進撃の追憶「恋愛」
トリノ「ん…ここって…」
タキオン「君がトリノ…」
トリノ「私は…海で…いや、空で撃たれて
」
タキオン「何を言ってるんだい?そんな記憶流したつもりは………シオン」
シオン「エラ、新しい家族だ」
トリノ「初めまして!エラ」
進撃の追憶 「終焉双弓」
タキオン「ところで当たり前のように私の薬飲んでるけど大丈夫かい?」
カフェ「…私の術式がありますエラに」
タキオン「相伝の術式かい?」
カフェ「いえ」
タキオン「にしてもローゼをトリノに渡すなんてねぇしかも名前をマーレに変更するって
ローゼで良いじゃないか!始祖ユミルの娘の名前」
カフェ「静かにして下さい」
タキオン「そういや奴隷が反逆するらしい
一回ボコボコにした方が良いんじゃないかいそう思わないかいカフェ?カフェ…?…!」
カフェ「エラが使いかけてる」
シュッ
エラ「喰らえ冥府のー」
カフェ「ヤメロ」
エラ「カフェ…領域展開すれば良いでしょ?」
タキオン「…まさかそれを持っていたとはねぇ!
終焉双弓術式終転冥府の弓矢」
トリノ「私も持ってるよ!」
タキオン「…知ってるさ
始祖ユミルが憧れた伝説の女王…
ヒミコサイス
何故だか知らないが似ている
そして初めて終焉双弓術式淵転紅蓮の弓矢を使用した
私も所有している
宇宙史上最も世界を滅ぼしたのさ
一つ言うのなら
安易に使うと
銀河1000個分の生命が文明が世界が滅亡する」
トリノ「その程度で済むんだ」
タキオン「…(危ないねぇ)
発言には責任を持ちたまえよ」
エラ「…怖い」
カフェ「エラもつか」
エラ「…」
カフェ「…」
シーナ「…おはよう!掃除しに(隠し子!?)」
トリノ「おはよう!誰?あ!奴隷だ!」
カフェ「違いますダイソンです」
シーナ「…」
オル「…」
オル「隠し子?」
シーナ「知らないわよ」
オル「ウイン様に聞い」
シーナ「様!?」
オル「ジェルからの命令だ」
ウイン「エーリェ」
オル「あっちにも居た」
シーナ「嘘よ見た事ないわよ!」
オル「二千年知らなかった」
ネーロス「フオル!」
シーナ「あら可愛い」
オル「…え?」
パリパリ
ネーロス「うああっ」
「これじゃ!到底戦士にはなれない!」
「私に…此奴を殺す勇気があれば…」
「お前が始祖を継承し無ければ!エルディアは終わりだ!それが出来ないならマーレに突き出す!」
「カール!お前が巨人の力を分配させた結果がこの巨人大戦だ!死んで償え!」
「お前がいくら人質に取ろうと関係無い迫害をもたらしたとしてもいつかヒィズルはまた呪いを放つだろう!」
ネーロス「あぁぁぁぁぁぁぁ」
オル「…名前は!」
ネーロス「…名前はネーロスアッカーマン」
オル「は?」
シーナ「…え?」
シオン「え?ネーロスに記憶がいっ」
タキオン「何も知らない子供に叩き込むのが思想を作る」
シオン「なんて事を…ネーロス」
ネーロス「…余は……」
シオン「ネーロスそんな埃臭い奴隷の近くに居ないでエーリェが寂しそうだから」
ネーロス「…」
トリノ「エラ」
エラ「…」
エーリェ「あ!かけっこしない?」
ネーロス「…」
エラ「…男一人…はぁー」
トリノ「…じゃあ」
カフェ「私達の話でも…聞いてくれますか」
タキオン「その力が何故存在して何故使ってはいけないのか」
カフェ「まず…三千年前とある男へ冥戒から…
冥府の弓矢が刻まれました
そして二万二千年前の少女に紅蓮の弓矢が刻まれました
それは絶望と心配を表して
様々な生命を奪い
抗う為使った
それはー」
