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11/22〜12/6 小雪のお菓子『落ち葉焚き -おちばたき-』

提供: 11/22〜12/6  *11/28休み
菓銘: #落ち葉焚き -おちばたき-
きんとん(小豆・山の芋) | 焼き芋餡

紅葉シーズンもたけなわ。昨今なかなか目にすることがなくなった落ち葉焚きを小豆と山の芋を使ったきんとんで映しました。中は焼き芋餡です。

 ♪ かきね(垣根)の かきねの まがりかど
  たきびだ たきびだ おちばたき ( 唱歌「たきび」 )

ちょっとした空き地が身近だった頃は掃いて集めた落ち葉を焚いて暖を取ったり、焼き芋をしたりする光景がありました。今では環境への影響や延焼への恐れから禁止されていることも多く、町中で焚き火が見られるのはどんと焼き(左義長)の時くらいでしょうか。

時の流れで薄れていく暮らしの風景を覚えているうちに子どもたちに話してみるのもいいかもしれませんね。

◎季節の一句
『散る紅葉褥としたる山の神』

紅葉が散り木々は黒々とした枝を見せ始める一方、地はまさに錦秋の彩りである。それを褥として、山の神も秋を越すだろう。

作: 志田 円(福岡・北九州の俳句結社「自鳴鐘」同人)

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