塩見直紀の試行100(047)「AtoZdeep対談」
半農半X研究所の塩見直紀が試みてきた小さな100個(本、ワークブック、ワークショップ、ツーリズム、コンセプト、コレクション、法則など)を紹介しています。
都会ではいくら待っていても「自分のラジオ番組」を持てるというチャンスが巡ってくることはありません。生まれ変わってもきっとそうでしょう。でも、地方だとそれができる可能性があります。僕の場合だと、故郷の綾部のコミュニティFM「エフエムいかる」さんと、福知山のコミュニティFM「京都FM丹波」さんには、よくしていただいてきました。
今回、紹介するのは、福知山のコミュニティFM「京都FM丹波」さんにお力添えいただき、月1回、「AtoZ」を使ったラジオトーク番組(生放送)の試行についてです。
福知山市民のみなさまに自分のキーワードをA~Zで書き出す「自分AtoZ」を記入いただき、書かれたAtoZのキーワードから、ゲストのdeepなお話をうかがう。それが「AtoZdeep対談」で、2018年から2021年3月までの間、おこなってきました(パンデミックで2020年は休止が多かったことを記しておきます)。
番組は1時間弱。その間、2曲流れますので、限られた短い放送時間のなかで、ディープなお話をうかがいつつ、このご縁をいかし、何かコラボできることはないか、新しいアイデア、商品、サービス、仕組みを福知山に生み出せたら。そんなことも目標にしていました。実現できたかわかりませんが、市民ひとりひとりのAtoZが聞けたら、まちはきっと変わっていくだろうということでした。