フラワーディレクターの可能性
こんにちは、花と緑の企画会社㈱JOUROのライターをしている
岩田紫苑です。
オンラインコミュニティ「花と緑の社会実験室soe!」の運営を開始してから
はや1年が経過しました。手探り状態でスタートしたコミュニティですが…
ほんの少しずつメンバーが増え、各々がプロジェクトを動かす日々です。
「花と緑の社会実験室soe!」の詳細は、こちらをご覧ください。
上の記事でも述べている通り、
「花と緑の社会実験室soe!」の活動目的は、
花に関わる働き方の多様化を生み出すこと。
具体的にいえば、フラワーディレクターを生み出すことです。
では、なぜフラワーディレクターが業界にとって必要なのか…?
花に関わる仕事=お花屋さんやフローリスト、というイメージが強いと思いますが、それは私たち消費者にとって、「お花屋さん」が一番身近な存在だからだと思います。
しかし、実際には、種を作る育種家さんがいて、その種を仕入れてお花を作る生産者さんがいる。生産したお花は、卸売市場に出荷され、そこで働く市場関係者と、仕入れにきたフローリストによって、機械ゼリや手ゼリで、お花の値段が決まる。仕入れたお花は、お花屋さんに運ばれ、下処理される。フローリストによって、そのお花はアレンジメントや花束へと変身する。
ラッピングに欠かすことのできない、リボンやセロファン・OPPロールを扱う資材屋さんもいらっしゃいます。
つまり、お花に携わる仕事は、おおまかに言っても、これだけあります。
・育種家さん
・生産者さん
・卸売市場で働く方
・フローリスト
・資材屋さん
さらに、ここに1つ。加えてもらいたいのが【フラワーディレクター】です。まだ職業として定着しているとは言えませんが、soe!主宰者の青木ふくめ、運営メンバーはフラワーディレクターに可能性を感じています。
お花のディレクター?一体なにをディレクションをするの?と
思うかもしれませんが、簡潔に述べると
花卉園芸業界で、営業/企画/マーケティングに特化した働き方をしている人、のことを指します。
実は、大手をのぞき、花卉園芸業界内で、
この分野に特化した会社はありません…
さらに、お花屋さんの多くは、家族経営や個人経営などの小規模事業者。
従業員が10人未満、という規模のお店も少なくありません。
そこで働く従業員の9割が、フローリストであり、
仕入れたお花を管理し、アレンジメントや花束を製作する方々。
接客しながら、販売促進のためディスプレイを整えたり、店内の清掃をしたり、時に配達業務もあり、とても多忙な日々を送っています。
つまり、業界全体として、営業/企画/マーケティングの部分が
抜け落ちてしまっているのが現状です。
先細りの業界にならないためにも、どのように販売促進をしていこうか?
ニーズを汲み取り、どんな商品やサービスを企画・開発したら、良いか?
どうすれば花卉園芸業界が盛り上がるだろうか?
考えながら、行動しつづけてきたのが
フラワーディレクターである青木です。
現在は、主に
・花と緑の業界に関わる人のオンラインコミュニティ「虹ノアトリエ」運営
・関わる人と環境にやさしいフラワーギフトプラットフォーム「HANAMUKE for biz」開発・運営
・廃棄されるはずだった茎を活用した商品開発「STEMN」プロジェクト
・お花屋さんのWEB集客サービス「シグナライザー」の提案
などに携わりながら
ほか、いくつかの企画案件もはしらせています。
そんな、フラワーディレクターのような働き方を目指すメンバーが集まっているコミュニティが、「花と緑の社会実験室soe!」なのです。
運営には、
IT企業に勤めながら、そのノウハウで花卉業界を盛り上げたいと奮闘する方
学生をしながら、花や緑に関心があり、soe!って面白そうと入ってくれた方
資材屋さんに務めながら、業界の企画やマーケティングに興味がある方
こどもたちに花に触れる機会を沢山作りたいと、活動している方
など、多様なメンバーがそろっています。
例えば、立ち上げたプロジェクトで行き詰ったり、悩んでいることがあれば、この多様なメンバーが、壁打ちとなり、サポートしています。
また、キャッチコピーを一緒に考えたり、
チラシのデザインを練ったり、意見を出し合ったりすることもあります。
まだ、誰も成しえたことのないプロジェクトだったり
企画だったりするので、試行錯誤を繰り返すという意味と、
その過程を「実験」としています。
いかがでしょうか。
フラワーディレクターという働き方に興味をもった方
花×○○、緑×○○で、花や緑の可能性を探求したい方
花と緑の社会実験室soe!に入りたい!と思った方
ぜひ、第一歩に、こちらの記事を読んでみてくださいね。
上の記事では、
花卉園芸業界の市場規模の説明から、お花の流通過程、
プロジェクトや企画案件が、サービスとして
カタチになるまでのプロセスや誕生秘話
フラワーディレクターの将来性などが、熱く語られています。
読んだ方は、間違いなく
フラワーディレクターの可能性を感じてもらえるはず!
私たちとともに、フラワーディレクターという働き方を広めていきませんか?