レンゲショウマを守るために、できること
こんにちは、花と緑の企画会社㈱JOUROのライターをしている岩田紫苑です。
突然ですが、レンゲショウマというお花をご存知ですか?
「森の妖精」と言われていて、緑色のまん丸の蕾が、徐々に紫色に色づき…白いガクが下向きに開きます。とても可憐なお花で、カメラ好きのあいだでは、大人気のお花。このような撮影ツアーの行程に組まれるほどです!
私も大ファンで、以前、群馬県の赤城自然園で見かけたときは、思わず夢中になって撮影していました。
しかし、このレンゲショウマ、実は複数の都道府県で、絶滅危惧I類や絶滅危惧II類などに指定されているそうです。
一体、なぜだろうか?地球温暖化の影響かな?と調べてみたところ、こちらの論文にたどり着きました。
御岳山地域は東京の青梅市にあり、レンゲショウマの群生地として、日本一を誇る場所!約5万株のレンゲショウマが自生している、と言われています。今回は、この論文内容を自分なりに嚙み砕き、4枚にまとめてみました!
いかがでしたか?論文からは、
・レンゲショウマがシカの餌になっていること。
・御岳山地域には、防獣柵で保護されている群生地と、
そうでない群生地があること。
・防獣柵は、レンゲショウマの保護に有効であること。
・写真撮影によって、踏みつけられる株も少しあること。
このようなことが理解できました。
そして、ココからは
運営しているオンラインサロン「花と緑の社会実験室soe!」の出番!!
「花×群生地」のプロジェクトチームとして、出来ることは何か?
全国のレンゲショウマ好きの皆さんが、登山前や撮影前に、上記のような知識を得ること。これによって、ルールやマナーが守られるようになり、足元のレンゲショウマに気付く方が増えるはず。
さらに、柵が未設置の群生地に対し、ファンが設置の要望を働きかけることはできないのか?
レンゲショウマに限らず…各々の花好きが、その群生地をしっかり守れる仕組みを作るなど、いろいろと、模索していきたいです!
まだまだ私も勉強中の身なので、群生地について知識を深めたい方、群生地好きの方、一緒に学んでいきましょうっ!
▶花と緑の社会実験室soe!
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