に料理が得意なわけでもないですが、仕事自体は何の問題もありませんでした。
パンデミック対策で、キャンプによってはキッチンハンドがサーブしないといけなかったり、特別なルールがたくさんできたときは忙しかったですが、現在は徐々に元に戻りつつあるようです。
マインサイトクリーナー
一見ハウスキーピングと似ているこのマインサイトクリーナー、仕事内容は確かに似ているのですが、働く場所が違います。
このマインサイトクリーナーはアコモデーションの清掃ではなく、マイニングサイトにあるワーカーの休憩所や小さなキッチンの清掃です。
実際にサイトに行くため、マインサイトクリーナーの仕事に就くには特別な資格が必要になります。
アプライするときに必要な資格は
・Standard 11(QLD)
・Coalboard medical
・マニュアルの自動車免許
会社によっては無犯罪証明書が求められる場合もあります。
資格は有料ですがオンラインで取れます。資格さえ取ってしまえばかなり時給がよく、$40超える求人も見かけました。
インダストリアルクリーナー
インダストリアルクリーナーもマインサイトクリーナーと同じく、実際のマイニングのサイトで仕事を行います。
採掘に使用するドデカい重機の清掃をするのがこのインダストリアルクリーナーです。
マインサイトクリーナーで必要なStandard 11やCoalboard medicalの資格に加えて、仕事を始める前にオンラインでのインダクションも必須となります。
服はどろどろ、エアコンのないなかでの仕事はとても暑くて、女性には少し大変な仕事かもしれません。
まとめ
ワーキングホリデーでマイニングの仕事はあまり知られていませんが、なんといっても時給が高いので貯金を目的としている人にはとてもオススメです!さらに、勤務している間の食費と宿泊費はかかりません!実質、月々かかっていたお金は携帯代とNetflix代くらいでした。
ただし、残念なことに日本人ワーホリの417のビザではセカンドやサードのカウントにはなりません。
わたしはギリホリだったので、セカンドビザのための仕事を終えてからは残りのワーキングホリデーをマイニングの仕事に捧げました(笑)
一つの選択肢としてぜひ検討してみてください!
マイニングジョブの探し方はこちらを参考にどうぞ▼
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