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for serendipity859「愛読者への四十四の問い」

ミヒャエル・エンデの『エンデのメモ箱』(1996)より。まずは本のカバーそで文を紹介します。

ミヒャエル・エンデは、何十年もの作家活動のかたわら、書斎に置いた箱に、メモや、原稿用紙、そのほかちょっと変わった紙切れを集めてきた。手書きやタイプライターで書かれたそれらには、着想を書きとめたメモや創作ノート、小説の書き出し、さまざまな詩、短い戯曲のシーン、辛口の文明批評などがあった。そのほか、児童文学をテーマにした日本での講演、生い立ちを綴ったエッセイ、画家である父エドガー・エンデに関する論文、子どもからの質問に答える形で語る『モモ』の執筆方法などによって、多角的にみずからを表現している。そしてユニークなことば遊びも…。113の長・短編から、エンデの多彩な面が万華鏡のように浮かび上がり、物語作家でもあり思想家でもあった著者の創作の秘密が、いま明らかになる。(『エンデのメモ箱』カバーそで文より)

113の長・短編の1つが「愛読者への四十四の問い」です。拙著『半農半Xという生き方【決定版】』(ちくま文庫)や近著の『塩見直紀の京都発コンセプト88~半農半Xから1人1研究所まで』(京都新聞出版センター)、『半農半X的 これからの生き方キーワードAtoZ』(農文協)を読んでくださった方への問いを僕も考えてみるってどうでしょう。そういえば、僕もいろいろなメモがあります。このnoteもその1つです。エンデだからできたメモ箱の書籍化ですが、僕らもできないことはないと思うのでした。




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