ありのままの自分がいい。変わらない「好き」が強みと再発見|POOLO6期ブランチさん
現在、TABIPPOが主催するライフデザインコミュニティ「POOLO」の6期が絶賛活動中です。学生から社会人まで世界中から「自分の何かを変えたい」「人生で本当にやりたいことを見つけたい」という想いで自己理解を深めつつ、豊かな人生を手に入れるためにメンバーとの交流を楽しんでいます。
今回はPOOLO参加者のリアルな声を聞いてみました。
お話を伺ったのは、6期メンバーの「ブランチさん」です。
地元兵庫をこよなく愛し、時間を見つけては街歩きを楽しみながら現地の情報をSNSやブログで発信されています。POOLOが始まって3ヶ月が経過した現在の心境を聞いてみました。
(トップ画像はブランチさん作)
今回は顔出しNGとのことで、代わりにブランチさんが撮影された旅写真とともにインタビューをお楽しみください。
-では、さっそくですがPOOLOに入ることを決めた理由ときっかけを簡単に教えてください。
ぼくは以前から好きだった「旅」について考えたいなと思っていました。そこで偶然、Instagramの広告でPOOLOの案内が目に止まって。旅好きな人たちとの交流に興味を持ちました。せっかく受講するなら早い方がいいなと思い、申し込みました。
特に気になったのは、「ニューノーマルトラベラー」という言葉でしたね。旅好きなメンバーとの交流が一番の目的ではありましたが、このキーワードは一体どういう意味なんだろう?と興味を持ったことも今回の参加を決めたきっかけの一つです。
たしかに、「ニューノーマルトラベラー」ってかっこいい言葉だけど、実際どんな意味だろう?と筆者も気になって参加した一人です(笑)
-POOLO6期が始まって4ヶ月。参加してみた率直な感想は?
ひと言で言うと、とにかく楽しいですね。
普段の講義やチームMTGはオンラインがメインなので、リアルで会って少しでも一緒に旅をするのがすごく楽しいなと思います。また、いろいろなメンバーとの対話を通して、旅についての視野が広がったように感じます。
ぼくは兵庫県に住んでいるので、オフラインでの交流会は関西エリアがメインですね。ぜひ、いろいろなメンバーに自分の地元へ来てほしいですし、今後はもっと関東にも行きたいなと思っています。
地元関西を中心に、日本各地の交流会や旅に参加しているブランチさんの行動力はさすがです。これからもメンバーとリアルで会うのが楽しみですね。
-POOLOに入るを振り返ると、どんな毎日を送っていましたか?
POOLOに入る前は、<趣味を全力で楽しむために仕事をする>という毎日でした。これは今でも大きく変わらないですね。
ぼくは趣味として、地元の兵庫散策や一人旅を楽しんでいます。
メンバーとの対話や講義から刺激を受ける中で、「自分自身のやってきたことはこれでよかったんだ」と、<自分がありのままいることの良さ>に気づくことができました。
メンバーへの印象としては、みなさんいろいろ迷いながら参加されているんだなという印象を受けました。そして、ものすごく思考が深いんだなと感じる一方で、「自分はまだまだだな」といい刺激を受けています。また、「旅が好き」という共通点があるので、人生について考えるという点でも「自分もがんばろう」といい刺激を受けています。
POOLO生は自分や人生の「何かを変えたい」と思っている人が多い中で、ブランチさんは「自分はこのままでいいんだ」と軸になるものを再確認できたんですね。
-POOLOでは旅への視座を深めていく機会になると思いますが、そこで変わった旅への価値観はありますか?
先日、書籍「五体不満足」の著者であり当事者の乙武洋匡さんの講義を受けました。そこで印象深かったお話は、自分が旅をしている経験は当たり前じゃないんだなということです。そして、「旅」とひと言でいっても本当に答えはないんだなと感じました。
(講義では、乙武さんが車椅子で旅をすることのハードルや必要な工夫、体験談などリアルなお話が盛りだくさんで発見の連続でした)
旅には、人それぞれのスタイルや楽しみ方があると思います。ぼく自身もPOOLOに参加して、旅というものをもっと追求していきたいと思うようになりました。
ぼくはゲームが好きなので、目的を達成したり、ロールプレイングのように旅を楽しんでいる気がします。ですが、POOLOに参加したことを機に、「人に会いに行く旅」にもおもしろさを感じています。
実際に先日、広島県の福山という場所でPOOLO生と一緒に講義を受けて、その後はそれぞれが旅をするという機会がありました。こんなふうに地元ではない土地で、同じ時間を共有できるという経験はものすごくおもしろかったです。
これまでは旅先で気に入ったものや経験をコレクションすることに楽しさを感じていました。POOLO6期のメンバーがみなさん魅力的すぎるので、最近は「この人に会いに行こうかな」と新しい楽しみが加わりましたね。
旅の楽しみ方は人それぞれですが、会いにいきたい人がいることで土地の見え方が変わったり、楽しみが広がりそうですね。
-POOLOに参加して、ブランチさんはどんな強みを見つけましたか?
