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いつの世、どこの国でも詩人や画家はその作品のどこか一面、一部分にせよ、時代を抜きんでた前衛(アヴァンギャルド)たるところがなければ、結局、彼は古典となりえず、後世に残ることがないように思われる。(与謝蕪村論で有名な芳賀徹さん、京都造形芸術大学長時代のことば)。何度も紹介しますが、「僕の好きなことばベスト10」級のことばです。芳賀さんの本は未読でしたが、今年、『詩歌の森へ』(2002)を拝読。芳賀さんのことば「その作品のどこか一面、一部分にせよ、時代を抜きんでた前衛(アヴァンギャルド)たるところがなければ」について詳しく記した本を求めて、『與謝蕪村の小さな世界』(1986)を読んでいます。

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