![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134125029/rectangle_large_type_2_499dd028a27948aa20f06d925c757d9d.jpeg?width=1200)
for serendipity949「私自身がことばで限界をつくっている」
「詩業家」という肩書をつくった詩人・上田假奈代さんの『釜ヶ崎で表現の場をつくる喫茶店、ココルーム』(2016)より。
ここにきて、また「仕事」というものを考えることになった。資本主義の日本の社会で何を仕事とするのか、詩の仕事があるとしたら、それは何か。半年ほど悶々と悩んだ末に、私自身がことばで限界をつくっていることがわかってきた。その限界を乗り越えることばをみつけることができれば、きっと乗り越えられる。(47ー48p)