こよみ薬膳 #秋分 9/23〜10/7頃
昼と夜の長さが等しくなり、季節が深まっていく頃。彼岸と此岸が通じるお彼岸の中日。
寒さ暑さも彼岸まで。ここから夜の時間が長くなり、太陽から受け取れるあたためパワーが減っていきます。そろそろ冬支度、あったか計画をはじめませんか?特に冷え症の方、冬季うつ気味になりやすい方は早めの準備がおすすめです。
秋の長雨が過ぎると大気は乾燥し冷えてきます。日中はまだ気温が上がる日もあり汗腺はゆるんだまま、体表のバリアを高めるエネルギーも酷暑で消耗気味。そんな状態で乾いた寒風にさらされるとからだの潤いが奪われ、お肌がかさかさしたり、咳が出やすくなったり、お通じがわるくなったりしやすくなります。
からだが夏モードから秋冬モードに切り替わるのに少し時間がかかる時期だからこそ、身に付けるもので早めに防御するのが効果的。3つの首の素肌を覆うもの、軽めのストールや羽織りもの、手袋、足首が隠れる長さの靴下やタイツ、レッグウォーマーはいつでも使えるように出しておいて。
太陽が隠れてその力を借りにくくなる時期は一度冷えると再度暖めるのにたくさんのエネルギーを使います。(冷房より暖房の方が電気代がかかるのと同じですね。) ブランケットや暖房器具もまだいいかなと思う頃にスタンバイしておくと急に冷え込んだ夜も安心です。
足りないものはリストアップしてお買い物に。秋冬の服やコート、今の自分の好みに合っているか、気分が明るくなる色が入っているかもチェック。気分が落ちやすい季節をあたたかく楽しく過ごすプランを一足先に立てておくのもおすすめです。
今日のお菓子、菓銘は「栗きんとん」。生栗が出回りはじめ、和洋問わずお菓子屋さんでは栗のお菓子が目白押し。栗はからだを温めて血液のめぐりを良くし胃腸を調えるほか、足腰や脳など寒さや老化で衰えやすい機能を高めてくれるありがたい秋冬の実りの一つです。お通じがわるくなっている時は控えめに。
#こよみ薬膳 #季節編
#二十四節気 #秋分 9/23〜10/7頃 #お彼岸
#和菓子 #栗きんとん #夙川 #榮久堂吉宗
#煎茶 #茨城 #さしま茶
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?