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siomemo1134「世界を変えた100の小説 (上)」

世界のさまざまな実験小説を紹介した木原善彦さんの『実験する小説たち-物語るとは別の仕方で』(2017)、大変刺激的な本でした。今年、この本を読んだので、『世界を変えた100の小説』(2024)も気になったのでしょう。著者のコリン・ソルターさんはスコット・クリスチャンソンさんとの共著で『歴史を変えた100冊の本』(2019)なども編んでいます。ちなみにクリスチャンソンさんは『世界を変えた100の図表』という気になる本も出しているようです。

以下は『世界を変えた100の小説』袖文より
文学史上の金字塔、ファンタジー、SF、ミステリ、現代のベストセラーまで、世界の文化・芸術・思想に大きな影響を与えた代表的な100人の作家とその最も重要と考えられる小説作品を集め、書影や関連図版とともに紹介する。

27pに『ロビンソン・クルーソー』が紹介されています。この本は「漂流物語というジャンルをつくった」とあります。100の小説が与えたもの、いまも影響を与えているもの。新しい道をつくった小説。興味深いです。

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