上位5資質は収集心、学習欲、最上志向、内省、調和性でした。昔からコレクター気質なところがあるので、これからも伸ばし続けていきたいです。
興味のあることは、とことん突き詰めて勉強したくなるタイプです。
あまり自ら積極的に発言するタイプではないですが、思考はマグマのように沸々と湧き出しているので、求められた時にはすぐ発言できると感じていますね。内省が強みとして生きている気がします。
また、昔から頭の中でいろいろなことを考えながら生きてきた実感はあります。自分としては、突発的に動くのがあまり得意ではないので、自分の中で問いを持って一つずつクリアしながら進んでいけるのが強みかなと感じますね。
第二タームのチームメンバーは積極的にアウトプットしてくれたので、自分はどちらかというと聞き手に回っていましたね。特に調和性を意識しているわけではないのですが、自然とそういったポジションにいる気がします。
ブランチさんはいつも熱心なので、まさに学習欲と収集心の塊だなと思っています。強みを生かして日々楽しそうに兵庫を語るブランチさんの笑顔は、みんなを元気にしてくれています。
-POOLOを通して、今後はどのような自己ビジョンを描いていますか?
一つは地元兵庫で旅の魅力を伝え続け、街歩きのエキスパートになることです。二つ目は、来年から島留学で島根へ移住をすることです。
大好きな兵庫を離れ、あえてちょっと不便な場所で生活レベルを落とすことで、新しい土地に住むからこそ気づける関西の良さを再発見したいなと思っています。
そこまでして関西が好きな理由は、方言が心地よいということもありますが、やっぱり人のノリが好きなんです。関西ならではの「ボケ」もそうですし、なにより土地の空気感というか雰囲気が好きですね。
これからも関西、兵庫の良さをたくさん伝えていきたいと思っています。
POOLO前半戦を終えて、ブランチさんにとって豊かな旅とはなんでしょう?
また、次はどんな旅をしてみたいですか?
自然のあるところ、散歩したくなる場所を旅したいですね。
これは兵庫に住んで気づいたことなのですが、日常生活の中であまり山が見えなかったんです。山に囲まれた内陸で育ってきたので、自分にとって「山のある暮らし」は必須条件でした。
一方で、海のないところでもあったので海を見ると新鮮な気持ちになります。海や山のあるところでは人との交流が生まれやすいと感じているので、海と山がある土地を旅するのがとても好きですね。
旅をしていると、自然がある場所では人との交流が生まれやすいなと感じる一方で、大阪の街中ではなかなかそういったことがありません。一人で田舎を旅するときは、道ゆく人に自分から声をかけて会話が広がることが多いので、そんな時間が自分の心を豊かにしてくれるなと感じています。
散歩のしがいがあるという点では、路地裏があるとワクワクしながら入ってみますね。そこであえて、「SNSで見てきたんです〜」と伝えることで会話が生まれたりして。
いわゆるローカルといわれる場所で人との交流ができる旅こそが、自分の心を豊かにしてくれます。
-約8ヶ月間のPOOLOは早くも折り返しです。
後半戦に向けて、やりたいことや意気込みをお願いします!
今後やっていきたいこととしては、兵庫県についてのオンライン講座と街歩きですね。
もちろん現地でみんなと一緒に旅をしたいですが、オンラインであれば他のメンバーも参加しやすいかなと思うので。
兵庫に来るなら、「神戸以外にも遊びに来てよ」と心から思っています。
特におすすめなのは、電車が1時間に一本しか来ないような丹波や北播磨などちょっと不便なエリアですね。不便なことも含めて街の良さを体験してほしいですね。
昔から地元の兵庫をこよなく愛し、時間さえあれば街歩きの旅を続けるブランチさん。変化を求めるメンバーが多い中で、改めて自分がありのままでいることの意味を見出せたという気づきは、今ある豊かな生活を存分に楽しんでいるブランチさんらしいエピソードでした。そして、多くを求めすぎずに毎日を豊かに丁寧に暮らしていこうと思います。
インタビューへのご協力、ありがとうございました。