シオン「話す?」
カフェ「…駄目ですか?」
シオン「話せ」
タキオン「…トリノ…女王に本当になりたいのかい?止めた方がいい」
トリノ「…やだ」
タキオン「それは何故だい?」
エラ「…トリノ聞いてた?」
トリノ「お姉ちゃんの方聞いてたから聞いてなかった」
エーリェ「怖い」
ネーロス「…余の術式は?」
エーリェ「知らない」
トリノ「…私はお姉ちゃんの記憶があって…それ以外に
ならなければいけないって気がする…
それはそのヒミコサイスの呪いだから
ローゼ…マーレの女王にならなければいけない
」
ネーロス「気がする?それなら余の方が王に向いて」
タキオン「奴隷の子供は黙りたまえよ!君に発言権は無くてねぇ!舌でも千切るかい?」
トリノ「それ以外には単純に宇宙の支配権が欲しいから」
ネーロス「は?それで…支配したら」
トリノ「虐殺でしょ!?ね!お姉ちゃん」
タキオン「…可愛いねぇ!」
エラ「…怖い…(まぁ怖く無いけどさ)」
トリノ「此処が…ローゼ…あれ?ローゼってローゼ区の事じゃないの?って…滅びてる…」
タキオン「シオンが滅ぼして結果…あっあ‘あ‘あ‘っはぁはぁフラッシュバックって酷いねぇ」
トリノ「…今ので建物均されたけど…お姉ちゃん?」
タキオン「!?大丈夫かい!?いやもうダメだろ…え?待ちたまえ!何故私の術式が効かないんだい?あり得ない」
トリノ「…天与呪縛術式破壊視」
タキオン「…え?…そんなの術式が効かないなんてあり得ないまるでユミルの民じゃないかユミルの呪いが」
パリパリイッ
「私は術式を捨てたいあんな事になるのならでも呪霊がいるから…」
タキオン「…成程ねぇだろうと思ったさトリノ!」
トリノ「…」
エラ「へぇー血だらけ!」
シオン「…」
カフェ「…ローゼを渡して…な」
シオン「ウマ娘をエルディアから隔絶
ローゼでプロパガンダを行わせる
他国への侵略で使う大義名分として情報工作する
まぁジェルがバラすんだろうけどさ
奴隷なんて嫌い」
カフェ「…」
タキオン「…酷い計画だねぇまぁ前みたいにウマ娘に同情して怒り狂うわけないがね」
トリノ「…酷いwww」
エラ「…(胸大きいな…え…あぶなっ思春期特有の目線が胸に」
トリノ「(あっエラ心の声出しちゃった…あっやば」
シオン「…なんであんなヘマすんのかなー」
カフェ「可愛い…」
トリノ「////はぁ」
エラ「…あっああ帰って寝るねおやすみ」
トリノ「まだ三時!お昼寝?」
エラ「わわかるだろ!あぁ…絶対変態って思ってるだろ!?」
トリノ「え?…(弱み掴んだ…後は宇宙の支配権エラにあげたら…振り向いて貰え」
エラ「怖い…だけどさ!まだ足りない!
もっと良いプレゼントが無いなら」
トリノ「…え…宇宙好きにして」
エラ「目の前で殺されてる奴隷がみたい」
トリノ「え…?それもできるよ?自分でやって!」
エラ「トリノがやって?」
トリノ「…えっ?」
エーリェ「怖いよエラ!やめ」
トリノ「わ、分かったそれで」
エラ「ふふっはははっ」
ネーロス「…エラ…あいつよりも余ならもっと」
エラ「へぇー?」
ネーロス「余なら奴隷になれる」
エラ「…面白そう」
エーリェ「…」
シーナ「ネーロス様…軽々しく奴隷になんて」
ネーロス「…シオンがオル様を奴隷にして償わせるのって大切に思ってるからだ何故なら
大切に思って無いならすぐ切り捨てる」
シーナ「…!?
「奴隷じゃない!奴隷ならリヴァイに雑巾掛けを教えさせない!」
ありがとう!ネーロス!確かにそうね!
