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for serendipity1255「自分の手持ちの概念では腑分けのできない思想だ」

鳥取の「定有堂書店」の奈良敏行さんがこれまで書いてこられたエッセイをまとめた『町の本屋という物語-定有堂書店の43年』(三砂慶明編、2024)。奈良さんが推薦されてきたという内田樹さんの『態度が悪くてすみません-内なる「他者」との出会い』(2006)が気になり、時を経て、拝読。200pにでてくることば。

「自分の手持ちの概念では腑分けのできない思想だ」
「世の中には、自分の手持ちの概念ではカテゴライズできない出来事が存在する」(200pより)

たとえば、コロナ禍の2020年以降、僕は「手持ちの概念」をどれくらい増やせただろう。


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