子育て母ちゃんの美容事情〜メイク、お風呂上がり編〜
私はコスメが大好きです。働いていた時は、収入のほとんどをコスメに使っていたけど、癒やされるし、キレイになれるし、仕事を頑張る理由になっていたし、コスメと私はウィンウィンの関係でした。
妊娠や出産をしても、メイクを楽しんで「かわいいお母ちゃんになるぞ♡」と思っていました。が、つわりが重たくて、化粧品のにおいがダメになりました。コスメのキランキランに酔ってしまう症状もあって(そんなつわり聞いたことないけど)妊娠して早一か月、それらを封印しました。
本当に悲しかったです。大好きなものを嫌だと感じてしまう悲しさったらなかったし、私の人格の中に「けちんぼババア」というキャラクターがあってそのけちんぼ精神で、高かったのに…勿体ない…と思ったし、でも私を操るホルモンとやらには誰も抗えないし、理想とは離れた、すっぴんゲボゲボマタニティ星人が誕生しました。
そして、産後。よーし!メイクすっぞー!と思った矢先に「赤ちゃんに化粧品の粉やらなんやらつけたくない…!!」という気持ちが溢れました。うちのお子はお肌も弱いし、余計にです。遊びに行く日は、眉毛かくだけ、アイシャドウ塗るだけ、になりました。
赤ちゃんに優しいオーガニック化粧品を揃えないと!と思っているけど「え、じゃあ今まで買ったコスメの宝石箱は…?むむむむむ…だ…?」と、うちのけちんぼババアが震えています。
まあでも、メイクを楽しんでいた自分を取り戻したいので、そのうち買います。誰か一緒に百貨店へ行きましょう。
Q.メイクをしないということは、お肌がみるみるキレイになっていくんじゃないですか?
A.いいえ!!!?!?衰えていくばかりです。産後のホルモンバランスの影響でしょうか、髪は抜けるわギシギシになるわ、お肌はボロボロだわ、何もしなかったらボロ雑巾のようになりましたよ。
「何もしなかったら」ここがポイントです。
私はお風呂上がりに、お子のお着替え、ドライヤー、保湿、お薬をしてから、自分のことをします。その間約10分です。
たった10分って思うかもしれないけれど、お風呂上がりの保湿はすぐにするべしってしんだじっちゃんから習いませんでした?放っておかれた26歳女性のお肌には、化粧水も何も浸透しません。
何もしなかった、ではなく、あまりちゃんとできなかった、そんな日々があります。
お子の保湿をすぐにして、化粧水を触っていないきれいな手でお薬を塗ってあげたいから、いいんです。もっと言えば、丁寧にしたい洗顔も、お子を待たせているからチャチャチャーとスピーディーにしているけど、いいんです。自己犠牲ではなく、母性です。
そんなわけで、ずっとお肌の調子が良くないけど、これからも改善のしようがないけど「ああ、これ?マスクかぶれ」「ああ、これ?花粉症」「ああ、うん、産後でね…ホルモンがね…」を乱用していきます。全部ホルモンのせい。(もうすぐ一年が経つけど、いつまで産後を理由にしていい?)
また気が向いたら、他の部分の美容事情を書きます。
おしまい。