みくびっていたわ」
オル「余の為に…うあっごめんなさい!…」
シオン「…オルの奴隷を使って」
トリノ「分かった!ありがと!」
エラ「…奴隷って…気持ち悪っ」
エーリェ「…酷いよエラ!」
エラ「軽々しく自己犠牲騙るのが嫌で怖い
奴隷を従えるなんて従えてる方が奴隷だ
何より奴隷の血筋なんて近くに置きたく」
エーリェ「…?まさか王家の血…?」
エラ「知らなかった?ヴェールフオルはー」
シーナ「…酷い」
ネーロス「?何があっ」
シーナ「貴方…利用されてるかも」
オル「そういえば…何故ネーロスが触っただけで
記憶が?記録では巨人のみに起こるってー」
エーリェ「…ネーロスが…」
シオン「…はぁ隠し通せなくなったか」
タキオン「あーあバレちゃったねぇ!」
オル「何故余を生かしていた!?教えろ!
嘘だろ!?余を何故蘇らせ」
シオン「ヴェールフオル…お前が王になった理由は
王家の血を引いているからだ
だから王に固執するそういう奴隷の血なんだよ!
ネーロスが可哀想だろ?
何より試したかったんだ
フリッツの思想に侵されるのか
あの日お前が王になる前から
お前はフリッツにつくのか?
それを確かめたかった
ユミルの血…いやシーナの血を引くフリッツの最悪な本能を潰したかった
だがそれではユミルフリッツに対する憎しみは収まらない」
ネーロス「…なんで余を」
シオン「…はぁ」
タキオン「トリノがショーをするらしいねぇ観に行こうじゃないか…気を取り直して」
ネーロス「…台無しにしてやる」
エラ「楽しみ!」
トリノ「始まり!じゃーまずは!
ヴェールの姉解体ショー!
冷凍保存されていた遺体を解体するね!
そしてヴェールに試食させて」
エラ「ふふふっ」
ネーロス「……オル様?」
オル「…ふざけるな」
トリノ「…奴隷には舌要らないよねエラ」
ザシュッ
オル「…あっあぁ」
ネーロス「なんで…こんな事するんだ!」
トリノ「分かるでしょ?」
ネーロス「は?」
トリノ「フリッツを許さない」
シオン「ヴェール、何で2000年も経って反転術式を使えない?
今回は治さない」
ネーロス「何故余を作っ」
トリノ「…?哀れだね!」
ヴェール「……」
ザし…
ヴェール「…あ…あ?」
ヴェールから術式が消失
トリノ「…助けて欲しい?
エラ!まかせるね!」
エラ「…さっさとどれーい…なんだっけってか知らない奴隷じゃねでいっか?ヴェールは抑えとくから馬刺しで行こう!」
ネーロス「天与呪縛…王歴兵装
領域展開 戦恐双呪
」
スッ
エラ「うわ…領域展開…
術式解放 領域反逆」
ネーロス「何で領域が効かないっ…」
エーリェ「…何で私迄巻き込んだの?」
ネーロス「あっエーリェ!?何で領域に
許して」
エーリェ「…後は私が」
ネーロス「…待てエーリェ!わざと」
エーリェ「何で王家の血が奴隷なのか
それは
赤血操術 血海」
ネーロス「おっぇ…何故血が」
エーリェ「何でヴェールが居ると思う?
まぁ今度話すよ
勘も悪いんだね」
ネーロス「…エラ…何故余を!選ばなかった」
エラ「…奴隷って気持ち悪い」
ネーロス「…何故余の大切な人の姉を馬刺しに」
エラ「死んでるから、死体は喋らないから」
ネーロス「裏切り者!」
エラ「先に悪魔に堕ちたのはそっちだ」
トリノ「ねぇ…ヴェール消えた
エーリェが持ってった」
エーリェ「反転術式」
ヴェール「あ…!ありが」
ゲシッ
エーリェ「奴隷は見せしめにしなきゃ」
エラ「…ありがとう!トリノ」
トリノ「使わない?〈弓〉」
ヴェール「…奴隷じゃない」
エーリェ「楽しかった」
シオン「ラグナロクの所有権を剥奪
ジェンティルドンナは悪魔として
祓う」
ヴェール「…何言ってんだジェルとの連絡が出来ない!…計画が」
ウイン「シュゴッドを皆殺しにし
悪魔を滅ぼす
待ってるよ!エース
全てのライダーを一匹残らず皆殺し!
味わわせろっすよ」
人が死に 機械が壊れ
数多の悪魔を蹂躙する
開戦の宣戦布告を騙る
次回 「審判II神罰」
開戦!!